i氏の海外生活体験記

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大間原発は原子炉変更が必要

2014-01-11 13:44:00 | 大間原発の中間貯蔵化
1/11デーリー東北WEBが伝えておりました。

-原子炉設置変更許可の申請時期、3月提示-

 電源開発(Jパワー)の北村雅良社長は10日、大間原発の中核施設などの建設を進める上で必要となる、原子力規制委員会への原子炉設置変更許可の申請時期について、3月に立地自治体の大間町などへ提示する考えを明らかにした。一方、運転開始時期に関しては「(規制委の)審査がどのぐらいかかるか分からない」とし、3月に公表する2014年度の供給計画でも「未定」とする見通しを示した。

 北村社長は同日、新年あいさつのため町と隣接自治体の風間浦、佐井両村を相次いで訪問。町役場での非公開の会合後、取材に答えた。
 原子炉設置変更許可申請は、13年7月の原発の新規制基準施行で新たに必要となった手続き。申請時期について、Jパワーはこれまで「春以降」との表現にとどめていたが、北村社長は「新年度の事業計画を毎年3月に地元へ示している。その段階で、いつ申請できるのかを報告したい」と述べた。
 運転開始時期に関しては、変更許可申請の審査期間が現時点で見通せないことを挙げ、「3月末に発表する供給計画の段階では、『未定』ということで出さざるを得ないだろう」とした。

 大間原発をめぐっては、Jパワーが12年10月、東日本大震災後に中断していた工事を再開。しかし、原発の新基準施行により主建屋の幅広い範囲で設計や工程の見直しを迫られ、現在の工事はより高い安全性が求められる中核施設や重要設備を除いて行われている。工事を本格化させるには、変更許可申請の認可が不可欠となる。(岩舘貴俊)

-引用終わり-

断層・津波追加調査の結果報告もまだでしょう? 450galしか想定していない原発は絶対稼働してはいけませんね。為らぬものは為らぬです。もう原子炉を入れないで中間貯蔵施設に変更して戴きたいものです。

自治体への訪問を3町村としている点も気に掛かります。地元了解は30km圏なのでむつ市はもとより函館市にもあいさつに行く必要がありましょう。3月の事業計画説明では是非ともむつ市、函館市にも行ってくださいね。

それと非公開での会合はかなり印象が悪いです。密室で何か約束している、と国民は勘繰ってしまいますよ。震災後も寄付金を貰っていた、という例もありますので。


(過去記事1)

-Jパワーが津波堆積物調査を公開/デーリー東北2013.02.07-

 大間町に大間原発を建設中の電源開発(Jパワー)は6日、原発周辺の津波に関するデータを集めるため、独自に実施する津波堆積物調査の様子を報道陣に公開した。
 調査は下北半島と津軽半島の沿岸部で実施。大間町、五所川原市、鯵ケ沢町の計6地点でボーリング調査を、大間町とむつ市大畑町の計8地点で崖の表層を剥ぎ取る調査を行う。調査期間は5月ごろまで。
 Jパワーは今月4日から調査に着手。6日は大間原発の原子炉建屋から南約2キロにある、奥戸川に近い大間町奥戸大川目地区で、ボーリング調査の作業状況を公開した。調査地点の標高は約4メートルで、直径約9センチ、深さ10メートル程度まで掘るという。
 Jパワーの担当者は「今回の調査では、数千年前までの津波の状況を知ることができる。調査を通じてデータの充実に努めたい」と話した。(岩舘貴俊)

(過去記事2)

-新安全基準想定し大間原発の追加調査へ 電源開発/河北新報2013.03.12-

 国の原子力規制委員会が2月に示した原発の新安全基準の骨子案を踏まえ、電源開発(Jパワー)は11日、青森県大間町に建設中の大間原発について追加地質調査を行うと発表した。
 原発敷地内の1カ所で、地下1500メートル級の大深度ボーリングを初めて実施する。敷地周辺の国道などで起振車を使った弾性波探査を行い、地下深部の3次元構造を明らかにする。
 また複数地点でボーリング調査を実施した上で、試掘溝(トレンチ)を造って地質観察をするほか、敷地内外の航空レーザー測量も行う。
 調査は、規制委の骨子案が原発の耐震性に関して地下深部の検討や最新の科学的知見を反映する必要性に触れていることを受け、Jパワーが自主的に行う。3月中に着手し、同社が別に実施中の津波堆積物調査と合わせて、2014年度中にとりまとめる。

-引用終わり-

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