資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

1級土木試験の経験記述添削

2019年08月01日 | 土木施工管理技士資格とその活用

 夏は、夏山に登りながら、ガス主任技術者試験の講座を中心に仕事をしている。スポット業務で、企業診断やエネルギー講座の改訂作業なども行う。そんな中で、今年から1級土木施工管理技士の通信添削の仕事が入ってきた。

 1級土木施工管理技士の実地試験は、土工やコンクリート、品質管理・安全管理などの穴埋め・記述式問題が中心だが、最初の2問は受験者の経験記述を書く。経験記述は、全部で30行近くも書く、小論文である。市販の問題集のコピペなどはすぐバレる。オリジナル性がポイントだ。

(経験記述の問題例)

 

 私は、この添削作業が好きである。指導のポイントは、土木技術の課題と解決策を織り込み、その現場のオリジナル性を重視し、所定の文字数で、しかもわかり易く書く。

 この添削は、動画講座を申し込まれている私の受講生からなんだが、面識などはない。メールでいきなり注文が来る。土木工事の場合は、現場現場で施工内容や施工方法が違うから、いわば注文生産だ。中には知らない工法も出てくる。こんな場合は、インターネットで工法の特徴を調べて、施工のポイントを把握してから、添削に入る。

 ところで、この添削がうまくなる方法はなんだろう、と考える。それはもちろん土木技術に詳しくなることが第一で、私は土木学会の正会員になり、月刊誌の購読で最近の業界動向を知るように努めている。それにもう一つ、いろんな分野の読書量と書き込み量が大きいのではないか。私の場合、読書が好きで、毎日ブログに書き込むから、こちらは半自動的に鍛えられる。

 受講生の皆さん、10月の試験に向けて、もう少しのガマンですよ、そうすれば合格ラインが見えてきます。

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