折句ラッシュ・クリスマス

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、縦読み
クジラうえリクエストした水族館マダイが歌うスローバラード、クリスマス

やさしいお茶を

2014-10-30 07:30:38 | くじけそうなきみへ
変な人に絡まれたら

ここにおいでよ


口直しの紅茶をいれてあげよう
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ハイレベル

2014-10-22 06:35:24 | くじけそうなきみへ
問題が山積したといって

そんなに焦ることはない

君のレベルが上がった証拠なんだ


神様が少し本気になって

君を試し始めただけだ
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鳥の戯言

2014-10-21 23:58:23 | くじけそうなきみへ
憎しみが芽生えた時

そいつは鳥になったんだ

鳥が必死に人の真似をして

人の言葉をしゃべっているだけ


鳥に怒っても仕方のないことだよ
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パニック内閣

2014-10-21 03:24:50 | ショートピース

キラ星の如く人材が現れて、最強内閣を作り上げていた。目に見える成果がなければ、特に失言がなくても大臣はあっさりと更迭される。世界と戦うためには、常に最強であることが求められたからだ。
「血はいつもフレッシュでなければね」囲み取材を受ける、トカゲ総理の鼻息は荒い。 #twnovel
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ラストワンプレー

2014-10-21 00:23:02 | 夜のフットサル
 曖昧な桃太郎のようにコートの中を流れてきたボールに駆け寄って、その時ゴールキーパーの大役を任されていた私は自分の足元に保持しました。その時はもうラストワンプレーのコールがかかった直後で、ラインを割った時点でゲームが終わってしまうのでした。次の選択を考える余裕もなく、気がついた時には敵の選手が目前に立って、私の自由と視野を妨げそれ以上に大きな威圧感を与えているのでした。
「キーパーは手を使えるんだぞ!」
 力ないミドルシュートが飛んできて、それをじたばたとしたニュアンスの足元で前方にクリアした私に、親切な味方選手が教えてくれたのは、ほんの数分前のことでした。けれども、今はキーパーとしてのエリアを大きく出てしまっていたし、彼の助言を思い出すことはできても、その場で役立てることはできなかったのでした。私はその場で託された私だけの責任を持って、ラインを切って死滅してしまうボールを守ることに精一杯で、そのために失ってしまうキーパーだけに与えられた能力のことやその後に生じ得る状況についてまではまるで想像できていなかったのです。ゴールをあたたかく包むように引かれた線は、子供が砂と石と戯れながら印した即興的なルールのようで、特別な許可も決断も必要なく越えていくことができましたが、そこに秘められたていた真実は、イルカが波と水平線を越えて未知なる惑星に飛び出していくような風景だったのかもしれません。その時になって初めて私は戸惑いを覚えました。キーパーとして何秒間もボールを足元に置いた経験もなければ、キーパーである間に本来のキーパーとしてのエリアを飛び出して歩いた経験もなかったからでした。そして、すぐ目前には今にも足元のボールを奪い取ろうとする敵が、立っていました。私はラストワンプレーの時間を大事に守りたかったのです。同時に一刻も早くその恐ろしい状況から逃れたかったのです。敵の頭上を越えていくことを狙って(祈って)私は右足を振りました。けれども、それは自分の想像を大きく下回って敵のお腹に吸収されてしまうのでした。もう少しでも余裕があったなら、せめて左足に持ち替えて同じようなイメージを抱いたキックをしたとしても、角度がある分だけ上手くいったかもしれません。少なくとも目前の敵ではなく、中盤の大きく開いた曖昧な場所まで届いていてくれたら、そこから先は味方に渡ろうと敵に渡ろうと、そこにはもう少しだけ引き伸ばされた最後の物語があったはずなのです。お腹から自分の足元へ、しっかりとボールをコントロールした選手はすぐさまシュートを放ちました。シュートはころころとゴールの方に転がっていきましたが、ゴールを守っている人はもう誰もいませんでした。
 私は自陣の奥深いところで、自分の心の弱さと足元の技術のなさを学びました。

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メルヘンを書く

2014-10-20 18:11:21 | ナノライト
おじいさんに会いたくなったら

童話を書く

昔々おじいさんがいました

ほら、一行目でおじいさんが

現れた
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スペースは空けておけ

2014-10-20 01:32:53 | くじけそうなきみへ
輝き方の一つを君はなくしてしまった

失ったスキルを嘆きで満たすな


耐えながら空けておけ

次のスキルがやってくる

新しい奴が 直にやってくるから

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臨時講師

2014-10-18 16:16:03 | ナノライト
土曜日になるとやってきた

光を放つロボットアーム

今はどこへいったのだろう

とても厳しく礼儀正しい

先生だった
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交番と一角獣

2014-10-17 02:15:00 | ショートピース
三角公園の側には四角い交番があった。五角形の机の上、価格破壊のテレビの中、ルカクが本格的なフェイントを入れ錯覚を誘惑していた。三角関係のもつれを追っていた六角巡査が迷子の一角獣をつれて帰ってきた。「捜索願いが出ていたかな?」一角獣はルカクを見つめ、あくびをした。 #twnovel
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薬指

2014-10-16 21:23:46 | ナノライト
靴下を取ると指が真っ赤

痛さが色になって現れた

行く手を止めようとする

箪笥の角で打ったのは

深夜のことだった
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心の整理

2014-10-16 02:29:46 | ナノライト
出て行って、戻ってきて

お茶を飲んで、虚空を見つめ

それから、ずっと動かず

希望のない時間は長い

もうすぐ、先生は頭を下げる
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そんなもので

2014-10-15 08:43:50 | くじけそうなきみへ
どうでもいい奴が

どうでもいいことを言って

君を惑わせるけれど

そんなもので君の心を埋めるな


君にふさわしい言葉は

もっと他にある
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くじけそうな君へ

2014-10-15 02:56:51 | くじけそうなきみへ
くじけている場合かよ!

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ベンチスタート

2014-10-14 01:49:04 | ショートピース
男はベンチにいた。鎖につながれたベンチではない。腕を組み目前の光景を観察し、機をみて手を叩いた。脳内で打開のイメージは整い、時が刻まれるに従って胸は高鳴った。既に彼を出迎えるチャントが空一面から聞こえる。さあ行こうか! 羽の生えたベンチから、戦士は飛び立った。 #twnovel
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ノンアルコール

2014-10-13 04:09:29 | 折れた左とフリックの夏
ビールやワインで酔うことはなく
酔った気分に浸れるだけだった

コーヒーと
書き殴る言葉と
夕暮れの時間が
もっと深い酩酊に導く
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