i氏の海外生活体験記

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むつ市でもグランドデザインを

2015-01-04 17:45:53 | しもきた
1/4東奥日報WEBで伝えておりました。

-むつ市長、今年中に中心市宣言の方針示す-

 人口の減少や流出が加速する下北地域で、むつ市が定住自立圏の形成に意欲を示している。3日までの取材に宮下宗一郎市長は、2015年中に圏域形成の第1段階となる「中心市宣言」を行い、近隣町村に具体的な協議を呼び掛ける方針を示した。人口減で経済活動が縮小するほか、担い手不足の問題なども深刻化する下北地域。市は構想を実現させ、地域全体で抑止策に取り組みたい考えだ。

-引用終わり-

ようやく市長らしいコメントが出てきました。むつ市は下北地域全体を俯瞰した方向性=グランドデザインをリードする責務がありましょう。選挙では時間が短かすぎましたので主張がハッキリしませんでしたが、今後は是非頑張って頂きたいと期待しております。

さて「定住自立圏の形成」ということですが、私は将来的には原発産業に頼るのではなく「下北再生エネルギー半島」を目指すことを推奨しています。実は下北半島は原発リスクが無ければ大きな災害も無く、津波の影響も少なく、自然豊かな暮らしやすい土地になる可能性を秘めている、と考えています。施策次第でエネルギーや食料の自給率も高く出来るでしょう。

ただ既に原発は直ぐにはゼロにならないので「大間原発の中間貯蔵施設への変更」を掲げており、むつ中間貯蔵も含めて50年間は我慢することとしています。その間に「下北再生エネルギー半島」を構築していくように考えております。

その上で地元川内町の「川内町グランドデザイン」を勝手に思い付きで策定中です。直ぐに出来るものもあれば、持続的に取り組まなければならないものもありましょう。項目は以下の通りです。

1)課題
①人口減少、超高齢化で地域の活力が低下する中、住民の暮らし・生活をどの様に維持していくか
②地域が未来の子供たちに何を残し、何を託すのか
③地域の安全をどの様に確保していくのか
2)まちづくりの方針
①小さな拠点とネットワーク化
②エネルギーの地産地消及び食料の自給率向上
③避難計画、避難道路を諦めない

大切なのは「国の施策に左右され過ぎない」ということです。「国がこういう方針だから・・・」では今までの失敗の繰り返しになりましょう。地域の特質を見極めて地域から発信しなければなりません。

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