i氏の海外生活体験記

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ソーラーパネルメーカーの恩恵薄い

2012-09-12 17:25:17 | 一般
9/12産経新聞が伝えておりました。

-再生エネ買取制度に暗雲 ソーラー参入相次ぐも…メーカーに恩恵薄く-

 太陽光などでつくった電気を電力会社が固定価格で買い取る制度が7月に始まり、ソフトバンクなどが太陽光発電事業などに積極的に乗り出す一方で、太陽光パネルメーカーが制度の恩恵を簡単に受けられないでいる。

 安値攻勢で世界の需要を取り込んだ中国メーカーでさえ赤字にあえぐなか、国内メーカー各社は国内の制度の先行きをにらみながら、海外生産やシステム販売などに活路を見出そうとしている。

 国内の制度開始1カ月で企業などが買い取りを求めた電力の総出力は約56・4万キロワット。政府が今年7月~25年3月に見込む250万キロワットの約2割に上り、早くも目標超過が視野に入った。

 ここまで普及が進んでいるのは、制度開始に合わせて大規模太陽光発電所(メガソーラー)の稼働が相次いだからだ。固定価格で利益が保証されるなか、ソフトバンクの孫正義社長が増設方針を表明しているほか、住宅大手の積水ハウスや大和ハウス工業なども相次いで参入し始めている。

 しかし、国内の太陽光発電関連メーカーは厳しい経営環境にある。シャープは奈良県の葛城工場で低価格の「薄膜系」の太陽光パネルの生産を停止。パナソニックは欧州生産を年内に縮小し、人件費が安いマレーシアに生産を集中して利益確保を目指している。

 国内の買い取り制度の行方も懸念材料だ。24年度に稼働したメガソーラーの買い取り価格は1キロワット時当たり42円で10~20年間にわたって固定されるが、25年度以降は引き下げが見込まれ、どこまで普及が進むかの見通しが立てにくい。

 そんななか、三菱電機は今月上旬に大阪市内で開いた展示会で、住宅用太陽光発電システムの新商品を公開した。太陽電池パネルには単価の安いセルを使用するが、発電した直流電流を交流に変換するパワーコンディショナーの変換効率は97・5%と業界ナンバーワンで、セルの耐久性や取り付け工事全体で差別化を図り、収益確保を目指す。

-引用終わり-
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