資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

イエール大学浜田教授からのFAX

2012年11月28日 | 政治
 先日、自民党安倍総裁が公約で金融政策を発表したところ、野田総理がそんなのは「禁じ手」だ、「世界の非常識」だ、と非難していた。そこで安倍総裁は、経済政策を発表したところイエール大学の浜田教授からFAXをもらったと言っていた。記憶にある方も多かろう。そのFAXの内容が、安倍総裁のfacebookに記載されていたため、転載する。結構、わかりやすい。これに野田総理はまた反論するのだろうか。

・・・ここから転載・・・


 デフレ脱却のための私の経済財政・金融政策について、野田総理は日本銀行という腹話術師に操られる人形のごとく、お経を述べています。また、白川総裁も発言されたようですが、先程、世界的に有名な経済学者の泰斗であるイェール大学の濱田教授から私のもとにFAXが届きました。
ぜひ、日本の皆さんに伝えていただきたいとのことでしたので、ご紹介させて頂きます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 日銀法改正以来、日本経済が世界諸国のほぼテールエンドの足跡を示していることから、そこでの金融政策が不十分であったことは明らかです。日本経済の望ましくない症状として、デフレ、円高という貨幣的な症状が出ているのですから、それに対するのは金融拡張が当たり前の処方箋です。

 野田首相は、金融に訴えるのは世界の非常識といわれますが、
<Wall Street Journal>金融に訴えないという議論こそ、現在の世界の経済学から見れば非常識です。
野田首相は、地動説の世界で天動説<日銀流金融理論>を信奉しているようなものです。このことは、最近私がマンキュー、ハバード、ノードハウスなど超一流学者とインタビューして確認しました。

 政策手段としてはインフレ目標が望ましいと思います。IMFのチーフ・エコノミストのブランシャール<ブランシャード>も4%まではいいといっているようなので、これだけ長いデフレが続いて、人々のデフレ期待が定着している日本経済に活を入れるのは、安倍総裁の2~3%がまさに適当といえると思います。
また、インフレ目標は、金融緩和が行過ぎてインフレが始まりそうになるのを防ぐという、インフレから国民経済を保護する機能を持っています。

 デフレ脱却のためには、日銀の国債引き受けでもいいですが、それが強すぎるというのなら、総裁のおっしゃったように日銀が国債を大規模に買い入れればよいのです。ただ、ゼロ金利に近い現状では、買い入れ対象が短期国債では効きません。長期国債、社債、株式の買い入れも必要となるわけです。バーナンキ議長がやっている抵当証券の買い入れも必要となるわけです。バーナンキ議長がやっている抵当証券の買い入れも、このような考え方に基づいています。

 日本経済の高度成長期には一桁、5%未満のインフレが通常でした。2度の石油危機の時には二桁のインフレになったこともありましたが、それを日銀は見事に克服しました。言い換えれば日本経済の奇跡的成長は緩やかなインフレと共存していたのです。そして日銀はインフレが昂進しそうになればいつでも制御した実績があります。このような歴史から見れば、デフレを克服するとハイパーインフレになるというのは非現実的な脅しに過ぎないのです。

ゴルフにたとえれば、今の日銀は雇用改善、景気回復という目標のホールを目指さずに、ホールの向こう側には<ありもしない>崖があると称して、バンカーに入ったボールをホールの方向に打たない、あるいはパターでしか打たないゴルファーのようなものです。


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また改めて申し上げますが、私は物価目標について、「名目2~3%を目指す。私は3%が良いと思うが、そこは専門家に任せる」「建設国債の日銀の買い切りオペによる日銀の買い取りを行うことも検討」と述べている。
国債は赤字国債であろうが建設国債であろうが同じ公債であるが、建設国債の範囲内で、基本的には買いオペで(今も市場から日銀の買いオペは行っているが)と述べている。
直接買い取りとは言っていない。
言っていない事を言っているとした議論は、本来論評に値しない。

安倍晋三Face Book

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ガス主任技術者試験の動画講座を作成中!

2012年11月28日 | ガス主任技術者資格とその活用
 文京区のスタジオで、ガス主任技術者試験の動画講座の収録を開始しました。防音設備やテレビカメラなど立派なスタジオです。

 ガス主任技術者試験は甲種、乙種のレベルがあり、甲種乙種とも学科と論述からなります。学科は、基礎科目、ガス技術科目、法令科目となっていて、ガス技術科目には、製造分野、供給分野、消費機器分野に分かれています。

 収録は、1科目1分野1時間半から3時間の講座です。パワーポイントでポイント解説を行ってから、問題を解いていきます。1科目1分野9章からなり、1章が10分前後で短くして、飽きないようにしています。これから、1月末まで毎週収録です。

 パワーポイントと私の映像が合成されて表示されます。また、途中画面に書き込みができて、実に便利です。パワーポイントにはアニメーションという機能がありますが、これを使わないでも、ペンで画面に書き込みして表現できます。また、ポンチ絵などもその場で書くことができます。

 今回は、そのデモ講座を紹介します。こちらの講座です。ご覧ください。(1個所しゃべりを間違えています、ご容赦を!)
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