資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

事実、意見、感情

2012年11月02日 | 執筆・講演・診断
 今、半年間の期間で、ある建設会社の管理者研修を行っている。全体の企画から、研修資料から、実際の講義、事例研究の作成などすべて行っている。

 その中の「管理の基本」というパートの中で、「管理は事実に照らして」という部分がある。この具体的な事柄として、事実、意見、感情を区分せよ、と言っている。つい最近、研修でしゃべったばかりだ。

 「事実」は、客観的に誰もが同じに見え、素直に受け入れる。「意見」は、部分的には明らかで、残りの不明分は推論する。推論だから、受け止めは人によって異なる。最後の「感情」は、事実がよくわからない事項に、自分の好き嫌いで言うから、ほとんどの人は受け入れを拒否する。従って、事実、意見、感情をよく区分して対応しろというものだ。

 話が戻って、尖閣問題は、事実があんまり知られていなくて、感情ばかりが先に行っているようだ。中国の庶民なんぞは、事実を知る手だてがないんだろう。日本もマスコミが、事実については、あんまり言わない。逆に感情が突出しているようだ。

 何事も、事実に基づいて、事実、意見、感情をよく区分して対応すべし。
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