9/10スマートジャパンが伝えておりました。
-高原一帯に90基を超える大型風車-
国内で風力発電設備が最も多く集まっている場所は青森県の六ヶ所村だが、それに次ぐ規模で拡大を続けているのが三重県の青山高原である。津市から伊賀市にかけて広がる高原一帯に、50基を超える大型風車が設置されている。発電能力は72MW(メガワット)になり、年間の発電量は一般家庭で5万世帯分の使用量に匹敵する。
ただし、その中で最大の「ウインドパーク笠取」は2013年4月に風車の落下事故を起こして以降、全面復旧までに時間がかかっている。事故の原因が判明して徐々に運転を再開しているが、復旧には2013年いっぱいかかる見通しである。
風力発電の安全面に不安があるものの、将来に向けて新しい風力発電所の建設計画がある。現在20基で稼働中の「青山高原ウィンドファーム」で大規模な増設プロジェクトが進行中だ。
高原内の隣接する場所に2MWの大型風車を一挙に40基も増設する。既存の設備と合わせて95MWの規模になり、島根県にある「新出雲ウインドファーム」(78MW)を上回って日本で最大の風力発電所になる。新設する40基のうち18基は2015年度に、残り22基は2016年度に運転を開始する予定である。
この増設計画が完了すると、青山高原全体の風力発電の規模は現在の2倍以上になり、六ヶ所村を超えて日本一の集積地になることは確実だ。風車の落下事故を乗り越えて、再び拡大路線を突き進むことができるか注目が集まる。
-引用終わり-
最近、風力発電では事故が多くなっております。異常気象や乱気流もあります。事業者は規模ばかりを追いかけないで着実に計画して頂きたいですね。
-高原一帯に90基を超える大型風車-
国内で風力発電設備が最も多く集まっている場所は青森県の六ヶ所村だが、それに次ぐ規模で拡大を続けているのが三重県の青山高原である。津市から伊賀市にかけて広がる高原一帯に、50基を超える大型風車が設置されている。発電能力は72MW(メガワット)になり、年間の発電量は一般家庭で5万世帯分の使用量に匹敵する。
ただし、その中で最大の「ウインドパーク笠取」は2013年4月に風車の落下事故を起こして以降、全面復旧までに時間がかかっている。事故の原因が判明して徐々に運転を再開しているが、復旧には2013年いっぱいかかる見通しである。
風力発電の安全面に不安があるものの、将来に向けて新しい風力発電所の建設計画がある。現在20基で稼働中の「青山高原ウィンドファーム」で大規模な増設プロジェクトが進行中だ。
高原内の隣接する場所に2MWの大型風車を一挙に40基も増設する。既存の設備と合わせて95MWの規模になり、島根県にある「新出雲ウインドファーム」(78MW)を上回って日本で最大の風力発電所になる。新設する40基のうち18基は2015年度に、残り22基は2016年度に運転を開始する予定である。
この増設計画が完了すると、青山高原全体の風力発電の規模は現在の2倍以上になり、六ヶ所村を超えて日本一の集積地になることは確実だ。風車の落下事故を乗り越えて、再び拡大路線を突き進むことができるか注目が集まる。
-引用終わり-
最近、風力発電では事故が多くなっております。異常気象や乱気流もあります。事業者は規模ばかりを追いかけないで着実に計画して頂きたいですね。