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資格マニアの徒然草ブログ~人生は八合目からが面白い

このブログは、すでにアメーバブログに移行していますが、9月まで並行して更新していきます。今年は百名山完登が目標です。

検定不合格中学歴史教科書

2021年08月24日 | 読書感想

 

 ようやく読み終わった分厚い書籍だ。中学歴史の検定不合格教科書。あの明治天皇の玄孫、竹田恒泰氏の本である。聞けば、竹田さんは何年も、この検定に挑戦しているらしい。

 この本の特徴、①まず分厚い。巻末資料を抜いても367頁もある。なかなか読めない。②欄外に不合格載の理由がたくさん書かれている。その数5百か所以上、

 たとえば、本文の問題だという箇所に横線が引いてあって、欄外に「生徒にとって、理解しがたい表現である」と書かれている。検定する方は、よくもまあ、これだけチェックしたものだと思う。

 中には、日本神話のページで、「~二柱の神は神殿でまぐわいをなさいました~」は、「生徒の発達の段階に適応していない」と。中学生が読むんだから、「まぐわい」はまだ早いよ、ということだ。

 しかし、この教科書、なかなか深い内容だ。今の中学生は、こんなに詳しいことまで学習するんだろうか、私の中学生時代は、もっと薄く、簡単な内容だったと思うが。

 それにしても、竹田さん、ラーメン店の経営(先日、新橋のラーメン店に入った、結構おいしかった)に、ビットコインの販売や、評論家活動、そして歴史教科書の編纂と、マルチタレントだね。

 

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「ゼロコロナという病」を読んで

2021年08月11日 | 読書感想

 

 アマゾンでベストセラーとなっていると聞き、「ゼロコロナという病」を取り寄せ、読んでみた。財政出動の藤井先生と元厚生技官の木村盛世さんの共著だ。

 なぜ、世界有数のベッド数を誇る日本が、海外に比べると感染者数は、さざ波程度で、医療崩壊の心配があるのか、よくわかった。

 政府は、自粛、自粛はよく言うが、その効果はよくわかっていない。過去の宣言は、宣言したときはもうピークアウトしたときになっているそうだ。現在、埼玉県も人出は平常時とあまり変わらない。実は皆、心の中で、自粛は大した効果ないと感じてるんだろうな。

 そして逆に、医療は、強力な伝染病の2類のままで、体制は、ほとんど強化されていない。悪いのは、公立病院に任せて大したこともしていない開業医、それを束ねる医師会、1年半以上も無策だった厚労省、自粛だけを叫ぶ分科会、それに、コロナを煽って、テレビしか見ない高齢者を恐怖に陥れている、マスコミだ。

 帯にもあるが、テレ朝モーニングショーのディレクターが「コロナ、ガンガン煽りましょう」と楽屋で言ったそうな。どうしようもない。昔、太平洋戦争での朝日・毎日新聞は、「進め、一億火の玉だ!」で、戦争は儲かると分かって、ガンガン煽った。コロナも儲かると分かったんだろう。

 一昨日、BSフジで、医師会も協力し、ホテル確保も進むと、自民党の代議士が言っていたが、ほんとかな。高齢者のワクチンが進んだ今、死者はほとんどいなくなって、弱毒化しているコロナ。

 重症者は出ているが、私のように、ワクチン打った中高年にとって、それほど怖い病気ではなくなった、死なない病になってきた。自粛の中には鬱病になっている方も多いと聞く。もう少しでワクチンも行き渡る。出口のないトンネルはないよ。

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「のれん分け」ビジネス

2021年08月02日 | 読書感想

 21世紀型「のれん分けビジネス」という本を読んだ。この本、以前、ビジネス出版アカデミーという、中小企業診断士の1年間のセミナーに参加したが、その中の仲間が出版したものだ。

 私は、その仲間達が出版したときは、必ず1冊購入する。そしてフェイスブックなどに投稿する。その投稿が、私以外に何人もが投稿する。これって、嬉しいものだそうだ。

 「のれん分けビジネス」の話は、店舗ビジネス中でも、フランチャイズとか、人材育成とか、専門的になるので、割愛するが、立派に構成されている書籍になっている。仲間がは出版するのは、嬉しいものだ。

 私も、最近原稿を書き溜めている。卒業論文の「資格試験の効果的指導法」、年代別おすすめ資格、オンラインで取れる資格などだ。これら、出版したいもんだが、どうしようかな。

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言いかえ図鑑を読んで

2021年07月11日 | 読書感想

 

 電車の広告で見た書籍を、車中でアマゾンでから注文。電車から降りたら、大宮の駅ナカ書店でも平積みだ。

 私ががよく使う言葉、「了解です」、これは、「かしこまりました」だ。了解は、目下の人に対して使う、私はメールで気楽に使っていた。

 「つまらいものですが」も簡単に使っていた。たしかに「つまらないもの」を真に受けられたらまずいな。「気持ちばかりですが」が正しい。

 全般的には、私がコーチングで身につけた内容に近い。「クローズドクエスチョン」より「オープンクエスチョン」、「過去質問」より「未来質問」、「否定質問」より「肯定質問」だ。

 ほかには、YOUが主語のYOUメッセージより、Iが主語のIメッセージのほうが、心に響く。この書籍は、一番効果的なのは、これから人間関係に悩むであろう、新入社員かな。とすると、来年の新入社員研修に使ってみるか。

 

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「峠」を読む、政府に金がないときは

2021年06月28日 | 読書感想

 

 司馬遼太郎の「峠」を読む。この幕末の侍は、夏に映画化されるそうだ。主役は役所広司。最後の侍、河井継之助の生涯だ。映画みたいな。

 1500ページに及ぶ長編だが、ストーリーは、映画も出るし、わかるとネタバレするので書かない。私が書くのは二点だ。

 河井は、まだ幕末の頃、江戸城であの福沢諭吉と出会う。福沢は開明的で、「人民の富と教養を増大させ、その力を大きくすることによって、結果として国家や社会が栄える」という。徳川家や藩の崩壊はどうでもいいと。

 今は当たり前だが当時は違っていたた。そして河井は、長岡藩の家老、そんな考えには至らなかった。福沢は一歩先を行っていたようだが、どうだろうか。

 もう一点、新政府軍は金がなかった。その貧乏さを司馬遼先生は書いているが、じゃあ、どうやって金を調達したか。これは小説には書かれていないが、金を印刷したのである。政府のみ、金は印刷・新規発行できるのだ。政府以外(藩もできたと思うが)がやれば偽札作りとなり、犯罪になる。

 新型コロナで、いろいろな店などが営業制限させられているが、補償をどうするかで、いつも揉める。皆、金がないのが分かった風だが、実はそんなことはない。金は印刷すればいい、時間がなければその代わりとなる国債を発行すればいいのだ。

 印刷した紙幣は、将来誰も返済は不要だろう、これは分かってもらえる。国債はあとで返済しないといけないから、子供たちへのつけになるって思ってる方が多い。でもこれは嘘。政府が出したものは、日銀が紙幣を発行して買い取れば、はい、終わりになる。心配はインフレになること。しかしコロナで、もう百兆円近く発行しているが全くインフレは起きない。むしろ、金利は下がっている。政府の信用がなくなれば、金利は上がるのだが、全く反対になってる。

 この辺、国会議員だって気が付かないようだ。麻生さんだって、わかってるけど嘘言ってる。政府は金が印刷できる。それで粗利補償して、ロックダウンすればすぐにウイルスはいなくなる。皆ハッピーになれる。これ一部の言論人しか言ってないが、ほんとなんだよ。最近はこういう人、多くはなってきたがね。

 

 

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こうすれば絶対よくなる日本経済を読んで

2021年05月24日 | 読書感想

 

 標記の本をアマゾンで購入、手に取った。MMT論者の藤井聡氏と、朝ナマの田原総一郎氏の対談本だ。内容は一言で言うと、もっと財政出動して、コロナの補償や災害対策公共事業などをやれば、日本経済は復活する、日米英は、自国建て通貨だから、インフレをコントロールできれば、いくらでも通貨は発行できる、というものだ。藤井氏が田原氏を説得していく様子が分かりやすく書かれている。この内容なら、誰でも納得するだろうと思う。

 私は、藤井先生とは、MMTのケルトン教授が来日したときに、MMTシンポジウムでお目にかかった。もっとも私は一聴衆という立場だった。またその弟子であろう三橋貴明氏のブログのファンで、この方とは直接お会いして、名刺交換もしたし、お話もしたことがある。書籍も10冊以上読んでる。自分で言うのもなんだが、そのくらい緊縮・反緊縮とMMTは理解していると思っている。

 MMTに最も反対しているのは、財務省、筋金入りだ。諸悪の根源は緊縮財政の財務省だ。ただしコロナで最近、欧米諸国は、緊縮から財政出動にかじを切っている。特にバイデン政権は、巨額な財政出動をしている。バイデンの後ろの政治家にはMMTのケルトン教授がいるらしい。また、財政出動を一番理解して発展しているのは中国だ。日本だけが取り残されている。非常事態だってなんだって、補償すれば誰でも言うことを聞くし、景気も悪化しないのだ。日本の総理大臣は、なぜそれがわからないのか。

 ただ、最近は、本書の田原総一郎氏や学習院大教授の伊藤元重氏など、財政出動派に転じている人が増えてきた。政治家のツイッターでは、あんどう裕氏にように、財政出動派にも出くわすようになってきた。思い出したが、ツイッターで、リフレ女子さんの内容は面白い。この方の記事はうんうんと言いながら私、毎回、♡マークを押している。

 私自身はもう65歳、この先あまり長くはないが、若い方は、まだまだ人生は長い。早くMMTが一般の方にも広まって、日本経済を復活して貰いたいものだ。

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中国の電撃戦略を読んで

2021年05月17日 | 読書感想

 

 恐ろしい国、中国共産党。まずば序章のアメリカ大統領バイデンの当選から、バイデンの息子ハンターバイデンは、その会社に1千億円というすごい額の投資を受けている、中共は、バイデンは「一家ごと買収済み」という。米中の会議で派手に喧嘩しているのが報道されているが、バイデンの本性を考えると、バイデンはまだ、猫を被っている。これから日中の関係を考えると、油断できないと私は思う。

 本書の3章に、「超限戦」という言葉が出てくる。貿易戦、金融戦、メディア戦、密輸戦、麻薬戦、資源戦、サイバ―戦、技術戦など、中共は、その野望で、ありとあらゆる戦いを挑んでるという。日本は、今でものんきに「日中友好」だという。この差は何だ?

 そして現在のコロナ対応を見てると、自由で民主主義の国より、全体主義中国の方が、対応は早い、優れているように見える。これも中共が自信を深めていることにもなっている。自由民主主義は、感染症などには脆い。右往左往しているように中共からは見える。

 また、日本には、中共の影響を受けて、親中派が多い。彼らが、日本を悪くする。経団連だって、中共と貿易で短期の利益を出したいために親中だ。そしてウイグルなどの問題には頬っかぶりしている。短期の利益のために、人権は無視する。なんと浅ましいことか。

 昔、子供の頃に、世界征服を目指す「悪の帝国」があって、その帝王は仮面をかぶって高笑いする。それに戦いを挑む正義の味方がいて、苦心した挙句、悪を滅ぼすのがマンガのパターンだった。その悪の帝国が、中共だ。今、悪の帝国が現実になっている。虎ノ門ニュースなど右派のネットでは、中共の悪行は毎日にように報道されている。それだけ悪の帝国は、世界征服の動きが激しい。言葉変えると、偉大なる中華の復興だと。

 本書にも書かれているが、一国では中共は防げない。アジア版NATOだ。私もこれしかないと思う。だんだん日本人も目覚めていくだろう。尖閣が乗っ取られたら日本人も目覚めるんじゃないかな、尖閣上陸は北京オリンピックが終わったらすぐかも、近い。

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COVID-19新型コロナ・・を読んで

2021年03月26日 | 読書感想

 

 2週間ほど前に写真の新書を読んだ。この新書の著者、木村盛世さんは、最近マスコミに時々登場する方だ。厚労省の医系技官でジョンズホプキンス大学出身の方、肩書なら、新型コロナで一番正確な情報をお持ちの方のようだ。

 さて、この新書では、「ジグザグ戦略以外に解決方法はない」という。ジグザグ戦略とは、著者の言葉で、緩い対策と厳しい対策を交互に行うもの。非常事態宣言はもうできないなどと言っていたら、感染は爆発する、一方宣言を継続していたら、経済が回らなくなる。従ってジグザグにならざるを得ないのだ。これで社会に抗体ができるまで継続するというものだ。

 厳しい対策を行ったからって、早く収束することはない。抗体が行きわたるのが遅くなるだけだ。抗体が行きわたらないと、海外から入ってくる、いつまでも海外と交流しないわけにはいかないだろう、必ず海外からウイルスが入ってくる、日本人だけが抗体無しで済むことはできない。

 もう一つ、医師会と厚労省の大罪という章がある。日本は他国に比べて感染は1/10以下だ、それなのに医療崩壊の心配、と医師会が言っている。これがそもそもおかしい。コロナが入ってきて1年経つが、その間、医療体制はあまり変わっていない。

 以下、私の感想・・
 コロナ対策は経済制限と医療体制のバランスから決まると思う。経済はいかに制限するか、医療はいかに充実させるかだ。経済面では感染防止に協力しないお店は罰則が出来た。また経済が原因で若い女性の自殺が増加している。一方で医療体制はどうだ、ベッド数は多いが、コロナベッドは少ない。医師が過労で自殺したなんて聞いたことがない。民間病院もコロナに協力しないなら、罰則を作るくらいの厳しさを求めるべきだろう。この間、厚労省と医師会が何もやってこなかったのだ。個々の医師や医療関係者は一生懸命やってくれているが、政策決定するトップが何もしていなかった、という意味だ。

 また経済面では補償金をもっと増やすべきだろう。昨年一人10万円を配ったが、あれを毎月配ればいい。国債を発行すればそれでいいのだ。国債発行でネックになるのはインフレの心配だけ。今のデフレの日本では心配ない。じゃ、何がネックか、それは財務官僚の出世に影響することだけだ。実につまらない理由で日本国が潰れそうになっている。財務省の話はまた別のところでね。

 困ったものが入ってきた。このコロナで、人生狂った方も多いんじゃなかろうか。「ワクチンが行きわたるまで、ジグザグ戦略以外に解決方法はない」と思う。ワクチンが成果を上げるまで、もう半年か1年の辛抱かな。

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発達障害の書籍を読んで

2021年03月08日 | 読書感想

 

 しばらく前にNHKテレビで発達障害の番組をやっていた。そこで写真の書籍を読んでみた。書籍の始めの方を読んだ感想では、企業時代に、部下に変な奴、おかしな奴というのがニ、三人いたが、あれが発達障害だったんだろうと感じた。そうかやっぱりな、という感覚であった。

 しかし、全編読むと感想は変ってきた。私、現在も中小企業さんの新人研修を担当しているが、その経験でいうと、新入社員の何分の一かは、発達障害予備軍だ。私自身も若い頃は、発達障害の予備軍だったようだ。そして社会人になって、徐々に慣れてきて、(発達してきて)、その障害がなくなる。どうしても残った人が発達障害だろう、というのが結論だ。

 本書によると発達障害の一つであるASDの特徴は、①人間関係が苦手、②感情のコントロールが苦手、③想像するのが苦手、④目に見えないことが苦手、⑤関心事が狭くて深い、⑥一転集中、⑦やり方へのこだわり、⑧感覚の敏感さ、⑨時間の経過が掴みにくい、⑩生活リズムが乱れやすい、⑪ワーキングメモリが小さい、などが挙げられた。これって、自分自身にも当てはまるものが幾つかあったな。

 これらの全くない人間なんで、あんまりいないんじゃなかろうか。発達障害の知識を得るのは重要だが、一つ当てはまるからと言って、あいつは「発達障害だ」とレッテル貼りは危険だと思う。発達障害とそうでない人の間は、グレーで分かりにくい。

 私も経験したが、企業は、このような人も扱って成果を出さないといけない。企業の管理職は大変だな。

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自分の強みからwinーwinの関係へ

2021年02月25日 | 読書感想

 

 この新書のタイトルは、『あなたという商品を高く売る方法』である。いろいろ書かれているが、感想は3つに絞って書く。

 1つ目、「自分の強み」、この本の著者によると、まず自分の仕事を好きになれるか、だそうだ。それが強みになり、その強みを欲している人がいるか、誰も提供できないか、その強みをマネするのは難しいか、という観点で強みを考えろと。

 私の経験を書こう。私は若い頃、ガス会社に入社した。当時土木工学を専攻し、建設工事に従事したいと思っていた。ただ、ガスを扱うなんて危険だ、コワイ、土木だからそれはないだろうと、入社した。ところがまさにその、生(ナマ)ガスを取り扱う部署に配置された。それ以来、部署は変れども、生ガスを取り扱う仕事がずっと続いた。そしていつの日か「危険なガスのプロ」になっていた。

 早期退職して、中小企業診断士として独立、もう何をやろうが自由である。さて、何をやろうか、やっぱり一番得意な「ガス」に関することにした。この時点で気がつく。ガスの仕事、好きだったんだなあと。知らず知らす好きになっていってたのである。

 そして、ガス技術に関してだんだん専門を極めて(今でも知らないことが時々ある)、ガス資格の受験指導に関しては、誰も提供できない、マネのできない領域に入ってきている。

 2つ目、「コンフォートゾーン」からの脱出。一度強みを持っても、環境は変わる。著者は、コンフォートゾーンに安住してはいけない、という。私は一昨年、念願だった、公募の講座を始めた。「プレミアム塾」という。昨年はDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)を身につけて、講座に活用した。コロナの中、これを知らなかったら、講座開催はつぶれていただろう。そして、今年はブランディングを身につけ、講座に役立てるつもりだ。さらに他のガス資格も挑戦するつもりだ。コンフォートゾーン(心地よい環境)には安住しない。

 3つ目、本書の最終のテーマだ、「お客さんとwinーwinの関係を作れ」と。お客さんは資格試験の受験者で合格は何よりもお客さんのwinだ。そして私は、講座を続けることによって、逆にお客さんから教えられることもある。そのデータを次の講座に適用し、講座の魅力を大きくし、お客さんの信用を得て、講座の価値を高めることができる。これは私のwinだ。

 何だか、今やっていることの「背中を押された」ような新書との出会いであった。

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雄気堂々を読んで(下)

2021年02月06日 | 読書感想

 

 「雄気堂々」の下巻になる。下巻は、徳川昭武の随行で、パリ万博に行き、帰ってきてからのことだ。中心テーマは、「合本組織」を実現する夢に向かって邁進する。合本組織とは今でいう株式会社のことだ。まだ日本にはこの形態がなかったらしい。ちなみに、渋沢翁は、その一環で、ガス事業も立ち上げている。当時は何という役職かわからないが、私が35年務めていた会社の初代の経営者になる。

 小説の最後の方には、海運のことが出てくる。岩崎弥太郎の三菱商会と渋沢が発案した合本組織の共同運輸。この2社が激しい競争をする。最後はこの2社、合併して日本郵船になるが、この2社の組織が出てくる。

 三菱商会は、岩崎の個人経営だ。従って組織運営もスピードがある。岩崎のような大金持ちだからできた組織なんだろう。もう一方の共同運輸は会社経営。株主総会のようなものもあり、なかなか決まらない。ただし資本の蓄積はできる。

 NHK大河ドラマのタイトルは「晴天を衝け」。この小説とは少し異なるかもしれない。しかし、前半の幕末ドラマに、後半の経済ドラマ、どちらも一度に見れる大河になるだろう。2月14日スタート、今年は面白そう!

  さて、そうこうしているうちに何と、渋沢栄一検定 ができたそうだ。オンライン検定で、受験機会は1年間もある。まずは学習が必要、ということでテキストの購入手続きをした。受験は学習が済んでからだ。この1年、楽しみがまた増えるぞ。

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雄気堂々を読んで(上)

2021年02月05日 | 読書感想

 

 ことしのNHK大河ドラマは、渋沢栄一翁だそうだ。ということで渋沢栄一翁の小説を読む。渋沢栄一翁は、「論語と算盤」を既に読んでいる。ちょっと読み辛いが。

 そして「雄気堂々」は、学生時代に読んだかな、と思っていたが、全く覚えていない、記憶違いで初めてだろう。物語は、上巻と下巻でだいぶ内容が違う。上巻は、尊王攘夷運動と徳川慶喜に仕える部分、下巻は、フランス万博からか帰ってきて、日本に産業を興す物語だ。

 まずは、上巻。この時代は、実に混とんとしている。渋沢を含め、血洗島の若者が尊王攘夷を唱えて決起する計画を立てる。彼らはそれが正しいと思って行動しようとするが、京都の天皇や公家、薩長、江戸の幕府などは全く違ったことを考えている。尊王攘夷とはいっても実はもう開国しかない、と決めているが、それは明かさない。そして昨日の敵は今日の友となっている。これでは田舎の若者はついていけない。めちゃくちゃな時代だ。

 こんな時代、私はいまのアメリカに似ていると思う。大統領選挙後のこの2か月ほどのアメリカだ。民主党は大規模な選挙違反をしたが、大手マスコミやSNSはこれを報じない、裁判所は逃げる。トランプ支持者は、なにができるか、デモしかない。そしてその一部の過激派が、(民主党支持の過激派が先導したという記事もある)議会へ乱入した。一夜でトランプは犯罪人扱いだ。まるで、薩長が追い落とした、徳川慶喜のように。

 そしてもう一つ、渋沢の弟、平九郎たちは、政府軍と上野で戦って負けて、最後に武蔵野国の飯能で戦った。ここでも負けて、奥武蔵の山中へ逃げた。しかし途中で捕まって、切腹して果てた。その石碑があるそうだ。実は昔、黒山三滝ハイキングで、この石碑だったかなんだかを見た覚えがかすかにある。機会があればもう一度行ってみたいものだ。下巻へ続く。

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南総里見八犬伝を読んで

2021年01月31日 | 読書感想

 

 昨年末、南房総の富山(とみさん)に登った時に、ここは「里見八犬伝」の舞台だと聞いた。小説の名前だけは知っていたが、この機会に読んでみようという気になって、文庫本を購入。ぶ厚い、上下巻2冊だが、合わせて1,150頁もある。読み切れるかなと、思って読み進めたが、無事最後まで読み切った。

 その感想を書こう。舞台は戦国信長秀吉の時代の約百年前、室町時代だ。滝沢馬琴が小説を書いたのは江戸時代。南房総の伏姫と八房(これは犬の名前)から始まって、八つの玉が弾けて、その子孫たち、いずれも「犬」の名前が付く剣士八人の物語だ。一人ずつ登場してくるが、その舞台はほぼ関東地方、最後は京の都も一部はあるが、ほぼ関東の田舎だ。

 登場人物は多いが、悪人がよく死ぬ。初めは善人のように振る舞い、旅人の寝こみを襲い、強盗を働く、主人公は、事前にそれを察知し、逆に殺す。首を刎ねるのが何度出てきたことか。昔の人は、こんな残酷なことに喝采していたんだな。そして妖術使い、この辺は空想だ。最後は八剣士が揃い、何万という大軍と戦い、勝つ戦争の物語だ。人数は相手の方が圧倒的に多いのだが、主人公側が勝つ、この辺になると何だか滑稽だ。それに武器として鉄砲が登場する。秀吉の百年前はまだ鉄砲はなかったはずだが・・まあいい。

 ということで10日ほどで読み終えた。現代語訳のフルバージョン、お金を出してまで読むほどのものではないな、という感想だ。Amazonnのコメに面白い、一気に読んでしまった、など肯定的なコメが並んでいたため、期待したが、それほどでもない。登場人物が多すぎ、展開が早すぎ、残酷なシーンが多すぎ、八剣士が揃うのは物語の最後の方、それまでは話がどんどん飛ぶ。江戸時代は、こんな小説が受けたんだ、でも今はねえ・・という感想でした。子供向けに八犬伝の漫画が出てるが、これであらすじは分かるし、十分じゃないかな。

 また、南房総は富山(とみさん)、登ってみるか、伏姫と八房のいた伝説の洞窟もあるそうだから、見てみたいな。

 

 

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「天皇の国史」を読んで思い当たること

2021年01月04日 | 読書感想

 

 「天皇の国史」を読んだ。著者は竹田恒泰氏、明治天皇の玄孫(やしゃご)だ。虎ノ門ニュースの月木に時々出演しているので、私は、少しだけ知ってる。ラーメン屋でデジタル通貨も発行している作家、マルチタレントだ。皇室記事は耳を傾けるものがあるし、検定不合格な歴史の教科書を書いてることも知ってる。

 この本、本文は650頁、分厚い。石器時代(岩宿時代以前)から令和時代まで、天皇を中心に日本の歴史が書かれている。日本と他国との違いは、間違いなく天皇陛下が日本のシンボルであること。この本の内容はキチンとしてふざけた内容ではない。よくここまで書けたもんだと感心する。そして内容も面白い、つまらないという章はないので、次の章もその次の章も読みたくなる本だ。

 自分の知らなかったことを幾つか書き留める。まず、石器時代の日本人、DNAまで遡って日本人の先祖を探している。さらに、鎌倉時代に御成敗式目というのがある。この中に、土地の取得時効の考え方が入った。御成敗式目の名称は知ってはいたが、この時代に時効ができたとはねえ。

 建武の中興時代、伊勢神宮の式年遷宮、20年に一度神宮を建て替えるものだ。これに使う木材は、神宮の森から伐採する。そしてその木材は、樹齢4百年のものが必要で、現在でも年間2万本のヒノキが植えられているそうだ。4百年先に使う木材を営々と植林している。すごい歴史だ。

 もう一つ、太平洋戦争時の大本営発表。軍に都合のいいことを選んで誇張して発表し、都合の悪いことは発表しない。今でも、偏った発表を「それは大本営発表だな」ということがある。それで思い当たることがある。

 11月に行われた米国大統領選挙だ。米国も日本も大手マスコミは、バイデンが勝ったことにしているが、実はまだ決まっていない。選挙不正が多く、裁判で不正の証拠も数多く出ている。米国の大統領選挙に中国も関与しているようだ。私は保守系のユーチューブを欠かさず見てるから、知っている。なんせ、選挙人の名簿より、投票数の方が多いところがある。投票率100%以上だ。これを民主党の州政府が有効としてしまっている。郵便投票が原因のようだが、ひどい話だ。

 1月6日に大統領を決める上下院が開かれるが、まだどうなるかわからない。ドミニオン(選挙用のコンピュータ)はじめ民主党の不正がまかり通ったら、民主主義はもうおしまいだと思っている。

 さらにフェイスブックなど米国のSNSは、選挙の不正に関する記事や選挙不正の証拠などは規制している。私も投稿したが友人には広がらないように制限されている。何かキーワードが引っ掛かって制限されているようだ。ムチャクチャだな。

 1月6日の連邦議会は、ペンス副大統領が主役になるが、バイデン、トランプ、どっちに転んでもアメリカは暴動が起きる可能性がある。アメリカのスーパーは生活必需品は買いだめで売り切れ、銃やその弾が品切れになってる。いざというときは軍が出動するかも入れない。こんな情報は、大手マスコミは報道しない、いやバイデンに不都合な情報は、わざと報道しない「大本営発表」なのだ。1月6日、米国のことながら、どうなるか心配だ。

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「知的な老い方」を読んで

2020年12月29日 | 読書感想
知的な老い方 (だいわ文庫 E 289-4)
外山 滋比古
大和書房

 「知的な老い方」という文庫本を書店で見つけて読んでみた。電車の中だけの読書だから、途切れ途切れだ。従って、前後の脈絡がつかめない。まあ、それでも何とか読み終わった。

 筆者は、外山滋比古氏、執筆時点で93歳。大学の先生だった。そういえば、どこかで聴いたことのあるお名前だ。

 読後の感想を書く。まず私との共通点。80歳で起業した。「晩学に取り組む」「六十歳からが青春」などは、私もうなづける。伊能忠敬やカーネル・サンダースの例が書かれている。伊能は50歳で仕事を止めて、残りの生涯は日本地図を作るため全国を測量して歩いた。サンダースは65歳でケンタッキーライドチキンを作って成功した。

 私も同じ65歳。ケンタッキーのおじさんと同じで、仕事や資格、登山など、全然辞めようと思わない。「人間、理想を失ったとき老いる」そうだから、まだまだ理想を追いかけないと。

 そして、私と違う点。この書籍には、ネットの話が全く出てこない。書籍の最後に「この作品は2012年に刊行された○○を再編集したもの」となっていて、そんなに昔の話ではない。私は、このブログをはじめ、facebookやTwitterなどを毎日覗く。インターネット番組「虎ノ門ニュース」も聴けるときは毎日聞聴く。

 地上波と違って、とにかく情報が速く、豊富だ。時には地上波のニュースショーが、ばかばかしくなることもある。ネットはフェイクもあるが、数読めば、それは大概わかる。

 ほぼ初めて読んだ「老人本」、これからも探して読みそうだな。

 

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