i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

農協が行う外国人技能実習生の運用改善

2018-03-05 14:51:17 | あおもり
県議会だよりを見ていると外国人技能実習生に関わる答弁がありました。農林水産部長が答えていますね。引用してみます。

【外国人技能実習生の回答】
国では、加工作業を認めた農業分野での制度改正に加え、農協が組合員農家の作業を請け負う方式であれば、複数の農家での実習が可能となるよう改善し、農作業から集出荷施設や加工施設等での作業までの技能を修得できるようになる一方で、実習を確実に実施するため、県が事務局となる「第三者管理協議会」の設置が義務付けられたところであり、県内農協の指導機関である農協中央会とともに、今後の方向性について検討を進めている。
-引用終わり-

ここで大事なのは「通年で面倒を見るのに組合員農家の複数の組み合わせ方式を考える」という点です。外国人技能実習生の受け入れ企業は増えてはいるものの一定規模以上でないと管理運営できません。中小農家の協力体制が取りやすくなったという事ですね。確か北海道は早々に実行に向けて活動しているようです。この方向だと合併後の漁協にも当てはまるかも知れませんね。私は下北でも例えば「アスパラ」→「ニンニク」→「ミニトマト」→「ブルーベリー」→「イチゴ」→「ジャガイモ」→「カボチャ」→「ミョウガ」→「ブドウ」→「サツマイモ」→「クリ」→「ゴボウ」→「カキ」→「キウイ」→「ホウレンソウ」など複数の生産者が協力できる可能性を思います。この間に黒ニンニクや渋抜き、雪室作業ができましょう。ただ農協組合員という縛りはありますが。茨城で後継者がいなくて外国人にお願いしていた農家が通年で外国人を使い農家を存続するために苦渋の決断でメロンを止めて通年作業できる葉物野菜に変更して外国人を増やし農地も増やした、という話が有ります。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2018春の渡航先人気ダナン1位 | トップ | 外国人のレンタカー事故 »
最新の画像もっと見る