i氏の海外生活体験記

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また九州発の小型風力

2016-02-19 16:23:11 | 下北の風力発電
2/19日経新聞WEBで伝えておりました。

-そよ風集め発電 九大、ベンチャーと開発-

 福岡県内にある九州大学のキャンパスに、風変わりな小型風力発電機が登場した。約14メートルの高さにある3つの白い輪の中で羽根が勢いよく回るが、近づいても地面にある発電機以外の音はほとんど聞こえない。

 「マルチロータ風車」と呼ぶ発電機の実験装置で、風速3メートルの弱風でも発電する。風速10メートルの場合、同じサイズの通常の風車に比べて2.5倍の発電量を誇るが、作動音は25%小さいという。九大と同大発のベンチャー、リアムウィンド(福岡市)が開発した。

 高い発電効率と静けさの秘密は、羽根の周りにある直径3.5メートルの輪だ。「輪で風を集めて加速させ、発電量を増やす」と九大の大屋裕二教授は説明する。輪の壁は騒音の原因となる風切り音を吸収する。

 三輪風車は2017年春の発売を目指し、将来は大型化も検討している。今は認証試験に備え、くるくると準備体操をしているかのようだった。(庄司容子)

-引用終わり-

また、九州発の小型風力が出てきましたね。

前は風レンズ風車に注目していましたが、価格や破損事故などもあり思ったよりも広がりませんでした。このマルチロータ風車も同じ大屋教授の開発のようですので特徴は風レンズと同じかも知れませんね。

問題は風レンズ風車同様に台風や不規則な風向の対策でしょうか。バードストライクには割と強いと思いますが、認可機種にならないと売電できないと思いますね。

大型化に向けて柱の部材を炭素繊維などにして洋上の実証実験する話もあったような・・・。

仮に青森で考えるなら、積雪寒冷地での耐用が気に掛かります。

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