i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

最終処分場の建設否決、英国

2013-01-31 13:27:13 | 大間原発の中間貯蔵化
1/31河北新報が伝えておりました。

-英も苦悩、最終処分場の建設否決 放射性廃棄物の行き場決まらず-

 【ロンドン共同】英国で原発から出る放射性廃棄物の最終処分場候補地となっていた中部カンブリア州の議会は30日、処分場建設計画の是非を問う採決を行い、否決した。英政府は原発推進の方針だが、これで処分場の候補地がなくなり、日本と同様、放射性廃棄物の行き場が決まらない苦悩を抱えることになった。

 具体的な候補地となっていた同州のコープランド市議会は同日、計画を可決したが、実現には州議会の決定が必要。英政府は今回の建設計画は頓挫したとしている。

 同州には既に使用済み核燃料の再処理施設などがあり、最終処分場の有力候補地とみられていたが、反対運動が強まっていた。

-引用終わり-

最終処分場の立地について、私は従来から世界的な議論と協力が不可欠だろうと思っています。

しかしながら、一方では事故リスクのある原発を誘致するくらいなら最終処分場の方が圧倒的にリスクが少なく安全ではなかろうかと思っています。

誤解を恐れず言ってみますが、「交付金と雇用が目的なら、原発より最終処分場の方が安全でいいですよ」と。 もう遅いかも知れませんが・・・。

もしも最終処分場の地層の安定度が問われるなら、現在の原発立地地区と比べてはどうでしょう。最終処分場は核の稼働はしないですし、津波の心配も、耐震性の心配も、電源消失の心配も、ヒューマンエラーもありません。放射能汚染のリスクは極小です。

最終処分場を反対するなら、原発稼働の方が何十倍も危険極まりないでしょう。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 普及してほしい地中熱 | トップ | 県民手帳の売れ行き »
最新の画像もっと見る