早くも八ヶ岳滞在記11回目。
本日は薪割り人のパラドックスについて。
薪割りする時の歌、PAUL MCCARTNEYのTUG OF WAR♪をどうぞ。
こんな歌を思い浮かべながら薪割りをする人もいるのです。
さて、こちらが、安い軍手。
原村のAコープで数年前に購入した。
軍手の手のひら部分に分厚いゴムを施したもの。
これが便利なんだ。
薪割りに。
マジック・アックスの柄のゴム部分ともばっちり。滑らない。
前回の薪割り作業で残った薪材。
これも全部割ってしまおう。
そして薪を積みかえよう。
あちこちに薪が少しずつおいてあるんだ。
これもそうです。
残りの玉切り状態の薪材をマジック・アックスで割り始めた。
前回書いたように、薪割りは薪を割るのであって、切るのではない。
刃物の鋭さではなく、破壊力が重要。重さと刃の厚みだ。
薪は斧で割って、裂くもの。
やたら高価な斧は必要ない。マジック・アックスを使いましょう。
薪ストーブを使って30年近くで今は3台目。
斧も和斧から、欧米の斧を経て、今やマジック・アックス一本槍の私。
中には何年も放置すると、固くなる薪材がある。
斧の刃を跳ね返したり、逆に斧の刃が入ったまま、抜けなくなるものがあるのだ。
抜けない刃を無理やり抜こうとすると、斧の刃(鉄)と柄(木)の間が緩みガタガタになる。
でもね、柄も刃も鉄で一体のマジック・アックスならそんな心配は無用。
しかもたいてい一発で固いのも割れる。
薪材と対話しましょ。
木の断面にそれぞれの相が見えるから。
うまく行けば、パッコォ~ン!
ほらかなり作業が進んだ。
こうやって何年も放置され、固くなったのも一発よ。
どんどん片づけよう。IT'S A TUG OF WARぉ~♪
終わったぜ。
腿、腰、腕、ぜんぶ疲れた。
重いこのマジック・アックスの作業はパワフル。
さて、次の作業だ。
薪を積み替えるぞ。
するとすぐこんなのが出て来る。
コオロギのお化けみたいなカマドウマが、びよぉ~~ん。
こいつら、薪の陰が好きだ。
さて、この(↓)上の部分の薪(先日割ったばかり)を移動させ、下の部分の薪(以前に割って古くてカビそうでちょっと不安なもの)を、一番早く燃やすところへ移動させよう。
これを薪割り人のパラドックスという。
薪割り人が勤勉に薪を割るとする。
割った薪からどんどん薪を積む。上へ上へ。
すると古い薪は下になり、新しい薪は上になる。
それは不都合だ。古い薪ほどさっさと使いたいから。ベッソー族はそんなに薪を使うわけではないので、これが起こりがち。
永住者なら大量に薪を燃やすのでそんな心配はない。
ま、とにかく、作業を進めましょう。
どんどん移動。
新しいのを積む。
すると、古いのが出て来た。これをすぐ燃やす位置に積み替える。
こちらは空っぽになった。
これが二番手の薪。
これがかなり前に割られた、この秋一番に燃やされる薪。
これが最近割られたばかりの薪。かわいいでしょ。
全部このマジック・アックスが割ったものだ。
こちらは焚き付け用の端材とカラマツの枝。
かわいいのぉ、この薪。
ナラにクヌギ少々。
薪界のロールス・ロイス。
気温は15度ほど。真昼間でこの温度。
半そでで重い作業するのにちょうど良いね。
終わったよ。
もう滞在の最後だったから、終わって安心した。
中は寒い。
薪ストーブの季節があと1~2か月で訪れる。
ヴァーモント・キャスティングズのアンコール・エヴァーバーン。
アメリカっぽいストーブだわぁ。
山荘の夜。
静かです。
この柱や梁やブレイス(柱と梁を直角に結ぶ弧を描く部材)を見るたび、ブレイスさん(北杜市小淵沢にあって、丸山康人さんという建築家が率いるビルダー集団)に建ててもらってよかったと思う。
ここでいつもごはん食べてます。
階段。
屋根裏の小さいスペース。
登り梁(斜めの部材)が楽しいでしょ。これ見ながら寝るのです。
夜は茅野市の酒、ダイヤ菊純米。
ちょっと酒が舐めたいと思っている犬、ドガティ君。
酒瓶置いておくといつも先を舐めている。
なんで?
本日は薪割り人のパラドックスについて。
薪割りする時の歌、PAUL MCCARTNEYのTUG OF WAR♪をどうぞ。
こんな歌を思い浮かべながら薪割りをする人もいるのです。
さて、こちらが、安い軍手。
原村のAコープで数年前に購入した。
軍手の手のひら部分に分厚いゴムを施したもの。
これが便利なんだ。
薪割りに。
マジック・アックスの柄のゴム部分ともばっちり。滑らない。
前回の薪割り作業で残った薪材。
これも全部割ってしまおう。
そして薪を積みかえよう。
あちこちに薪が少しずつおいてあるんだ。
これもそうです。
残りの玉切り状態の薪材をマジック・アックスで割り始めた。
前回書いたように、薪割りは薪を割るのであって、切るのではない。
刃物の鋭さではなく、破壊力が重要。重さと刃の厚みだ。
薪は斧で割って、裂くもの。
やたら高価な斧は必要ない。マジック・アックスを使いましょう。
薪ストーブを使って30年近くで今は3台目。
斧も和斧から、欧米の斧を経て、今やマジック・アックス一本槍の私。
中には何年も放置すると、固くなる薪材がある。
斧の刃を跳ね返したり、逆に斧の刃が入ったまま、抜けなくなるものがあるのだ。
抜けない刃を無理やり抜こうとすると、斧の刃(鉄)と柄(木)の間が緩みガタガタになる。
でもね、柄も刃も鉄で一体のマジック・アックスならそんな心配は無用。
しかもたいてい一発で固いのも割れる。
薪材と対話しましょ。
木の断面にそれぞれの相が見えるから。
うまく行けば、パッコォ~ン!
ほらかなり作業が進んだ。
こうやって何年も放置され、固くなったのも一発よ。
どんどん片づけよう。IT'S A TUG OF WARぉ~♪
終わったぜ。
腿、腰、腕、ぜんぶ疲れた。
重いこのマジック・アックスの作業はパワフル。
さて、次の作業だ。
薪を積み替えるぞ。
するとすぐこんなのが出て来る。
コオロギのお化けみたいなカマドウマが、びよぉ~~ん。
こいつら、薪の陰が好きだ。
さて、この(↓)上の部分の薪(先日割ったばかり)を移動させ、下の部分の薪(以前に割って古くてカビそうでちょっと不安なもの)を、一番早く燃やすところへ移動させよう。
これを薪割り人のパラドックスという。
薪割り人が勤勉に薪を割るとする。
割った薪からどんどん薪を積む。上へ上へ。
すると古い薪は下になり、新しい薪は上になる。
それは不都合だ。古い薪ほどさっさと使いたいから。ベッソー族はそんなに薪を使うわけではないので、これが起こりがち。
永住者なら大量に薪を燃やすのでそんな心配はない。
ま、とにかく、作業を進めましょう。
どんどん移動。
新しいのを積む。
すると、古いのが出て来た。これをすぐ燃やす位置に積み替える。
こちらは空っぽになった。
これが二番手の薪。
これがかなり前に割られた、この秋一番に燃やされる薪。
これが最近割られたばかりの薪。かわいいでしょ。
全部このマジック・アックスが割ったものだ。
こちらは焚き付け用の端材とカラマツの枝。
かわいいのぉ、この薪。
ナラにクヌギ少々。
薪界のロールス・ロイス。
気温は15度ほど。真昼間でこの温度。
半そでで重い作業するのにちょうど良いね。
終わったよ。
もう滞在の最後だったから、終わって安心した。
中は寒い。
薪ストーブの季節があと1~2か月で訪れる。
ヴァーモント・キャスティングズのアンコール・エヴァーバーン。
アメリカっぽいストーブだわぁ。
山荘の夜。
静かです。
この柱や梁やブレイス(柱と梁を直角に結ぶ弧を描く部材)を見るたび、ブレイスさん(北杜市小淵沢にあって、丸山康人さんという建築家が率いるビルダー集団)に建ててもらってよかったと思う。
ここでいつもごはん食べてます。
階段。
屋根裏の小さいスペース。
登り梁(斜めの部材)が楽しいでしょ。これ見ながら寝るのです。
夜は茅野市の酒、ダイヤ菊純米。
ちょっと酒が舐めたいと思っている犬、ドガティ君。
酒瓶置いておくといつも先を舐めている。
なんで?
薪割りもなかなか哲学的というか、セオリーがいろいろありますな。楽しく読ませてもらいました。マジックアックスを調べました。こりゃ重い。振り回すのは、かなりの体力が必要ですな。非力では使えない。
薪割りの達人、我家にも欲しいです。
素敵な山荘でのんびりしてらっしゃると思っていたら労働もしてるのね⁈
腰の方は大丈夫ですか?
六本木のイケてるビジネスマンが休日は薪割り、大変そうだけど楽しそうです。
本当に居心地良さそうな山荘ですね、レンガも素敵です。
このアルバム、ご存じでしたか。
私もこれが好きです。最初はJPレコードで聴きま
した。80年代初めですね。その後時代はCDへ。
マジックアックスは重いです。重さが破壊力と
なります。
財産が増えている感覚ですね。日経平均が
右上がりになると、自分の保有する株式時価
が膨れるのを想像してニンマリする個人投資家は
薪割り人と同じ気持ち。
朝夕のワンコ散歩も結構歩きます。あちこちね。
お買い物も、薪割りも、みなからだを動かす。
でもって腹が減りのどが渇く。そして食べる、飲む。
原村でも七里ガ浜でも同じような感じです。
斧に一本槍はおかしいやろ。ま、一生懸命働いたから、許したる(なんで上から?)
さすが、原村のてっぺん。13-1400m辺りの別荘と比べ、気温がワンランク低いんですね。冬は厳しそう。味のある山荘ですこと。懸案だった重労働を終え、暮れたお気に入りの山荘で酒を飲む・・・・・良い暮らし方ですね。
さて、薪割りのパラドックス、実はスーパーでも日常起きているんですね。ご存知のように最近はマイバッグか普通になりました。レジが済んだカゴに順序良く詰めてくれますが、自分のバッグに移し替える時、順序が真逆。マイバスケットなら問題解決です。
腰は大丈夫です。斧で割る時に腰に力がかかるのは
一瞬です。むしろ玉切りされた重い薪材を棚から
降ろし、斧で割る場所まで運んで行く時が
腰に最も負担がかかります。
山荘、小さいけれど、居心地いいですよ。
我々には十分な大きさです。
そうか、今度からは「以来、私はマジックアックス
一本斧」と書こう。その時「一本槍という言い方
はあるが、一本斧はない」と指摘されたら、
「アトムとくーちゃんのパパという人が一本槍
は正しくないと言った」と釈明しよう。
買い物を入れたバスケットをもち、静かに
ゲート通過するだけでETCみたいに合計額が
瞬時計算されるシステムを作るといいですね。
そしてマイ・バスケットをそのまま自宅へ
持ち帰る。次回はまた空のマイ・バスケを
持ってくる。