i氏の海外生活体験記

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拡散予測は信用できるか

2012-11-01 08:07:39 | 大間原発の中間貯蔵化
10/25東奥日報webで以下の記事がありました。図は東京新聞です。ここ一週間は日本のニュースを見れていなかったので古い話題で申し訳ありません。

-拡散予測の試算手法示されず/東通、周辺自治体に不満-

 原子力規制委員会が24日に公表した、各原発で過酷事故が起きた場合の放射性物質の拡散予測。

 東北電力東通原発では、避難の基準となる1週間の積算被ばく線量が100ミリシーベルトを超える地点は、新たな防災対策重点地域の目安となる原発30キロ圏を下回る20キロ圏内に収まった。

 県や、30キロ圏内の市町村の一部は「あくまでも目安」と予測結果を冷静に受け止める一方、事前の説明や、予測の手法が規制委側から示されなかったことに対し不満の声も上がった。

-引用終わり-

どうも腑に落ちない点があります。平地で仮定しているというのは分かりますが、風況は安全側で見ていませんか? 確か東通り、横浜、六ヶ所付近には風力発電が200基くらいありますよね。風力発電の適地は風速5.5m/s以上と言われています。

調べてみてわかったのですが、2011年の原発地点1年間の平均計算して、異常気象3%除外した97%値の条件のようです。そのうえで7日間の被爆積算100ミリシーベルト以上の範囲を想定したようです。これでは避難区域の目安にもなりません。過酷事故に対して年平均は無いでしょう。季節別の強風の時の前後7日間を選定しないと・・・。特に青森は「ヤマセ」があるのですから・・・。

それとなぜ、アメリカのソフトを使うのですか? スピーディを使わない理由はなぜでしょう。

後で追加計算するという大間原発の拡散予測は、そんなことが無いようにお願いしますね。
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