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青森市庁舎考

2014-01-22 21:15:11 | 青森市庁舎とアウガ問題
1/22読売新聞WEBで伝えておりました。

-青森市庁舎整備 深まる溝-

 従来の方針通りとする市側の表明に対し、議員から「拙速だ」との声が相次いだ会議  青森市役所庁舎の建て替え問題で、鹿内博市長は21日、議員との会議を開き、「現在の本庁舎敷地に整備する考えを変えるには至らなかった」と述べた。学識者が講演した意見公聴会から2日後に「従来通り」と方針を表明したことに対し、議員は「拙速だ」「結論ありきだ」と反発。大規模地震に備えて建て替えを急ぎたいとする市側と、中心市街地の活性化への役割を考え直すべきだとする議員側の溝が深まった。

 ◇共有されない「緊急性」

 会合で鹿内市長は、現庁舎が震度6強で倒壊する危険性があるとして、2年余りかけて建て替えの基本計画をまとめた経緯を強調。「計画を策定するための公聴会なら、さらなる議論の必要があるが、既に市民や議会の議論を踏まえた計画を定めている」と語った。もはや後戻りはできず、計画の修正は避けたいという本音がのぞく。

 市が議会に提案している現在地での建て替えの関連条例案は昨年9月に続き12月議会でも継続審査となり、議会の審議を待つ状況で、ボールは議会側にある。鹿内市長は「いつ来るか分からない地震に対応しなければいけない」と理解を求めるが、「なぜ急ぐのか。大きな地震が来たことはない」(自民党・大矢保議員)といった意見まで出た。

 ◇抜け落ちていた視点

 19日まで専門家5人の話を聴いた公聴会では、中心市街地の活性化に市庁舎を生かすべきだとする意見が多く、議会での議論の焦点はまちづくりに移っている。

 21日の会合では、青森駅周辺への移転を視野に入れる自民党をはじめ、各議員から市側に対する不満が噴出。現在地を推す社民党・市民の会の三上武志議員も「正直がっかりした。市長の説明にはまちづくりの観点がない」と批判した。

 鹿内市長は「当初はまちづくりの観点で(建設場所を)選定しなかった」と認める一方、「市民の利便性や防災、財政など、まちづくりの方向性は専門家の意見と異なるものではない」と“結果オーライ”だと説明。だが、「市役所のあり方をもう一度議論するという考えになぜならないのか」(自民党・中田靖人議員)と政策決定の過程に批判が及んだ。

 鹿内市長は公聴会で専門家から出たまちづくりの意見について、「可能な限り活用する方向でとりまとめたい」と述べ、庁舎建て替えの基本計画とは別に、具体案を議会に示す考え。議会は27日の総務企画常任委員会で関連条例案を審議する。

-引用終わり-

個人ブログですので、発言権の無いむつ市在住者がコメントする無謀をお許しください。

私は単純に次のように思いました。細部は今までのブログコメントをご参照ください。

・大規模地震に備えて市民の安全を守るなら、先ずアウガへ市民窓口を移すのが一番早く効果的です。混雑・危険の分散化になるとも言えます。
・当面の財政を考えてもアウガ利用がコストが小さいし、アウガも賃料が大助かりです。
・現位置での建て替えも有りです。防災機能と簡易窓口を中心に最小限の機能とします。駐車場利用はこちらです。
・利便性は、アウガへのアクセス性向上のため駅前から屋根付きデッキを接続します。信号なし、交通事故なし、段差なしの直線130mで入れます。屋根付きで降雨、降雪にも対応します。ただし将来のJR橋上駅計画との調整が必要となります。
・駅前を動線の拠点とすることは「まちづくり」の基本でもあります。人口減少、高齢化に備えるまちづくりなら必須です。ここは鉄道、バス、タクシー、フェリー等公共交通の結節点です。
・賑わいについては、青森駅乗降の観光客等集客の視点からも駅前デッキをお勧めします。
・自由通路、西口関係は段階的整備とします。調整の難航しそうな橋上駅舎と市庁舎の一体整備は考えません。
・課題はデッキコストでしょうか。

追記)飛行機に乗るので青森駅ついでに見てみました。シェルターが既にあり、駅舎に沿ったデッキは直ぐには無理ですね。駅広横断デッキくらいが可能性ありですね。
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