宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「政権協力合意で新局面をー困難を乗り越える力『市民の運動、日本共産党の躍進』」

2021年05月18日 | 野党連合政権への展望

 15日の全国革新懇の「記念の夕べ」で志位委員長が行った講演の内容が「しんぶん赤旗」17日付に掲載されました。私も、地元の革新懇運動に参加しています。志位委員長の講演の一部を紹介させていただきます。

【市民と野党の共闘の到達点と展望ーー政権協力で合意すれば新局面が開かれる】

 志位委員長は、局面をリアルに紹介した上で、次のように語りました。

「総選挙にむけた市民と野党の共闘を発展させるうえで、もう1点、強調したいことがあります。それは、過去3回の国政選挙を共闘でたたかってきた実感としまして、参議院選挙と比べても総選挙での共闘には特別の難しさがあるということです。そのことを率直にのべておきたいと思うのです」

「私たちが忘れることができないのは、4年前、2017年の総選挙です。この選挙では、直前になって、突然、共闘破壊の逆流があわられ、それによって重大な困難が持ち込まれ、逆流とのたたかいを余儀なくされました。私は、この時の共闘破壊の逆流の背景に支配勢力の動きがあったと考えております」

「総選挙といのは、政権・与党にとっては、野党に敗北すれば、たちまち政権を失うという事態になります。ですから、支配勢力は、日本共産党が一翼を担う共闘体制がつくられ、本格的に共闘が前進することを何よりも恐れています。だからこそ熾烈な共闘破壊の攻撃をかけてきたのであります」

「総選挙で共闘を成功させるためには、参院選の時以上の力が必要だということを、2017年の総選挙をふりかえって、私は痛感しております。来たるべき総選挙でも、市民と野党の共闘を成功させるためには、私たちはさまざまな困難を乗り越えていくことが必要とされるでしょう。困難を乗り越える力はどこにあるか。私は2つの力が重要だと考えています」

「第一は、国民的、市民的な世論と運動の力であります。”野党は結束して政権交代の実現を””共闘の力で新しい政権をつうろう”という、国民的、市民的な世論と運動の力こそ、さまざまな困難を乗り越えていく最大の力となります。この点で、全国の草の根に根をはって活動しているわが革新懇運動の果たすべき役割はきわめて大きいと思います。全国の革新懇の仲間のみなさんの大きなお力添えを、そして、ともにたたかっていくことを、心から訴えたいと思います」

「第二は、これは私たち自身の課題ですが、日本共産党が実力をつけ、政治的にも組織的にも躍進の勢いをつくりだすことが大切であります。そのことが困難を乗り越えていくもう一つの決定的な力となります。こうした立場で、私たちはいま、日本共産党を強く大きくするとりくみに全力を注いでいるところです。まず、目前に迫った東京都議会議員選挙で、必ずや躍進をかちとりたいと決意しております」