「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

神戸南京町スタイル中華定食No.11@七里ガ浜自宅厨房

2009-12-20 17:24:23 | 食べ物・飲み物
飾らない中華料理店の雰囲気。木のテーブルそのまま。竹の箸。金団雲の箸置き。



私はかつて神戸に住んでいた。神戸南京町(中華街)には益生號がある! 肉専門店だ。これは益生號特製の腸詰である。腸詰って店によってかなり製法や材料が違うらしく、当然ながらニオイや味が全く違う。そんな場合人は、その人が昔から食べているものに、より親近感を覚えることだろう。私の場合、横浜中華街よりもこの神戸南京町にある益生號の腸詰や叉焼に愛着を感じるのだ。しかも益生號の製品は、横浜中華街の同様なものより少し安い。



香菜。これがなくても腸詰は食べられるが、これと腸詰を一緒に食べれば尚のこと美味しい。しかし、わずかな量で高い野菜だなあ。



もうひとつのおかず。中華風青菜炒めをつくる。本日は小松菜。ザクザクと切って使う。炒めると小さくなるので、1人1束は軽く食べられる。



腸詰を切る。切っただけで物凄い香りだ。まるで南京町にいるみたいで、堪らない。少年時代の私はこれが大好きだった。当時の私は今より量を食べたので、いつも「もっと食べたいなぁ」と思ったものだが、あまりたくさんは食べさせてもらえなかった。

現在の我が家では、この香りがすると必ずキッチンに入って来るヤツがいる。



こいつだ。キッチンでこいつを撮影すると、我がデジカメが反応して画面が妙に黄色っぽくなることが多い。赤毛の犬は撮りにくいのか?

とーちゃん、それちょうだい。
あげまへん。



ザクザク切った小松菜を水で洗う。すごい量だな。



青菜炒めに使う調味料。ごま油、ショウガとニンニク(左皿)、塩とコショウと鶏ガラスープ顆粒(右皿)、唐辛子(中央下皿)。



左のT-fal(テフロン加工のフライパン)で腸詰を焼き、右の中華鍋で青菜を炒める。腸詰めは油不要。放っておいてもものすごい量の脂がにじみ出て来る。



さて準備完了。ファイヤーー!!! 七里ガ浜自宅厨房は神戸南京町の中華料理店と化した。超強火で瞬間の勝負だ。またもや私は忙し過ぎて、幼少時上海で覚えた中国語しかしゃべれなくなるのだった。ダイニング・テーブルで雑誌を読みふける妻に向かって叫ぶ。

神戸南京町益生號腸詰美味
西友七里ガ浜店小松菜美味
我調理天才焼腸詰1分終了
我調理天才炒青菜1分終了
合計2分全部終了我調理成功!!!
美味美味貴女是料理感想如何?

調理はあっと言う間に終了だ。辛苦了!
腸詰めはたくさんの香菜とともに。



最近私が得意になった青菜炒め。ウマウマ。



神戸南京町スタイル庶民派中華定食No.11の出来上がり。頂きます!

腸詰の濃くて複雑な味やきつい香り。それに対して青菜炒めはあっさり塩味でピリ辛。ゴハンが進むぞ。



中華料理レストランのメニューって、世界中どこに行っても料理ごとに番号がふってあるが、それはなぜなのだろうか。大変合理的である。味気ないと言えば味気ない。しかし例えば「No.34, please」と言えば注文出来るのは、観光客にとって有難い。

注: 今回これをNo.11と呼んだことに特に意味はありません
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする