宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
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「感染拡大の危機的拡大は菅政権の人災ーコロナ対策」-志位委員長のあいさつから(1)

2020年12月05日 | 野党連合政権への展望

【コロナから命と暮らしを守るとりくみーー声をあげれば政治は動く】

 志位委員長が4日、臨時国会閉会に先立つ党国会議員団総会で行ったあいさつのなかから2つの課題の取り組みについての発言を紹介させていただきます。今回は、「コロナ対策」について紹介させていただきます。

「臨時国会開会の議員団総会で、私たちは日本学術会議への人事介入、新型コロナ対策という『二つの焦眉の大問題』にとりくむことを誓い合いました。この二つの課題のそれぞれで、衆参の国会議員団が連携し、野党共闘を強めて、重要な成果をかちとったということを確認しておきたいと思います」

新型コロナ対策についてであります。この問題での菅政権の対応は、一言でいいまして、『無為無策』そして『逆行』というほかないものです。多くの専門家が、『感染拡大のきっかけとなった』と指摘している『GO  TO』事業に、この期に及んで、いまだに固執しているのは、その象徴ではありませんか。現在の感染の危機的拡大は、『菅政権による人災』と言わなければなりません」

「日本共産党は、感染拡大から命を守るために、『検査・保護・追跡』の抜本的な強化、医療機関への減収補てんを一貫して求めてきました 事業と雇用の危機に対して、持続化給付金、家賃支援給付金などの直接支援の継続・強化、消費税減税と減免を正面から求めてきました」

【政治を動かす一連の成果】

たとへばPCR検査の拡充です。この問題では、政府も、わが党の主張を否定できなくなり、医療機関や高齢者施設などへの『社会的検査』、繁華街などの『大規模・地域集中検査』、これを言わざるをえなくなってきています。ただ、検査費用の半分は自治体持ちという根本的問題は解決しておりません。これが今後の課題になっていますが、半歩、検査の問題で政府の姿勢を動かしてきたということがいえるのではないでしょうか」

暮らしと営業、教育を守るという点でも、一連の成果と前進がつくられました。雇用調整助成金のコロナ特例の来年2月まで延長が決まりました。これはコロナ収束までの延長を引き続き求めていきたいと思います」

「政府は、学生支援給付金の再追加配分を表明しました。生活福祉資金、住宅確保給付金が来年3月まで延長される方向です」

「少人数学級も、実現に向けてあと一歩のところまできました。畑野議員の質問に対して、萩生田文科大臣の答弁は『皆さんと協力しながら頑張りたい』『不退転の決意でとりくむ』『(畑野議員に)勇気をもらいました』あの萩生田氏がここまで答弁するところまで、事態を前に進めました」

「コロナの危機のもとで多くの方々が苦しんでおりますが、声をあげれば政治は動く。このことは、この臨時国会でも証明されたのではないでしょうか。引き続き、コロナから国民の命を守り、苦難を軽減するために力をあわせて頑張ろうではありませんか」


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