i氏の海外生活体験記

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地熱研究会を傍聴してきた

2015-08-04 00:53:54 | 下北の地熱発電
注目のH27むつ燧岳地熱研究会の第一回目を傍聴してきました。約50人くらいでしたか。一般傍聴者も20人くらい居たのではないでしょうか。

さて、地熱の講演会、講習会の類は出席何回もありますが、研究会というのは初めてです。関係者ではないので当たり前ですが・・・。今回はJOGMECの地熱理解促進事業で補助採択されたものなのでオープンなのですね。以下の目的ですから地域住民が参加しないと意味がありません。

(METIのHPより)
1.補助事業の概要
「本事業は地熱資源開発の推進を図るため、地方公共団体や温泉事業者等が地熱の有効利用等を通じて地域住民への開発に対する理解を促進することを目的として行う事業を支援するものです」

さて、例によって勝手にコメントします。
・むつ燧岳の地熱ポテンシャルは八甲田にも負けないものがあるらしい。条件が良いということ。
・NEDO調査1986年で青森全体では25本、1,500m以上は10本、200℃以上は4本、しかしそのうち2本が燧岳。
・229℃が出た調査井では熱水量9.25t/h、蒸気量3.4t/hのデータ有り。もう少し欲しい所。
・新たな断層発見により成熟した熱水貯留層が推定される。出だし良好である。
・赤川温泉が意外とキーポイント。熱収支、水収支の評価。
・下北の送電線には空きが無い、という発表にはガッカリ。「もしも大間原発がなくなれば?」こんな質問は多分タブー。
・下北の太陽光、風力の導入状況
 太陽光:導入済み2,142kw(291件)、未導入123,824kw(265件)
 風力:導入済み108,340kw(10件)、未導入51,000kw(2件)
そのうちむつ市の状況
 太陽光:導入済み1,839kw(254件)、未導入122,919kw(233件)・・・殆どむつ市の太陽光
 風力:0,0
・以前枝野さんが大臣の時、確か3,000億掛けて送電網を集中的に増強する、と言っていましたよね・・・。
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