甘利前大臣が記者会見し、大臣を辞任して1カ月たった2月28日、栗田敏夫「しんぶん赤旗」社会部長を迎えて、「甘利前大臣疑惑の核心と背景」について語っていただきました。
13区全体の取り組みに成りきれなかったなかで、大和、綾瀬市民50人ほどに参加していただきました。
甘利氏は、記者会見で、「自分も秘書も口利きはしていない」と語りましたが、この1カ月で明らかになってきたことは、「口利きをしたのではないか」という疑惑がますます深くなっているということでした。
今月1日にURが公開した甘利前大臣の秘書との面談記録は、「口利きはない」証拠として公開されましたが、「口利き」の”実態”が逆に明らかになったというこではないでしょうか。
国会では、共産党、民主党、維新の党がそれぞれ上西UR理事長、安倍首相などに質問しましたが、こうした質問の中で、上西理事長が、面談した職員が甘利氏前秘書に、補償金額について話していたことを認めました。
そして、URが千葉県の建設会社に支払った2億2千万円の補償金が、本来払わなくてもいい補償金ではなかったのか。 なぜ、巨額の補償金が支払われることになったのか。
その過程で、甘利氏側の口利きがなかったのか。 2013年8月20日、一色氏(建設会社の総務担当)が大和市内の甘利事務所を訪問して500万円を秘書に渡したお金の原資はなんだったのか。
こうした深まり続ける疑惑につて、このままあいまいにされてしまうのかどうか。 甘利氏本人と甘利氏を重要閣僚として任命し続けた安倍首相の責任は極めて重大です。
そして、安倍”金権腐敗政治”全体の徹底解明が必要になっているのではないでしょうか。 こうした「政治とカネ」の問題でも国会内外で野党共闘の力を大いに発揮してほしいと思います。
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