4/12読売新聞が伝えておりました。
-温泉関係者「環境に影響」-
経済産業省と環境省は11日、福島市や猪苗代町周辺の磐梯朝日国立公園内などで計画されている地熱発電開発計画について、自治体や観光業関係者らを対象に初の全体説明会を開いた。説明会には事業者の出光興産なども参加し、今年度中に地表調査に入りたい意向を示したが、温泉関係者は難色を示し、議論は平行線に終わった。
福島市で開かれた説明会は両省と県の主催で、約70人が参加。経産省資源エネルギー庁政策課の森清課長が「まずは(地熱発電の)可能性が本当にあるのか、地表調査からさせていただきたい」と理解を求めたほか、出光興産の担当者も「地熱開発を通した震災復興への思いも強くある。環境に配慮し地元に喜んでもらえるものを造りたい」と説明した。
これに対し、県温泉協会の佐藤好億(よしやす)会長が「もっと(反対意見への)配慮を持ってほしい」と話すなど、温泉や自然保護団体の関係者から「温泉が枯渇する」「有害物質の処理で環境に影響が出る」といった懸念が示された。次回以降、こうした懸念に対する見解を国などが説明することになった。
関係者によると、地熱発電の調査対象地域は、福島市や猪苗代町、二本松市など7市町村の計約325平方キロ・メートルにまたがり、国立公園地域を含む。地元の同意が得られれば、今年度から、地質や温泉水の成分などを分析する地表調査を始め、早ければ10年後をめどに合計出力27万キロ・ワットに上る発電所を建設したい意向だ。
-引用終わり-
この福島の説明会の成否が今後の地熱拡大の大きなポイントですね。
温泉業者も必ずしも全面反対ではないようです。福島の温泉客はフクイチ後は減少の一途を辿っています。
地熱と共存したい所、補償金が入れば廃業したい所、いろいろ思惑があるでしょう。
何れにしても丁寧な説明を重ね、疑念はクリアーにしていく努力が必要です。
-温泉関係者「環境に影響」-
経済産業省と環境省は11日、福島市や猪苗代町周辺の磐梯朝日国立公園内などで計画されている地熱発電開発計画について、自治体や観光業関係者らを対象に初の全体説明会を開いた。説明会には事業者の出光興産なども参加し、今年度中に地表調査に入りたい意向を示したが、温泉関係者は難色を示し、議論は平行線に終わった。
福島市で開かれた説明会は両省と県の主催で、約70人が参加。経産省資源エネルギー庁政策課の森清課長が「まずは(地熱発電の)可能性が本当にあるのか、地表調査からさせていただきたい」と理解を求めたほか、出光興産の担当者も「地熱開発を通した震災復興への思いも強くある。環境に配慮し地元に喜んでもらえるものを造りたい」と説明した。
これに対し、県温泉協会の佐藤好億(よしやす)会長が「もっと(反対意見への)配慮を持ってほしい」と話すなど、温泉や自然保護団体の関係者から「温泉が枯渇する」「有害物質の処理で環境に影響が出る」といった懸念が示された。次回以降、こうした懸念に対する見解を国などが説明することになった。
関係者によると、地熱発電の調査対象地域は、福島市や猪苗代町、二本松市など7市町村の計約325平方キロ・メートルにまたがり、国立公園地域を含む。地元の同意が得られれば、今年度から、地質や温泉水の成分などを分析する地表調査を始め、早ければ10年後をめどに合計出力27万キロ・ワットに上る発電所を建設したい意向だ。
-引用終わり-
この福島の説明会の成否が今後の地熱拡大の大きなポイントですね。
温泉業者も必ずしも全面反対ではないようです。福島の温泉客はフクイチ後は減少の一途を辿っています。
地熱と共存したい所、補償金が入れば廃業したい所、いろいろ思惑があるでしょう。
何れにしても丁寧な説明を重ね、疑念はクリアーにしていく努力が必要です。