ハーイと苺が挨拶をした。「今日はひとり?」女は驚き苺を見た。「私はのってるの。のってもいるし、入りもしてるの」女は聞きながらフォークを入れた。「だいたいひとりだけど」苺は聞いているかわからない。「だから私の名が冠になってるの」無口になったのは女の口に溶けてからだ。#twnovel
星の前を通りかかると、大気の中でイルカと交わるきみが一瞬僕の方を向いて静止したような気がしたのだけど、きみが見つめていたのは雪の一片だったのかもしれない。紹介状を持たない僕が、この星の中に入ることは永遠になく、ただ星の周りを掃除して行き過ぎることだけが僕の使命だ。#twnovel
おじいさんは山に強がりにおばあさんは川に詮索に行きました。色々あって長い話もついに終わりの時が「それでその2人はどうなった?」延々と暮らし延々としあわせだったということです。おばあさんがお話を読み終えると「そうか、それなら安心」おじいさんは永遠の眠りにつきました。#twnovel