i氏の海外生活体験記

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ロジカルに見た農業(2)

2019-01-19 14:24:40 | 川内グランドデザイン
雪深い当地区で維持存続が出来る農業にはどの様な方法があるかというテーマです。子供たちにも栽培の興味が沸く果物のうち、私は「キウイ栽培」に着目しました。川内スイーツ3兄妹のイチゴ、ブドウ栽培は既に地元企業にノウハウがあります。このキウイ栽培だけが未知数なのです。「むつ市川内版 キウイ栽培マニュアル」と言うのを勝手に作ってみました。また仮に生産が上手くいっても販売、経営が上手くできるかですね。まだまだ机上の話ですが。

【売上げ確保】
 1.規模拡大・・・耕作放棄地の利用(地元耕作放棄地)
 2.収量UP・・・地域住民委託システム(地元無償苗提供と剪定サービス)・・・剪定サービスがポイント
 3.ロスDN・・・ワイン、ジャム、ヨーグルトの材料可能性(地元企業とのコラボ)
 4.単価UP
  ・品種・・・緑系、赤系
  ・栽培方法・・・剪定と棚の工夫、肥料の工夫(粉炭腐葉土、ホタテ残さなど)
  ・情報発信・・・FB「キウイ観察日記」の運用
  ・ブランディング・・・被り物キャラクター、子供の収穫体験、アップルキウイ試行
  ・販売場所・・・まちの駅利用(リンゴ、ホタテと共同販売、掴み取り)
  ・販売方法・・・産直、都市部レストラン、キウイ狩り
  ・料理方法・・・調理方法及び地場産食材の組み合わせを先に考案
  ・保存方法・・・冬の農作業11月~4月出荷作業(キウイは追熟2週間~保存6ヶ月が可能)・・・雪室利用検討

*このキウイ栽培の大きなメリットは大きく3つです。
 1.労働時間が短く比較的簡単で高齢者向き。かつ出荷作業は冬場。つまり夏場は別な作物に取り組める。
 2.他の農作物より気候変動や病害虫に強い。農薬を殆ど使用しない。
 3.果物人気で子供が馴染みやすく、地元後継者が育ちやすい。
*また当地域で重要なのは「動物の食害に遭いにくい」という事です。追熟しない固いキウイは猿も食べない、と聞きます。
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