2021 Japan Championships(44)

Digest of 2021 Japan Championships. (Closing ceremony)

まず、ベスト3の選手による記念撮影が続き、さらに優勝した相澤選手1人での記念撮影となりました。
これでボディビルの表彰式としてはおしまいのなのですが、この後女子フィジーク優勝の澤田めぐみ選手との記念撮影が続いたのです。
まずは、（公社）日本ボディビル・フィットネス連盟（JBBF）の故・藤原達也会長と石井直方JBBF副会長、さらに中尾尚志JBBF審査委員長を交えて5人での撮影となりました。
次いで、相澤選手と澤田選手の2人での撮影が、いくつかポーズを変えて行われました。
記念撮影が終わったところで、東京ボディビル・フィットネス連盟の宮畑豊理事長による閉会宣言となって、これで日本選手権はすべて終了したはずですが、まだ終わりませんでした（爆）。
ここで司会の角田信朗選手が、両選手に一言づつとマイクを渡したのです。
まずは澤田選手が挨拶を行い相澤選手にマイクを渡したのですが、相澤選手は涙で言葉も詰まりがちでした。
そのシーンに思わずもらい泣きする観客も少なくありませんでした。
たとえば、私の前の席で観戦していた静岡の澤下美香選手も、その1人でした（原爆）。
こうして、2021年の日本選手権は幕を下ろしたのでした。

というわけで、次回こそ「おまけ写真」をお送りして千秋楽としたいと思います。

2021 Japan Championships(43)

Digest of 2021 Japan Championships. (Victory ceremony)
Results (Finalists only)
1　AIZAWA Hayato
2　KIZAWA Daisuke
3　SUYAMA Shotaro
4　KATO Naoyuki
5　KIMURA Seiichiro
6　SHIMADA Keita
7　TAKANASHI Keisuke
8　MATSUO Kosaku
9　SUE Masahiro
10 TASHIRO Makoto
11 SATO Shigeo
12 YOSHIOKA Masateru

All results are here.

そしてこちらが、ポーズダウン及び表彰式の模様です。
時節柄、場内にいつも飛び交っていた怒号はありませんでした。
また、女子フィジーク同様にこのような「演出」がなされていました（苦笑）。
女子フィジークのときよりは少しマシになってはいましたが、それでは女子フィジークは「実験台」だったのかと（爆）。
なお、ポーズダウン直前に司会の角田信朗選手が、順位が記載された用紙を見て「とんでもないことになっています」と発言する「勇み足」がありました（原爆）。
その「とんでもないこと」がどういうことだったかは、ご覧のとおりです。
3位にコールされた須山選手の無念そうな表情や、2位にコールされた木澤選手が優勝が決まった相澤選手の腕を上げたところなど、印象的な場面をご紹介させていただきました。
最後は記念撮影ですが、記念撮影にはもう少し続きがあります。

2021 Japan Championships(42)

Digest of 2021 Japan Championships. (Final)
1 AIZAWA Hayato

第67回日本ボディビル選手権の優勝は、エントリー番号3番の相澤隼人選手（東京）でした。
当時21歳の現役大学生が、前回の9位から一気に日本のボディビル界の頂点に立ったのです。
出場選手名簿上は年齢が22歳になっていましたが、これは2021年12月31日現在の年齢でまだ相澤選手は誕生日を迎えていませんでした。
しかし、このフリーポーズをご覧ください。
見事な筋肉はもちろんのこと、年齢を感じさせない堂々としたポージングではありませんか。
まさに、新しい時代の到来を感じさせてくれる「超新星」の登場でした。
ちなみに、兄の相澤飛鳥選手もエントリー番号29番で参戦していましたが、2次ピックアップ審査に進出するにとどまっています。
兄弟での日本選手権入賞は、もう少し後のことになるでしょう。
なお、相澤選手はモストマスキュラー賞及びベストアーティスティック賞も受賞しています。
以上が、決勝フリーポーズのダイジェストでした。

2021 Japan Championships(41)

Digest of 2021 Japan Championships. (Final)
4 KATO Naoyuki
3 SUYAMA Shotaro
2 KIZAWA Daisuke

そして、4位から2位までも5枚づつのご紹介とさせていただきます。
4位は、エントリー番号16番の加藤直之選手（東京）で、前回は自己最高の3位に入賞しています。
3位は、エントリー番号14番の須山翔太郎選手（東京）で、今回優勝のチャンスだったのですが残念な結果となりました。
2位は、エントリー番号9番の木澤大祐選手（愛知）で、自己最高の2位というすばらしい結果をたたき出しました。
それでは、優勝選手はフルに15枚ご紹介させていただきます。

2021 Japan Championships(40)

Digest of 2021 Japan Championships. (Final)
5 KIMURA Seiichiro
6 SHIMADA Keita
7 TAKANASHI Keisuke

続いて7位から5位までは、5枚づつご紹介いたしましょう。
7位は、エントリー番号8番の高梨圭祐選手（東京）で、「ゴリ」と呼ばれるほどのごつい体が持ち味です。
6位は、エントリー番号39番の嶋田慶太選手（福岡）で、前回の11位からこれまた大きく順位を上げてきました。
5位は、エントリー番号17番の木村征一郎選手（大阪）で、日本クラス別選手権の65kg以下級では浅野喜久男選手の「天敵」です（爆）。

2021 Japan Championships(39)

Digest of 2021 Japan Championships. (Final)
12 YOSHIOKA Masateru
11 SATO Shigeo
10 TASHIRO Makoto
9 SUE Masahiro
8 MATSUO Kosaku

ここからは決勝フリーポーズをご紹介しますが、まず12位から8位までの選手を3枚づつご紹介します。
12位は、エントリー番号30番の吉岡賢輝選手（神奈川）で、先ほどご紹介したとおり今回嬉しい初入賞です。
11位は、エントリー番号37番の佐藤茂男選手（千葉）で、これも先ほどご紹介したとおり「復活入賞」だったのですが、2019年には同点審査で惜しくも入賞を逃していました。
10位は、エントリー番号21番の田代誠選手（東京）ですが、過去に日本選手権4連覇を誇る田代選手がこの順位だったのは意外でした。
9位は、エントリー番号18番の須江正尋選手（東京）で、大会デビュー以来35年のキャリアを誇る超ベテラン選手です。
8位は、エントリー番号10番の松尾幸作選手（愛知）で、前回の12位から大きく順位を上げてきました。

2021 Japan Championships(38)

Digest of 2021 Japan Championships. (Bodybuilding, elimination 2 and prejudging)

続いて、2次ピックアップ審査では前回入賞の10人の選手も加わって、計22人で12人の入賞枠を争うことになります。
前半の8枚がその2次ピックアップ審査の模様で、これで22人全員をご紹介しています。
そして、最後の4枚が入賞を決めた12人の選手による予選の模様です。
「フロントダブルバイセップス」からちょっとポーズを変えて、「フロントラットスプレッド」でご紹介しました。
前回入賞の10人は今回も無事全員入賞し、過去に入賞経験のある37番佐藤茂男選手が復活入賞、そして2019年に神奈川選手権を制している30番吉岡賢輝選手が初入賞を決めました。

2021 Japan Championships(37)

Digest of 2021 Japan Championships. (Bodybuilding, elimination 1)

こんばんは。
昨日、2021日本選手権のご報告は今日で千秋楽とお伝えしましたが、誠に勝手ながら千秋楽は明日に順延させていただきます（爆）。
といいますのは、今日男子ボディビルを簡単にお伝えするのですが、そう簡単にはいかず今日1日かかることが判明したからです（原爆）。
とりあえず、まずは一次ピックアップ審査からご覧いただきましょう。
一次ピックアップ審査では、前回（2019年）の日本選手権で12位以内に入賞した選手を除いた選手で行われて、12人が次の二次ピックアップ審査に進出するというものでした。
ご覧の8枚の写真で、一次ピックアップ審査に臨んだ27人の選手をひととおりご紹介しています。
前回入賞選手のうち2人欠場していますから、この中から少なくとも2人は入賞の可能性があります。