「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

2008-07-26 09:25:22 | 内装・インテリア


薪ストーブを所有してもそれだけでは火は楽しめない。薪が必要だ。でも薪があったとしても、お楽しみ度はまだ高くはない。「ボクはアウトドアしてるっ!」という雰囲気に浸るには斧も必要なのだ。

薪となる予定の木を垂直に立てて、斧でバキッ!と割る。これは楽しい作業である。木の切断面を見てその相を読んで、どこが割りやすいかを考え、さらに割った後の薪の大きさの使い勝手まで考えて斧を振り下ろし、思ったとおりに割れた時は気分が良いものである。グリーン上で芝の目を読み最後の一打を決めようと努力するゴルファーの心境と同じだろうか(私はゴルフはしない)。ちなみに私は、チェーンソーは持ってはいるものの使うのは嫌いで、玉切りされた薪を購入して自分は斧で薪を割るという作業のみを楽しみたい、という自分勝手な似非アウトドア派人間である。

初めて薪ストーブに触れた18年前。私に斧をプレゼントしてくれた奇特な方がいた。和斧で、町田市にある道具屋さんで取り扱われていたものだ。「これ、使うといいよ」と言って、あっさりプレゼントしてくれたのだ。とてもしっかりしたモノで、その斧は10年以上の使用に耐えた。ところがある日、柄がボキッと折れてしまった。それを機会に斧を買い換えてみた。それが上の画像のものである。ドイツ製のもので、ご覧の通り歯の幅が広くて薪をこじ開けて割って、バコバコ作業が進む。かなりの重さがあって、振り回しているとひ弱な私はすぐ疲れてくる。



大きな斧だけでは不足で、手斧も必要だ。私は昔この手斧を持っていなかった。10年以上前のことだが、私の山荘に泊まったあるオーストラリア人が「あなたはハンドアックス(=手斧)を持っていないのか?」と聞いた。私は「そんなモノが必要なのか」とその時気づいた次第で、その後入手した。

左の小さい方の斧がその手斧で、米国製だ。焚き付け用の細い薪をつくるにはこの小さいのを使っている。柄まで全部鉄である。この手斧は通販で米国から直接買ったが、金額は確か2,000円くらいであった。こうしたモノは日本で買うとなぜかものすごい価格になってしまう。右の大きな斧は日本で14,000円くらいで買ったと記憶する。しかしその後インターネットで調べていたら、欧州の通販では4,000円程度で買えることがわかって失望した。
コメント (4)
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