土木学会誌4月号は「洋上風力発電」の特集でした。下北に関係のある意見が記述されていました。要約すると以下の通りです(一部引用)。
-風力開発における土木技術の役割-
風力発電設備の規模や配置を計画する際には、地形に起因する局所的な風況の変化を十分に考慮するため、3次元気流解析技術等を駆使して最適なレイアウト検討を行う必要がある。
風力発電量は風速の3乗に比例することから、小さな風速の予測誤差が大きな風力発電量の予測誤差につながる。特に我が国では急峻な地形上における複雑な流れ場にも適用できる非線形風況予測モデルの開発が重要である。
図のように気象学分野の天気予報技術と風工学分野の局所風況予測技術とを融合することにより、任意地点での風速・風向を予測する非線形風況モデルの例を示す。この例では風観測をすることなしに、風況予測ならびに風力発電適地の決定が可能であり、従来の風観測に比べ、所要時間を大幅に短縮できる。また年平均風速の予測誤差は従来モデルの1/3以下、数%に抑えることが可能である。
-引用終わり-
例として引き出されていたのは「津軽海峡付近の風況予測」でした。つまり、この地区は風況調査せずとも風力発電の適地が分かる、というものでした。
もう下北は再生エネに舵を切ったらどうでしょうかねぇ。
-風力開発における土木技術の役割-
風力発電設備の規模や配置を計画する際には、地形に起因する局所的な風況の変化を十分に考慮するため、3次元気流解析技術等を駆使して最適なレイアウト検討を行う必要がある。
風力発電量は風速の3乗に比例することから、小さな風速の予測誤差が大きな風力発電量の予測誤差につながる。特に我が国では急峻な地形上における複雑な流れ場にも適用できる非線形風況予測モデルの開発が重要である。
図のように気象学分野の天気予報技術と風工学分野の局所風況予測技術とを融合することにより、任意地点での風速・風向を予測する非線形風況モデルの例を示す。この例では風観測をすることなしに、風況予測ならびに風力発電適地の決定が可能であり、従来の風観測に比べ、所要時間を大幅に短縮できる。また年平均風速の予測誤差は従来モデルの1/3以下、数%に抑えることが可能である。
-引用終わり-
例として引き出されていたのは「津軽海峡付近の風況予測」でした。つまり、この地区は風況調査せずとも風力発電の適地が分かる、というものでした。
もう下北は再生エネに舵を切ったらどうでしょうかねぇ。