i氏の海外生活体験記

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犬税検討

2013-02-22 19:37:47 | 一般
2/22産経新聞が伝えておりました。

-“犬税”検討の泉佐野市が「イエローカード」作戦-

 犬の放置ふん対策として犬税の導入を検討している大阪府泉佐野市は22日、改善が見られないとして、専従員が週3日間、放置箇所に「イエローカード」を置く作戦を始めた。ふん放置を禁じた市条例には過料千円を徴収できる規定があるが適用はなく、市は「これで減らなければ今夏にも徴収を考えたい。それでも変化がない場合、平成26年度をめどに犬税導入もありうる」としている。

 犬のふん放置をめぐるイエローカードは大阪府枚方市や同府茨木市、兵庫県高砂市などでも導入されているが、自治会などがボランティアで取り組んでおり、泉佐野市のように専従員が組織的に取り組むのは異例。

 イエローカードは高さ約9センチで、コンクリート片を重しにして固定し、「フンの放置は条例違反です!」とある。市の調査では、1日あたり数十から200カ所を超える放置現場が確認されており、原則このすべてに置く。市は市シルバー人材センターに委託し、これまで4人が「放置フンGメン」として週3日間朝、夕それぞれ2時間、啓発とふん回収をしてきたが、22日からは回収をやめ放置現場へのカード設置のみに変更。飼い主の回収に期待し、約1カ月後それでも残るふんを回収する。初日午前のイエローカード設置は34カ所だった。

 Gメンによる啓発とふん回収は昨年9月からスタート。10月19日から放置箇所数の調査を始めたが、10月は19日以降で628カ所、11月と12月は1400カ所を超え、1月は1737カ所にはねあがっていた。

 犬税は犬の飼い主に課す税金で、昭和30年度には2686自治体が取り入れていたが現在実施しているところはない。しかし、泉佐野市の千代松大耕(ひろやす)市長が昨年6月、清掃や見回りにあてる財源として、平成26年度にも犬税導入を検討していると表明していた。

 市は18年に犬のふんの放置を禁じる「環境美化推進条例」を施行。昨年1月からは違反者に過料千円を徴収することができるようにしたが、徴収はしていなかった。市環境衛生課では「道路上に黄色いカードが並ぶことになるが、飼い主がマナー違反に気づいてくれれば。それでだめなら、過料徴収や犬税導入を検討せざるをえない」としている。

-引用終わり-

先日、犬の散歩ということで「マーキング(オシッコ)」について述べました。実は横浜ではビニール袋とミニシャベルと砂を持参しながら散歩する方が多いのです。恐らく最低のマナーと見られているのだと思います。近所で犬の糞は滅多に見ることはありません。

ラジオでやっていましたが、いま福島の放置ペットが問題になっています。放射能で帰宅出来ない地域でペットは置き去りにされてしまうのです。仮設住宅にも避難先にもペットは連れて行けません。

あるNPOでは飼い主に依頼されて1,000匹以上の犬猫を引き取ったそうです。2年経った現在、300匹が飼い主に、300匹が里子として引き取られたものの、あと350匹がペットドームに収容されたままだそうです。特に猫の引き取り手が少ないとのこと。

ペットの存在に意見するつもりは毛頭ありません。しかしながら人間の勝手で不憫でなりません。2年の放置は人間の10年の放置に当たるのだそうです。
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