i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

知らないうちに日本の危機だった件

2014-11-28 00:40:31 | 大間原発の中間貯蔵化
11/28東電HPで伝えておりました。

-報道関係各位一斉メール 2014年-

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止について(続報2)

平成26年11月28日
東京電力株式会社

 福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止に関する続報です。

 待機状態であった空気圧縮機(B)の健全性を確認後、空気圧縮機を起動し、空気作動弁の開閉試験を行い問題がないことを確認しました。
  ・空気圧縮機(B)  午後8時40分起動
  ・空気作動弁開閉試験 午後9時5分~午後9時6分

 その後、午後9時26分に使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)を起動し、使用済燃料プールの冷却を再開しました。

 午後11時現在、使用済燃料プール水温度は17.3℃であり、停止時の16.7℃からの上昇は、運転上の制限値(65℃)に対して余裕があり、使用済燃料プール水温度の管理上問題ありませんでした。

 なお、続報にてお知らせした自動停止した経緯については、調査したところ、使用済燃料プール代替冷却系一次系システムの出入口弁(空気作動弁)に空気を供給している空気圧縮機の操作スイッチが「停止」になっていたことにより、空気貯槽の圧力が低下し、その後、空気作動弁への供給圧力が低下して出口弁が閉動作したことにより、一次系ポンプが停止したことが分かりました。空気圧縮機の操作スイッチが「停止」になっていた原因については、今後調査してまいります。

 また、モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。

-引用終わり-

いやー怖いですね。東電は本当に操作スイッチ停止の原因が分からないと。

因みにHPには第一報の内容に「 本日(11月27日)午後4時43分頃、2号機使用済燃料プール代替冷却系の一次系ポンプ(B系)が自動停止し、当該プール冷却が停止しました。現在、原因・現場状況等の調査を行っております。冷却停止時の当該プール水温度は16.7℃であり、冷却停止時の温度上昇率は0.146℃/hであることから、運転上の制限値(65℃)に到達するまでには、約13.8日と評価しております。」とあります。

状況不明なのに13日間もまだ時間がある、という麻痺した危機感覚に驚きです。しかも続報2は発生6時間後ですね。

それと、この件を伝えたメディアが殆ど無い、という事実にも再度驚きですね。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« むつ市地熱講演会に参加してみた | トップ | 下北縦貫道考の続き »
最新の画像もっと見る