花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

フラッチャニ城。

2018-03-07 23:40:18 | 読書

今読んでいる「ハプスブルク帝国」に興味深い引用があった。

「もしフェリーペ2世がエル・エスコリアルにおいて全ヨーロッパに及ぶ不屈のカトリシズムの擁護者であったとすれば、ルードルフ2世はフラッチャニ城においてルネサンス人文主義の世俗的、全キリスト教的世界の擁護者とみることができる」(ヒュー・トレバー・ローパー)

ルドルフ2世の時代、宗教紛争に帝国が揺れていたことを忘れてはいけないと気付かされた。