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着工前の原発は認めず、経産相

2012-10-09 22:22:54 | 大間原発の中間貯蔵化
10/9共同通信で伝えておりました。

-経産相、着工前9基の建設認めず 原発新増設で-

枝野経済産業相
 枝野幸男経済産業相は9日の閣議後の記者会見で、計画中で着工前の原発9基について「工事認可の前の段階で原子力規制委員会から意見を求められるので、原発の新増設は行わないという原則に基づき意見を申し述べる」と述べ、建設を認めない考えを明らかにした。

 実際に計画を取りやめる段階では、自治体との協議が必要だとの認識も示した。枝野氏は、これまでに中国電力上関原発1、2号機は建設を認めない考えを示していた。

-引用終わり-

やはり焦点は大間原発ですね。政府というか民主党は「自民党が行った以前の原発許認可」に非常に拘っているようです。途中で中止は、地元説得、賠償金などが関係してくるでしょう。大飯原発であんなに主張していた「このままでは日本の電力が不足する」といった電力需給による必要性が全く出てこなくなりました。何としても規制委にも頑張って審査を厳格に行ってほしい、というのが本心でしょう。後は国が用地ごと買い取ればいいですよ。そして中間貯蔵施設を作ったらどうでしょう。

一番の問題は正直に「プルトニウムで米国に怒られるから」と開き直れば良いのです。当面、シュールガスの見通しが明るいこと、世界中で核の最終処分について議論する必要があること、原発安全性向上の実質的技術は日本が握っていることを考えると、米国も考え方を変えるかも知れませんよ。その機会をわざと作ってあげることも重要でしょう。

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