宮応かつゆきの日本改革ブログ

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「スターリン秘史―巨悪の成立と展開」不破哲三氏の「前衛」長編連載、好調に進行中

2013年03月20日 | その他

不破哲三氏の雑誌「前衛」長期連載がはじまり、第3章「コミンテルン第7回大会」(下)「前衛」4月号に掲載されました。不破氏の「コミンテルン第7回大会」に対する評価と疑問が、冒頭部分に述べられています。

「コミンテルン第7回大会は、1935年7月25日、モスクワで開会しました。それが、反ファシズム人民戦線の旗を掲げ、その実現と発展をめざすコミンテルンの画期的な方針を内外に鮮明にした大会となり、世界の反ファシズムの潮流を励まし強める大会となったことは、よく知られていることです。ただ、この大会が、コミンテルンを自分の支配下の道具にかえようとするスターリンの隠された要求を達成するうえで、一つの転換点になったことには、これまであまり注意がはらわれてこなっかたように思います」

 そして、不破氏は、第3章の最後の部分では、「第7回大会で確立したコミンテルンの組織体制には、前面に躍り出た『反ファシズム人民戦線』という輝かしい旗の影で進行し、やがて世界の共産主義運動を深刻な危機的な事態に落とし込む否定的な道具立てが、すぐには結果が見えない形で準備されていたのです」と述べています。

 スターリンによって、どんな「深刻な危機的な事態」がつくられてたのか、歴史の事実に基づいた解明に、期待が膨らみます。