10/28河北新報WEBで伝えておりました。
-<東通原発断層>規制委、協議打ち切り-
原子力規制委員会は27日、東北電力東通原発(青森県東通村)の敷地内断層に関する有識者調査団による第11回評価会合を都内で開いた。規制委側は断層の活動性をめぐる東北電との議論を打ち切り、次回は有識者のみで評価書案の具体的な議論に入る方針を示した。
規制委は昨年2月「活断層の可能性が高い」とした評価書案をまとめた。事務局の原子力規制庁の担当者は会合後「方向性は変わらない」と述べ、次回示す評価書案は論点整理などの修正にとどまるとの見方を示した。
会合で規制委側は、焦点の第4系(約13万~12万年前以降)の地質変状が、東北電の主張する「粘土鉱物の風化と吸水による体積膨張」かどうかについて、(1)証拠が不十分で判断できないが可能性も指摘できる(2)断層活動で説明可能との意見もあった-の2案を提示した。
その上で敷地を南北に走る主要2断層については、F-9を「体積膨張とは判断しがたい」、F-3を「左横ずれ成分を有し、体積膨張では説明が難しい」とし、東北電の意見を退けた。
重要施設周辺の小断層に関しては、原子炉建屋直下を「活動性がない」と評価。冷却用取水路付近は断層活動による影響の有無を両論併記した。
東北電側は今回、体積膨張説を支持する専門家2人を同席させ、地中レーダー探査や断層模型のCTスキャン結果などの新たなデータを示した。
-引用終わり-
ところで自治体や民間が関わる避難計画に要したコストは国の補助金でしょうか。電力会社の負担でしょうか。自治体は防災訓練もしましたよね。費用を電力会社に請求したらどうでしょうか。
また、大湊自衛隊や三沢米軍基地が放射能汚染されたら、その補償はどうなるのでしょうか。国際航路である津軽海峡もそうですね。
結局、青森の原発稼働は無理じゃないかなぁ・・・。
-<東通原発断層>規制委、協議打ち切り-
原子力規制委員会は27日、東北電力東通原発(青森県東通村)の敷地内断層に関する有識者調査団による第11回評価会合を都内で開いた。規制委側は断層の活動性をめぐる東北電との議論を打ち切り、次回は有識者のみで評価書案の具体的な議論に入る方針を示した。
規制委は昨年2月「活断層の可能性が高い」とした評価書案をまとめた。事務局の原子力規制庁の担当者は会合後「方向性は変わらない」と述べ、次回示す評価書案は論点整理などの修正にとどまるとの見方を示した。
会合で規制委側は、焦点の第4系(約13万~12万年前以降)の地質変状が、東北電の主張する「粘土鉱物の風化と吸水による体積膨張」かどうかについて、(1)証拠が不十分で判断できないが可能性も指摘できる(2)断層活動で説明可能との意見もあった-の2案を提示した。
その上で敷地を南北に走る主要2断層については、F-9を「体積膨張とは判断しがたい」、F-3を「左横ずれ成分を有し、体積膨張では説明が難しい」とし、東北電の意見を退けた。
重要施設周辺の小断層に関しては、原子炉建屋直下を「活動性がない」と評価。冷却用取水路付近は断層活動による影響の有無を両論併記した。
東北電側は今回、体積膨張説を支持する専門家2人を同席させ、地中レーダー探査や断層模型のCTスキャン結果などの新たなデータを示した。
-引用終わり-
ところで自治体や民間が関わる避難計画に要したコストは国の補助金でしょうか。電力会社の負担でしょうか。自治体は防災訓練もしましたよね。費用を電力会社に請求したらどうでしょうか。
また、大湊自衛隊や三沢米軍基地が放射能汚染されたら、その補償はどうなるのでしょうか。国際航路である津軽海峡もそうですね。
結局、青森の原発稼働は無理じゃないかなぁ・・・。