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風力伸びず、中国の1/100

2012-02-20 21:06:18 | 下北の風力発電
2/20東京新聞夕刊が伝えています。

-風力新設伸びず 日本は中国の100分の1-

 昨年一年間に日本で新たに建設された風力発電の容量は十七万キロワット弱で、世界全体の0・4%にすぎなかったことが、業界団体でつくる「世界風力エネルギー協会(GWEC)」の調査で二十日、分かった。トップの中国は日本の百倍超の千八百万キロワットと大きく伸びた。

 東京電力福島第一原発事故を受けて世界的に再生可能エネルギーへの期待が高まっているが、日本では風力発電事業者からの固定価格買い取り制度の詳細が決まっていないのが低迷の背景。脱原発依存に向けて大幅導入への環境整備が課題だ。

 GWECによると、各国で二〇一一年に新設された風力発電の総容量は四千百二十三万キロワット。うち日本は十六万八千キロワットで、一〇年の二十二万一千キロワットから減少。世界ランキングでは昨年の十八位から二十一位に後退した。最も多かったのは中国で千八百万キロワット。次いで多い米国の六百八十一万キロワットを大きく引き離した。

 風力発電は地球温暖化対策や石油代替エネルギー源として注目され、各国は経済刺激策の一つとも位置付けて再生可能エネルギー拡大の一環として力を入れている。

 こうした状況もあって、既存設備を合わせた一一年末の世界の総設備容量は、前年比21%増の二億三千八百三十五万キロワットと初めて二億キロワットの大台に乗った。うち、中国は六千二百七十三万キロワットで、発電能力ベースで見ると世界全体の四分の一を占める状況となっている。

 日本の風力発電関係者は「再生可能エネルギーの拡大に重要な固定価格買い取り制度の導入は決まったが、買い取り価格などの詳細が未定のまま。電力会社の姿勢も不透明で大規模な投資ができる状況ではない」としている。

-引用終わり-

何時の間にかインドが3位です。
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