行動派の I love muscle beauty!

強い者は美しい・・・

JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2021 (62)

2022-04-08 23:54:53 | 観戦記2021


YASUI Yuri, 1st place of 2021 Japan Bikini Fitness Championships.

第3回ビキニフィットネス日本選手権の優勝は、エントリー番号17番の安井友梨選手(愛知)でした。
2019年お第1回に続き、見事連覇を決めて「日本一」の座を守り通しました。
2021年は、ジャパンオープンでフィットモデルに挑戦し、163cm超級では優勝しましたが、オーバーオール決勝では田上舞子選手に苦杯を喫し大会後涙していた姿を思い出します。
しかしそこから見事立ち直り、オールジャパンビキニフィットネス選手権では35歳以上40歳未満160cm超級で完勝
安井選手は、今大会で優勝できなければ「引退」との覚悟を決めて臨んでいました。
ジャパンオープンで国内初めての「敗北」を喫し、オールジャパンのポスターではセンターを外された安井選手が、ここでも勝てなかったらもはや「居場所」はないと自ら悟っていたのでしょう。
私は大会直前に、安井選手には「「勝たなければいけない」という考えは捨てて、ハルピンのときのような気持ちで臨んでください。」とメッセージを送りました。
2019年のハルピンアジア選手権では、安井選手はビキニフィットネス169cm超級優勝のみならず、オーバーオール優勝までしてアジアの頂点に立ちました。
そのとき安井選手は、意外なことですが「練習試合」のような感覚で気楽に大会に臨んだ結果、驚くべき結果をたたき出したのです。
逆に、国内の大会の方が「勝って当たり前」というプレッシャーが厳しいとうかがいましたので、上記のようなメッセージをお送りした次第です。
そしてその結果が、ご覧のとおりのすばらしいものでした。
以前にも書きましたが、オールジャパンの帰り道にご一緒した渡辺実さんは、オールジャパンでの安井選手を見て今大会での優勝を予想しておられました。
さすがプロの見る目は確かだと、感服した次第です。
そしてこの後、11月の世界選手権(スペイン)でビキニフィットネスのマスターズ35歳以上40歳未満164cm超級で2位という、すばらしい成績を挙げたことはご存知のとおりです。 
さて、今年はどうなるでしょうか大変楽しみです。
以上が、ビキニフィットネス日本選手権の決勝の模様でした。

いよいよ次回千秋楽を迎えますが、ボディフィットネス・ビキニフィットネスともに順位発表及び表彰式の模様、そして同時に行われたメンズフィジークの模様を簡単にお伝えして、締めくくりたいと思います。
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JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2021 (61)

2022-04-08 23:24:12 | 観戦記2021


DANCY Azusa, 2nd place of 2021 Japan Bikini Fitness Championships.

さて、2位ですが・・・
2019年の今大会と同じく、エントリー番号20番のダンシーあずさ選手(東京)でした。
2019年の北区オープンでゲストポーズを務めた際に、「次回は日本一になる」と宣言したダンシー選手でしたが、残念ながら実現はなりませんでした。
私も、率直なところダンシー選手の優勝を期待していた1人でした。
スタイルのよさや身のこなしの美しさ、そして「女王」にふさわしい風格とすべて兼ね備えていたように思います。
ここまで来れば、優勝は安井友梨選手なのは自明ですから書きますが、ダンシー選手と安井選手に優劣をつけるのは審査員の方々でさえ困難だったのではないかと思います。
審査結果を見ますと、審査員7人中男子審査員6人は安井選手を1位とし、ただ1人の女性審査員だけがダンシー選手を1位としていました。
これはあくまで私の個人的な「邪推」ですが、今大会を世界選手権への「通過点」と位置付けている安井選手と、今大会に勝利することが「最終目標」のダンシー選手とで甲乙つけがたい状況になれば、安井選手を勝たせて気持ちよく世界選手権に向かってもらいたいというような「心情」も働いたのではないでしょうか。
ですので、ダンシー選手が引き続き「日本一」を目指すのであれば、「日本一」の先すなわち世界選手権への出場も念頭に置いて戦うことが大事ではないかと思います。
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JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2021 (60)

2022-04-08 23:10:58 | 観戦記2021


KOYANO Ayaka, 3rd place of 2021 Japan Bikini Fitness Championships.

ここからは、いよいよベスト3のご紹介となります。
3位は、エントリー番号31番の小谷野彩香選手(東京)でした。
小谷野選手も、2019年の今大会と同じ結果となりました。
もちろん、オールジャパンビキニフィットネス選手権でも35歳未満158cm以下級を2連覇しています。
また、2019年のハルピンアジア選手権ではビキニフィットネス163cm以下級に出場して、日本選手としては最高の3位に入賞しています。
オールジャパンでは赤いビキニを着用していましたが、今回は青いビキニで臨んでいましたね。
常時笑顔を絶やさず、美しい身のこなしでその魅力を最大限に生かして見せてくれたと思います。
先日、歯科衛生士の国家試験の合格したそうで、おめでとうございます。
今年も大いに活躍していただきたい選手の1人ですが、まずはオールジャパンビキニフィットネス選手権でのクラス3連覇が、当面の目標でしょうか。
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JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2021 (59)

2022-04-08 22:52:57 | 観戦記2021


NAGASE Yoko, 4th place of 2021 Japan Bikini Fitness Championships.

次に4位は、エントリー番号32番の長瀬陽子選手(東京)でした。
奇しくも、2019年の今大会と同じ順位でした。
いずれも、オールジャパンビキニフィットネス選手権で40歳以上45歳未満160cm超級で優勝して、出場権を得たものでした。
実は、ここから上位の4人の選手は、2019年の今大会と全く同じメンバーでした(爆)。
2019年のハルピンアジア選手権でも、日本代表として大いに活躍した4人でもあります。
このとき長瀬選手は、ビキニフィットネスマスターズで2位と好成績を挙げています。
44歳と決勝進出選手の中では最年長でしたが、そういったハンデを感じさせないところがすごいと思います。
今年からは、オールジャパンビキニフィットネス選手権では45歳以上160cm超級にすることになりますが、またこの大会に戻ってきてくれることでしょう。
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JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2021 (58)

2022-04-08 22:44:27 | 観戦記2021


KAKI Natsume, 5th place of 2021 Japan Bikini Fitness Championships.

続いて5位は、エントリー番号16番の柿夏芽選手(東京)でした。
今大会では、ボディフィットネスも含めてすべての女子選手の中で最も若い選手(22歳)でしたが、堂々の成績を修めました。
2021年のオールジャパンビキニフィットネス選手権では、24歳未満35歳未満160cm超級の両方で優勝するという快挙を達成し、今大会の出場権を獲得しています。
2021年に入っての初戦は東日本ビキニフィットネス選手権でしたが、このときは35歳未満163cm超級で2位でした。
そして東京選手権でもビキニフィットネス35歳未満で2位でしたが、そこから急激に成長して日本のトップ選手の仲間入りを果たすとは、さすがこれが若さというものなのでしょう。
今大会当時は日本体育大学に在籍する現役大学生でしたが、今年3月に無事卒業しています。
社会人として臨む今年は、どのような活躍を見せてくれるのか実に楽しみですね。
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JBBF FITNESS JAPAN GRAND CHAMPIONSHIPS 2021 (57)

2022-04-08 22:33:27 | 観戦記2021


KATAHIRA Aiko, 6th place of 2021 Japan Bikini Fitness Championships.

こんばんは。
まず最初に、去る4月6日に(公社)日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)の藤原達也会長が亡くなられたとのことでした。
藤原会長のご冥福をお祈りいたします。
改めまして、今日は2021ビキニフィットネス日本選手権の決勝から、各選手の「Lウォーキング」をカウントダウン式にご紹介させていただきます。
まずは6位ですが、エントリー番号12番の片平愛子選手(静岡)でした。
静岡といえばボディビルの合戸孝二選手があまりにも有名ですが、その合戸選手の指導を受けているだけあって、日本最高峰の大会で見事ファイナリストとなりました。
初めて見たのが2019年のオールジャパンビキニフィットネス選手権でしたが、そのとき早くも35歳未満163cm超級で5位に入賞しています。
2021年に入ると、SPORTEC CUPでビキニフィットネス優勝、さらにオールジャパンビキニフィットネス選手権でも35歳未満163cm超級で3位に入賞して、今大会の出場資格を得ています。
今年からオールジャパンビキニフィットネス選手権では、35歳以上40歳未満160cm超級に参戦することになると思われますが、安井友梨選手や大脇朋香選手との直接対決が楽しみですね。
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