i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

今頃発見、地熱ヒートパイプ

2014-05-21 00:23:21 | 下北の地熱発電
先日、目の調子が悪くて40年振りくらいにむつ病院へ行ってきました。往復路線バス利用しましたが、受付時間というのが決まっているらしく少し間に合いませんでした。

そこで近くの民間クリニックを探してくれましたが、「えっ、バスで来たの。歩きじゃ厳しいよ」ということで受付け時間をオーバーしているにも関わらず担当課に連絡して受け付けて頂きました。接してくれた方々は皆さん親切でしたよ。

川内からバスは午前中2本だけなので7時に乗らなければいけなかったのですね。大湊高の生徒さんと多分一緒になりますね。

さて、帰りのバス停に移動して歩道の舗装が部分的に打ち替えてあるのに気が付きました。職業柄、こういうのには直ぐ気が付きます。そばに看板が掲げてあり「地熱ヒートパイプの実験舗装」という事が分かりました。

「地熱ヒートパイプ」をネットで調べたら次のようにありました。㈱興和さんのHPから引用します。

【概要】
地熱ヒートパイプ融雪システムは、15~20mのボーリング孔にヒートパイプを挿入し、地熱エネルギーを舗装まで運んで融雪を行います。

【特徴】
<自然エネルギー100%>
ヒートパイプを融雪箇所の下に埋設するだけなので、従来の融雪施設に必要であった制御盤やエネルギー供給設備がありません。地下と舗装の温度差を動力として熱を運ぶヒートパイプを利用することで、電気もガスも油も使用しない「自然エネルギー100%」のエコ融雪を可能としました。
<地熱を有効利用>
ヒートパイプは地温と路温の温度差で放熱するので、暖かい時はあまり放熱せず、気象条件が厳しく路温が低下する状況では多くの放熱をする自動制御的な放熱を行います。したがって、地熱を浪費することなく、冬期間を通じて安定した融雪効果を得る事が出来ます。
<冬期バリアフリー対策に>
歩行者の障害となる地上物がなく、しかも無騒音なので、冬期バリアフリー対応の歩道融雪やバス停などのスポット融雪に最適です。

【施工例】
青森市、弘前市、十和田市、六ヶ所村、西目屋村、むつ市、富山・・・

という事でした。

そう言えば「あおもりグランドデザイン会議」でも融雪舗装実験のことを言っていたなぁ、と思い出しました。「多分、降雪量により万能ではないので融雪方法も適材適所の選択をすべきだ」みたいな生意気なコメントをしたような記憶があります。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« むつ市長急死 | トップ | 政府見解のほころび »
最新の画像もっと見る