3/28北海道新聞が伝えております。
-地熱発電開発へ熱い視線 上川-
大雪山国立公園内での地熱発電開発が検討されている上川町に27日、資源エネルギー庁の担当者らが訪れ、佐藤芳治町長に新年度に地熱発電のモデル地域を国内数カ所に設けることを明らかにした。国立・国定公園内の地熱開発について国が規制緩和に動くなか、同庁関係者が町内を訪れるのは初めて。
訪れたのは、資源エネルギー庁と北海道経済産業局、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、同公園内での事業参入に関心を示している丸紅(東京)の各担当者。町役場で佐藤町長らと約2時間、意見交換した。
町によると、町側は約40年前に町内白水沢地区で行った地熱開発の経緯を紹介し、地熱発電を進めたい意向を伝えた。一方、資源エネルギー庁の担当者は、国立・国定公園の地熱開発を条件付きで認める環境省の方針を受け、新年度に国内数カ所にモデル地域を設けて調査を行う方向で環境省と協議を進めているとの説明があったという。
佐藤町長は今回の訪問について、「地熱発電の実現に向けた可能性が広まったのではないか」と評価した。
国立・国定公園内の地熱開発は、自然保護の観点から認められていなかったが、福島第1原発事故を契機にした再生可能エネルギーへの関心の高まりなどを受け、環境省が今月、地元の同意などの条件を満たせば一定の範囲で開発を認める方針を決めている。
-引用終わり-
-地熱発電開発へ熱い視線 上川-
大雪山国立公園内での地熱発電開発が検討されている上川町に27日、資源エネルギー庁の担当者らが訪れ、佐藤芳治町長に新年度に地熱発電のモデル地域を国内数カ所に設けることを明らかにした。国立・国定公園内の地熱開発について国が規制緩和に動くなか、同庁関係者が町内を訪れるのは初めて。
訪れたのは、資源エネルギー庁と北海道経済産業局、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)、同公園内での事業参入に関心を示している丸紅(東京)の各担当者。町役場で佐藤町長らと約2時間、意見交換した。
町によると、町側は約40年前に町内白水沢地区で行った地熱開発の経緯を紹介し、地熱発電を進めたい意向を伝えた。一方、資源エネルギー庁の担当者は、国立・国定公園の地熱開発を条件付きで認める環境省の方針を受け、新年度に国内数カ所にモデル地域を設けて調査を行う方向で環境省と協議を進めているとの説明があったという。
佐藤町長は今回の訪問について、「地熱発電の実現に向けた可能性が広まったのではないか」と評価した。
国立・国定公園内の地熱開発は、自然保護の観点から認められていなかったが、福島第1原発事故を契機にした再生可能エネルギーへの関心の高まりなどを受け、環境省が今月、地元の同意などの条件を満たせば一定の範囲で開発を認める方針を決めている。
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