花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

この夏初めてのラタトゥイユ♪

2021-07-15 21:56:40 | 食べもの

スーパーでズッキーニが安くなっていたので、この夏初めてのラタトゥイユを作ることにした。参考にしたレシピは「家庭画報」サイトに掲載されていたタサン・志麻さんによるもの。野菜の切り方から始まる動画も紹介されているので、料理苦手の私にもできそうに思えた

https://www.kateigaho.com/food/110155/2/

自分が作ったラタトゥイユは、ちょっと見た目は悪いけど、去年作ったのより美味しくできて「やった♪」感あり(笑)。志麻さんの解説にある、野菜を入れる都度、塩をひとつかみ振る!のが効いていて、さすが!志麻さんだと思った

で、実は志麻さんのレシピをちょっとアレンジして作っている。志麻さんが使った鍋は広口(Tファール深型フライパン)だが、私が使ったのはいつものビタクラフト鍋で、どうやら水分の飛び具合が違うことがわかったのだ。

レシピにはトマト缶の半分の水を入れるとあったが、実際に入れると量が多過ぎて水っぽくなってしまった。なので、ブイヨン(無添加)を一袋入れて味を調え、蓋をずらして水分を飛ばすことにした。煮過ぎて若干柔らかくなったけれど、でも美味しくできたのだよ。ということで、次回作る時は半分の水の量で良いように思う。(次回用の覚書ね

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コンラート・ヴィッツ《受胎告知》。

2021-07-12 02:12:53 | 西洋絵画

ニュールンベルク「ゲルマン民族博物館」のコンラート・ヴィッツ《オルスベルク大祭壇画》の一部である《受胎告知》について興味深く勉強してしまった。

コンラート・ヴィッツ(Konrad Witz, 1400/10-1445/46年)はドイツ生まれだが、主にスイスで活動した画家である。1434年からバーゼルで活動し、バーゼルで死去している。

コンラート・ヴィッツ《受胎告知》(1437~1440年頃)ゲルマン民族博物館

https://objektkatalog.gnm.de/wisski/navigate/20432/view

興味深いのは、マリアの足元(右下から斜め上)にかかる影である。この画像ではわからないかもしれないが、実は額縁の影として描かれているのだ

同じ《オルスベルク大祭壇画》の一部である《金門での出会い》をバーゼル美術館で観ているが、バーゼルで撮った写真の方が、額縁の影が分かりやすいかもしれない。

コンラート・ヴィッツ《金門での出会い》(1437~1440年頃)バーゼル美術館

http://sammlungonline.kunstmuseumbasel.ch/eMuseumPlus?service=direct/1/ResultDetailView/result.inline.list.t1.collection_list.$TspTitleLink.link&sp=13&sp=Sartist&sp=SfilterDefinition&sp=0&sp=1&sp=1&sp=SdetailView&sp=70&sp=Sdetail&sp=0&sp=T&sp=0&sp=SdetailList&sp=0&sp=F&sp=Scollection&sp=l911

《金門での出会い》は後年、背景がに金色に塗りつぶされており、当初は《受胎告知》と同様に背景が描かれていたようだ。

さて、《受胎告知》の影に話を戻すと...すなわちお勉強したことね

①額縁は現実世界に在り、影は絵画世界にあり、「現実世界」と「絵画世界」が交錯している。

②影の方向は必ずしも正確ではなく、窓の桟の影は外から右下へ落ちている。

③それに対し、天井の梁の影は右下からの影のように見える。

額縁の影が柱のように見え、同一画面上で影の方向が異なる先例と言えば...そう!ファン・エイク兄弟によ《ヘント祭壇画》なのだ!!

ファン・エイク《ヘント祭壇画》より《受胎告知》(1432年)シント・バーフ大聖堂

《受胎告知》の聖なる空間は額縁の影に見られるように右上前方からの光と影であるが、後方の窓から見える世俗空間である街並みは左上からの光と影である。家並みの屋根の連なりがギザギザ三角形の影を落としているのが見えるのだ。

ご参考:「Closer to VanEyck」

http://closertovaneyck.kikirpa.be/ghentaltarpiece/#viewer/rep1=0&id1=656e3c9a83c3e382206cf5d8f1260f44

「ヴィッツの様式はドイツにおける後期ゴシックからルネサンスへの移行期のそれであるといえる。ドイツ南西部シュヴァーベン地方の伝統(写実主義と細部へのこだわり)とブルゴーニュ地方のスタイルに影響を受けたモチーフ(量感と身振りによる感情表現)の融合は、この画家がフランスあるいはオランダにおいて修行時代を過ごした可能性を考えさせる。」(Wikipediaより)

どうやらコンラート・ヴィッツは絵画修行遍歴の旅で《ヘント祭壇画》を観た可能性があるようなのだよ

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東京五輪、宮城県も無観客にして欲しい!!

2021-07-11 02:21:36 | Weblog

今回の東京オリンピック、宮城県は利府町の宮城スタジアムで21日から男女のサッカー10試合が行われる予定だ。

県民として言いたい。宮城県も無観客にして欲しい!!

北海道も福島県も無観客にしたのに、なぜ宮城県知事は県民の不安の声を無視するのだろう。3月のコロナ感染拡大も自分の蒔いた種なのに反省も無し。

県外の観客(&取材マスコミ!)が試合観戦後に直帰するなんてあり得ない。仙台の夜の街に流れるのは想像に難くない。3月の感染拡大の再来、否、変異株によるそれ以上の拡大が心底心配だ。

政府もオリンピックによる地方の感染は軽視。県民を犠牲にしてまで政府にすり寄る知事を持つ私たちは不幸だと思う。「復興五輪」だなんて誰のため??

 

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トマス・ホーヴィング『謎の十字架』再読。

2021-07-05 12:24:08 | 読書

前にメトロポリタン美術館クロイスターズ分館について書いたが、その時にトマス・ホーヴィング著『謎の十字架』について触れた。

https://blog.goo.ne.jp/kal1123/e/88932aa8a7b77b4558ffd7d4dfeccd6c

なんだか懐かしくなり、図書館で借りて再読してしまった。三十数年ぶり??

当時は美術にあまり関心も無く、ただストーリーを面白く追うだけだったが、今回はその細部を極めて興味深く読むことができ、しみじみ、再読して良かった~!!と思ってしまった。初読から今回の再読までの歳月、その間の自分の美術追っかけ経験が決して無駄ではなかったと思わせてくれたからだ。

昔はよくわからず読んでいた事柄が、今はまざまざと了解できる。なにしろ、のっけからアンニバレ・カラッチのファルネーゼ天井画と素描についてのホーヴィングお手柄話が出て来るんだもの(だから繋がりでマルケのカルトーネ)(笑)。

物語は、ホーヴィングがクロイスターズで働くことになる経緯から始まり、「謎の十字架」の実物を見る機会を得、その素晴らしさに魅せられ、何とかMETに入手得しようと奮闘する物語である。セイウチの象牙に彫られた十字架の出自の謎解きだけではなく、怪しげな収集家や競合する美術館との駆け引きなど、ミステリー冒険小説のような趣もあり。なにしろ、ホーヴィングがフィレンツェのバルジェッロ国立博物館でボンド顔負けの離れ業をしたりするし

クロイスターズにて撮影。

ちなみに、METサイトでは…

https://www.metmuseum.org/art/collection/search/470305

「Provenance」には「Ante Topic-Mimara, Zurich (sold 1963)」とだけ書いてある。そう、このミマラが曲者なのよねぇ(笑)。

ホーヴィングはこの十字架を、12世の名匠ヒューゴによる英国サフォーク「ベリ・セント・エドマンズ修道院」起源としたが、その後、英国起源説に異論が出ており、現在ではどうやらそれが主流になっているようだ。もちろん、METは英国説のままだけどね

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アンニバレ・カラッチのカルトーネ(マルケ国立絵画館)。

2021-06-15 16:46:32 | 西洋絵画

マルケ国立絵画館はウルビーノのパラッツォ・ドゥカーレ内にある。

ウルビーノ「パラッツォ・ドゥカーレ(Palazzo Ducale)」

が、マルケ国立絵画館にアンニバレ・カラッチのファルネーゼ宮(天井画)《バッカスとアドリアネの勝利の行進》シレノス部分のカルトーネが所蔵されていることはあまり知られていないような気がする。

アンニバレ・カラッチ《シレノスとのバッカスの行進》(1598年頃)マルケ国立絵画館

アンニバレ・カラッチ《バッカスとアドリアネの勝利の行進》(1597~1607年)パラッツォ・ファルネーゼ

カルトーネはパラッツォ・ドゥカーレの階段を上り奥まった展示室に展示されており、あの天井画の原型が眼前にクローズアップされる感動はひとしおである。重ねられた描線は確かにアンニバレの手によるものであり、ローマ「Palazzo Farnese」展で観た天井画の原寸大構想をそこに観ることができたのだ。

1999年、このマルケ国立絵画館のカルトーネが初めて館外で展示された。1999年9月~2000年1月まで開催されたワシントン・ナショナル・ギャラリー「The drawing of Annibale Carracci」展に出展されたのだ。

https://www.nga.gov/exhibitions/1999/carracci.html

しかしながら、ワシントンNGはやはり太っ腹で凄い!! 何故ならば「The drawing of Annibale Carracci」展のカタログが無料でダウンロードできるのだよ!!

◆「The drawing of Annibale Carracci」展のカタログPDF

https://www.nga.gov/content/dam/ngaweb/research/publications/pdfs/drawings-of-annibale-carracci.pdf

ちなみに、NYのピアモント・モーガン・ライブラリーで「Annibale Carracci at the Morgan: Drawings from the Artist's Final Period」と題する講演会が開催され、Youtubeで見ることができる。

◆「Annibale Carracci at the Morigan:  Drawings from the Artist's Final Period」動画

https://www.youtube.com/watch?dv=KiwZMOa5AN4

それにしてもつくづく思うに、アンニバレの晩年は可哀そうなのだよね

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山形美術館「山形で考える西洋美術」展チラシ。

2021-06-12 01:02:24 | 展覧会

ようやく山形美美術館サイト「令和3年度国立美術館巡回展 国立西洋美術館コレクションによる 山形で考える西洋美術 ──〈ここ〉と〈遠く〉が触れるとき」が更新されていた。

サイトのリンク先にチラシ画像もあった。

http://www.yamagata-art-museum.or.jp/wp-content/uploads/2021/06/202106_leaflet.pdf

先に書いた講演会情報に間違いがあったので(汗)訂正をするとともに、正しい講演日程を再度掲出しておく。

・2021年7月24日(土) 新藤淳  「スライドトーク」

・2021年8月 9 日(月) 元木幸一   「私の好きな国立西洋美術館」

・2021年8月21日(土) 幸福 輝  「モネとロダンと...もうひとつの国立西洋美術館」

で、チラシを見るとクラーナハが出ていないので、多分油彩ではなく版画なのかもしれない。それとも来ない?? だとしたらスミマセン、悪しからずです

しかし、ヴェロネーゼにエル・グレコだけだったら...私的には寂しいなぁ

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久々の会食(^^ゞ

2021-06-07 00:20:06 | 食べもの

コロナ自粛で外食も控えていたが、久々に友人のTちゃんとランチをすることに。お店の選定条件はコロナ対策をきちんとしている処。アクリル板仕切りもあるということで、Tちゃんご推薦のお店で♪ ホテルの日本食レストランだから若者は来ないし、それに店内は空いていたし、ぴったりのお店だった。

ということで、Tちゃんのオーダーは和牛石焼と寿司の御膳、私のオーダーは旬の会席。

◆「旬味会席」

先 付:雲丹飾り焼き茄子水晶寄せ

御 椀:新玉葱の摺り流し

お造り:本日おすすめのお魚と野菜の一皿 粉しょうゆと粒オリーブオイルで

主 菜:鱸若狭焼きトマトちり酢掛け、かもじ紫蘇、ズッキーニ和風ピクルス、新じゃが芋と新蓮根のアンチョビ和え、ローストビーフ

温 物:フォアグラ西京漬けの茶碗蒸し

お食事:ほや釜炊き御飯 香の物 お味噌汁

水菓子:本日の甘味

ずーっと自粛の自炊生活だったから、久々に手の込んだ美味しい食事とともに、楽しいひと時を過ごすことができたのだった(*^^*)。

ちなみに、Tちゃんから頂いた初物のサクランボ🍒

やはり佐藤錦は甘くて美味しいのだわ~。果物は季節の移ろいを教えてくれる。週末の仙台は天気にも恵まれ、まさに「初夏」だったしね

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山形美術館「山形で考える西洋美術」展の講演会予定。(訂正あり)

2021-05-30 17:08:46 | 展覧会

山形美術館での「令和3年度国立美術館巡回展 国立西洋美術館コレクションによる 山形で考える西洋美術─〈ここ〉と〈遠く〉が触れるとき」開催については以前に触れた。

・会期:2021年7月17日(土)-2021年8月27日(金)

・会場:山形美術館

http://www.yamagata-art-museum.or.jp/exhibition/4067.html

で、講演会情報を入手した(;’∀’)

・2021年7月24日(土) 新藤淳

・2021年7月7 9日(月) 元木幸一 ※日付訂正

・2021年8月21日(土) 幸福 輝

講師の先生たちのご専門は北方絵画寄り(ドイツ・ネーデルラント)なのだが、北方系の出展作品はクラーナハぐらいらしい(版画は来るようだが)。どうやら印象派が多いようだ。(山形美術館には吉野石膏コレクションがあるのにね

しかし、クラーナハのどっちの作品が来るのだろう??《ゲッセマネの祈り》?それとも《ホロフェルネスの首を持つユディット》? 私的には《ユディット》の方が嬉しいのだけれど

ルーカス・クラーナハ(父)《ホロフェルネスの首を持つユディット》(1530年頃)国立西洋美術館

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「エデン」からの遁走。

2021-05-21 21:40:04 | Weblog

仙台駅前に「エデン」という飲食店の集合施設がある。テラス席風のパティオ(中庭)があるので、病院の予約時間までの時間つぶしに、この時期だから使えるかも?と行ったのだが….なんと!恐ろしい光景に出くわしたのだ!!

飲食店の半分は閉まっていたが、中庭のテラス席はほぼ満席。空席を探していると、背後に大きな笑い声が聞こえた。ギョッとして見ると、中央の席に20歳前後の女子3人が、大声でしゃべり笑っていた。ゾッとしたのは、3人ともマスクをしていないのだ!!

周りの客にも眼をやると、みーんなマスク無しの客ばかりじゃないの!! 彼らは感染リスクの高い「外飲み」と同じだとわかっているのだろうか??

女子たちの口から飛ばされる飛沫を身近に感じ、もう、恐ろし過ぎて「エデン」から慌てて逃げだしてしまった。仙台でも感染力の強い変異種に置き換わっているというのに…。

その夜、NHK「クローズアップ現代」では新人看護婦がコロナ病棟で奮闘する姿が報じられていた。その看護婦と同世代であろう女子3人組を思い出すに、同じ若者でもなんという差があるのだろうと、暗澹たる気持ちになってしまった。

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ヘルムート・ヤーン「ソニーセンター」(ベルリン)。

2021-05-10 17:02:58 | 建築

ネットのニュースで知ったのだが...

「ヘルムート・ヤーン氏死去 世界的建築家、交通事故で」(合掌)

https://news.yahoo.co.jp/articles/56b72b58c6c85ebbf0acb864f2c4caa512f41c9c

ヘルムート・ヤーン(Helmut Jahn)氏は1940年、ドイツに生まれ、66年シカゴに移住。米国で建築を学び、ワシントンの連邦捜査局(FBI)本部の設計に参加したほか、JR東京駅前の「グランルーフ」やベルリンの「ソニーセンター」などを手掛けた。

私が知っているのは東京駅「グランルーフ」の他にベルリン「ソニーセンター」。

ベルリン「ソニーセンター」中央広場。

2007年6月、ポツダム広場にあるホテルに宿泊した時、ベルリン国立絵画館の帰りに「ソニーセンター」中央広場でビールを飲んだ♪ 夕方の心地良い風に人々がそれぞれにくつろぎ、本当に気持ちが良かったなぁ...。

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