少し、紹介が遅れてしまいかしたが、「国民投票法改定案」が11日の衆院本会議で採決されようとしています。日本共産党の同法案に対する立場、見解を5・3憲法大行動への志位委員長のスチーチなどで明らかです。今回志位氏のスピーチの一部を紹介させていただきます。
【志位委員長の5・3憲法大行動へのスピーチ】(一部)
「自民、公明、維新は、連休明けの6日にも、衆院憲法審査会で、国民投票法改定案の採決を強行しようとしています。この狙いはどこにあるでしょうか。菅首相自身が3月の自民党大会で、狙いをあけすけに述べています。『憲法改正にむけた第一歩』だと。憲法改定にむけた”地ならし”こそが、この動きの狙いなのであります」
「それでは、自民党が狙う『憲法改正』とは何か。菅首は、今日発表された『産経』のインタビューで、自衛隊を明記する9条改定、緊急事態条項の創設など、自民党の改憲4項目をたたき台に議論を進めてもらうと宣言しています」
「海外での武力行使を無制限に進める『戦争国家』をつくり、緊急事態への対応の名目で基本的人権を停止する『独裁国家』をつくる。こんな恐ろしい憲法改定を、コロナ危機のどさくさに紛れて行う。最悪の火事場泥棒を許してはなりません」
「日米首脳会談で『日米同盟強化』が合意されなか、憲法違反の安保法制=戦争法を廃止して立憲主義を回復することは、いよいよ急務となっています。安保法制廃止は、市民と野党の共闘の『一丁目一番地』です。そのことをこの日にあたって今一度確認し、その土台のうえに豊かな共通政策を発展さで、総選挙で菅自公政権を打倒し、政権交代を実現し、憲法を生かした新しい日本をつくっていこうではありませんか」