i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

アウガ決断の時

2014-03-21 20:50:37 | 青森市庁舎とアウガ問題
3/21読売新聞WEBで伝えておりました。

-アウガ再建、道険し-
 
 青森駅前の複合商業施設「アウガ」の経営再建問題で、運営する第3セクター「青森駅前再開発ビル」から、約24億円の債権を保有する青森市への元本返済が20日に始まった。同社は初回の1500万円は返済したが、今後の返済はめどが立っていない状況だ。新たな再生計画も策定できず、厳しい局面を迎えている。(大垣裕)

 市商店街振興課によると、同社が抱える債務約32億円のうち75%は市からの借入金だ。20日の返済に続き、26日にも約1800万円、半年後に約3600万円を返済しなければならない。さらに来年1月には2009年12月の臨時議会で承認された融資2億円の一括返済も迫っているが、現在の手持ち資金は約1億円で、このままでは返済は不可能だ。

 同社の13年度の業績は、10か月間(13年4月~14年1月)で約2700万円の赤字だった。1~4階のテナントも56区画のうち10区画が空いている。20日には地下1階でアウガの開館当時から営業していた行列ができる手羽先が人気の店「肉のナリタ」が閉店した。店主(74)は「家賃が高すぎ。『市民の台所』として皆で頑張る雰囲気がない」と、近くへ店を移転することを決めた。

 青森駅前再開発ビルの山田寿修専務は「テナント誘致を進め、早急に再生計画を策定したい」と語るが、道のりは険しい。再生の鍵となるのは、地権者に支払う賃借料の引き下げだが、地権者側との交渉は難航している。会社側は坪当たり月額7000円の契約を3000円に減らしたいが、地権者で同社の前社長でもある野呂和生氏は「再生の根拠を示さず一方的に『協力してくれ』では先が見えない」と突っぱねる。

 計画を巡っては「改装が必要」と主張した野呂氏ら旧経営陣と、「市からの追加融資が前提の計画は容認できない」(鹿内博市長)とする市側の溝が深まり、昨年6月に経営陣が入れ替わった経緯がある。同社は今後の借入金返済について、市側に猶予を求めることも検討している。

-引用終わり-

またまた、部外者の発言をお許し下さい。

私は市庁舎建て替えについて「(仮称)アウガ連絡デッキ先行分散型段階整備案」を推奨しており、アウガを有効利用することで色々な事が上手く展開できる、ということに主眼を置いてきました。

しかしながら、自身Uターンしたばかりでアウガの深刻な状況は知る由もなく、当初は正直勢いで提案していました。

ここに至っては「崖っぷち」の報道に「最大の債権者である青森市がイニシアティブを取るべきではないか」という思いを強くしております。

そこで以下のシロウト意見があります。

1.アウガが今のまま複合機能を維持しつつ、赤字を脱却するのは困難であろうと判断されます。市が今後とも赤字補てんを良しとしないのであれば、抜本的な再生改革が必要でしょう。

2.先ず、市が市庁舎窓口業務のアウガへの移設について決断することを望みます。4,526件/日の市庁舎訪問客とその対応職員の多くがアウガに移ることになります。波及効果はかなり大きいと思います。これでテナント誘致が前向きに進むのではないでしょうか。

3.現行の駐車場料金システムを再考すべきと考えます。詳しくは分かりませんが、ネットでは不満を持っている市民は多いようです。

4.市のふるさと納税の御礼品に「新鮮市場の物産品」を検討されては如何でしょうか。青森市民はアウガを応援すべきであり、愛着を持つべきです。

5.健康の駅の機能を男女共同プラザに組み込んでは如何でしょうか。

6.階層の連携が極めて希薄である、という指摘があります。窓口業務が来ると時間の利活用で結びつきが強くなります。つまり、待ち時間が図書館で有効に使える、パソコンで仕事も出来る、用事の後も買い物、食事が出来るなどです。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月の訪日ベトナム人は70%増 | トップ | メニュー判明 »
最新の画像もっと見る