折句ラッシュ・クリスマス

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、縦読み
クジラうえリクエストした水族館マダイが歌うスローバラード、クリスマス

【創作note】光

2021-01-16 10:41:00 | 【創作note】
もしかしたら全部うそでは?

昨日いいと思ったモチーフは
(宝石であってほしい)
みんなガラクタなのでは……
そう思うと恐ろしくて
ファイルが開けない

ブルー、オレンジ、グリーン
(少しにぎやかな方がいい)
閉じたままテーブルに並べ
A6のメモの上に
エナージェルを構えている

グリップの上に反射する光

この輝きはうそじゃない

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【創作note】リプトン(God)

2021-01-14 03:55:00 | 【創作note】
「本当に解除しますか?」

自動復帰モードが解除された
テーブルの上であらゆるもの
ガジェットとその仲間たちは
勝手気ままに散らばり始めた

Pomera

 リプトン

  A4ファイル

   アイフォーン

    エナージェル

     A6メモ

思惑はどこに……
みんな違う方をみている
(1つも欠けないでほしい)

ここだ!

多様性が
かくれんぼ心を刺激する

ここに埋もれたい
ここに紛れたい
ここから何かが生まれそうな
予感に包まれている

ああ リプトン

あるだけでよい
(あると信じられることで)

光を透かして未来がみえるよ

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偉業セットアップ

2020-12-29 10:41:00 | 【創作note】
「すごいです!」
キラキラと星をつけて
ほめたたえてくれる

いつか気づいてしまった

「すごいすごい」と言ってくれるのは
本当はすごくないんでしょ

5歳になって
少しずつ周りがみえ始めた頃
ぼくは現実を知ったんだ

合わせなければならないこと
捨てなければならないこと
いつまでも同じではいられないこと

あげていくのは下書き保存の奴
かつてのぼく
みんないつかのぼくの記憶
1つ1つみつけなおして
表にあげていくだけ
毎日毎日あげていく
単純な運動の繰り返しなんだ

「すごいです!」(なかなかいませんよ)

あなたは誰?

ぼくにまだ 期待をくれるの
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ポメラ離陸前

2020-12-11 00:58:00 | 【創作note】
1つのタッチにかけられる
時間はいつも決まっている

誰かが秒を
読んでくれるわけではないから
肌でそれを意識しながら

脳内にあるモチーフを
整理し、分裂させ、
流れを生み出すことに
集中する

オフタイマーが働いて
ポメラが目を閉じてしまったら
その時は僕の負けだ


落ちたミルクが広がっていく
偶然を追うように吐き出していく

自分の中にいることは苦しいから
ただどこへでも
放出することに満足する

気休めの共感が吹けば終わり
急速に過去に向かう
そこは誰も自分も興味のない場所

「あなただけにみえています」
恐ろしくやさしいアドバイス

「色々と多すぎるかもしれません」
だから多くの読者からみえないのだろう

見栄、常識、良心、野心、メルヘン、ポエム、
404、一駅、とは、また、乾杯、こんな、学校、
おどろき、画像、テクノロジー、小説、コラム、
日記、エッセイ、つくるのは、たのしい、熟成、
下書き、何を、どれだけ外せばいい……
もっと純粋に、もっとシンプルに、もっと、もっと、

書くだけおかしくなっていくけれど

それでもまた
新しい言葉を吐き出さなければ

僕はここにいる

存在証明が失効する
時間がだんだん迫ってくる


まな板のように伏せたポメラが
かけて行く僕の指先を待っていた

今夜ポメラは空も飛べるけれど

魔法を
理解しない者
信じない者
馬鹿にした者
端から疑ってかかる者
そうした勢力が醸し出す空気が
ポメラの翼を萎縮させている

その者たちを改心させる
力は持っていないけれど

なあ ポメラ

僕一人 強く思えばどうかな

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【創作note】ソーシャル・ディスタンス(マイルール・ハラスメント)~孤独よりも痛いもの~自分を取り戻すために

2020-12-10 03:40:00 | 【創作note】
・別次元の孤独

 世界観のかけ離れた人と長時間共に過ごすと疲れ果てる。(傷ついている)それからしばらくの間、放心状態となり自分を取り戻すまで一定期間を要する。ある種の人は、(その場その場で生きているように)会う度に新しいルールを押しつけてくる。その度にとても相棒ではいたくないと痛感させられる。その度にため息を心の中で呑み込んでいる。疲労が自分の中に蓄積される。
 疲れの主因は相手の存在にあり、嫌悪(憎悪)のような感情が自分を苦しめていると思っていた。しかし、それはどこか腑に落ちない面もあった。(憎むほどには相手を理解していない)。考えている内に、原因はもっと自分の方にあるとわかった。
 ある種の人と、社会の中で平和的に過ごそうとすると(内心では様々な疑問を持ちながらも)、ある程度を許容して自分を抑えなければならない。その瞬間、自分を偽り、欺き、裏切っている。
(自分が自分でいられなくなる)
 その時に感じられる痛みは、自分だけでいる時の孤独からは生じない。他者と触れることで、自分が自分から切り離されてしまう、別次元の孤独からやってくる。


・嫌悪の奥の恋しさ

 そして、その痛みは「自分を自分でいさせてくれた」存在の温かさを同時に思い出させる。(わかり得ぬ人を傍に感じるほど、わかり合えた人のことを思い出してしまう)
 ある種の人との触れ合いの中での自分のあり方(姿勢)が、自分を傷つけてもいたのだ。胸の奥に残る痛みは、嫌悪よりもむしろ恋しさだと言える。


・心強い味方

 社会の中で生きている限り、自分を保ち続けることも全く傷つかないことも困難なことだ。
(感覚的な暴力は蔓延している)
 小さな違和感によって気づかない内に殴りつけられている。だから、傷つくのは当然なのだ。1つ1つの粒は小さく加害者も被害者もそれに気づいていないこともある。まるで霧雨のように。だが、確実に打たれ続けている。違和感も降り積もればハード・パンチとなり、気づいた時にはもうずぶ濡れになっている。
 立ち直るためには時間が必要だ。
 自分を自分らしくいさせてくれる世界、自分を思い出させてくれるような言葉が、きっと必要となる。
 その時、詩や物語は、何でもはなせる理解者にも似た心強い味方になってくれることだろう。

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【創作note】共に悩もう 

2020-12-09 00:06:00 | 【創作note】
手のひらでペンを回すように
楽に扱えたらいいのに

ここにある
僕の体は常に強ばっている
楽に思える場面は少しもない
持っているだけで疲れるし
キープし続けるのは大変だ

「失いたくない!」
という一心で
ドリブルをしている

2人、3人に囲まれた時の僕は
ほとんどパニックの中にいる

「おーい! ……」
向こうの方で誰かが何かを言っている
仲間か? 敵か?
わからない
人の声を聞き分ける余裕なんてない

敵を欺きたくて僕は強気を装う
「失いたくない!」
僕のドリブルは正確にボールに伝わらない

(もっと楽にいきたいな!)

気づいた時には
ボールもみんなの信頼も
失っている

「ああ、疲れたな」

それにしても驚くほどの時間が経っている

もう冬になったの


何か描きたい気がしたのだが

何も描けなくて どんどん形が壊れ
色が重なって みんなくっついて
ただ 変な色の壁ができる

結局 何も描かなかったみたいになっている

空しい時間の使い方

なぜ こんなに
キャンバスは小さい


「あれだけ弾けたら楽しいだろうね」
 彼女がそこに到達するまでには苦しい助走もあったのだろう。ほとんどの人は、楽しくなる前にやめてしまう。そんなことをしなくても、他に楽しいことはいくらでもある。(何を好んでそんなに苦労するのか)
 だが、そうして得られる楽しさは、その辺に転がっていて容易に手に入るものとは、どこか違うのかもしれない。


 不意に訪れるUMAが、自信、興味、関心、諸々のモチーフを奪い去って行く。もう何もない。(最初から何もなかったようにさえ思えてくる)何も閃かない。閃かないからつまらない。だけど、ここにいよう。ここに留まって、何かを待つとしよう。今できることは、ただ眠ることだけだ。


「いつか見返してやるからな」

書き置いた断片との再会
自身との約束を果たす時

これは?

仮名なの ローマ字なの
今となっては……
ワードは当時の自分が抱えていた問題/恋情に紐づけられていた

(君と僕とのワンタイムパスワード)

約束には期限があったのだ


 ずっと悩みながら、考えながら、生きていくのだろう。

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はんこください

2020-12-03 03:17:00 | 【創作note】
ラジオドラマを聴くように

目を閉じたままドラマをみていた

みなくてもわかる

あなたの演技に間違いはない

あなたの世界を

僕は信じている


漲っていた
鬼を描く筆力は
どこへ行ってしまったのか

ほんのひと時だけ主役になる
その間だけとらえようとして
鬼に近づけるものか

形は色は声はどんなだった?

もう 君は外に出て行った


人生は楽しむために?

楽しみを実行に移したら
空を切っている時がある
虚しさが押し寄せることがある

「楽しむ」よりも「楽しみにする」方が
しあわせ/気楽 なのかもしれない


注文したコーヒーは
そっとカウンターの上に置かれ
彼女は少しもこちらの方を見てもいない
手を離れた瞬間
ミッションは終わったのだ
もう客でも何でもなくなった
何でもないから人でもない


ミルクの甘さに怯えながら
1つ詩をアップすると
1人の訪問者が認められた
血の通った人間であれば
少しうれしい


また安易に書いてしまった
早く楽になりたかった

もういいんだ
これでいいんだ

全部を許して 次へ行きたい

だから神さま 

はんこください

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妖怪ごっこ(やめられない遊び)

2020-11-27 01:13:00 | 【創作note】
小学生の頃
妖怪ごっこをして遊んだ
「妖怪だ」という体で
背中から被さる愚か者

「やめろっ!」
「ひっひっひっひっ!」

何が面白かったのだろう……

美しいものを美しくするのは
感性の問題かもしれない

詩を書くことは肩の凝ることだ

今も背に妖怪を感じる

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タイムカプセル(書は人なり)

2020-11-16 22:20:00 | 【創作note】
昔の自分に会いたくない?
聞きたいこと、教えたいこと
いい話し相手になれるかも
だけど実際に会ったら
黙って肩を叩くのがやっとかも


3年ほど前のファイルを開く
何がいいたいのかわからない
わかるようなわからないような
時折はっとさせられるところ
手書きの部分は文字種さえも……

「これは再会だ!」

託されたものがみえる
何とかしたい(してあげたい)

君は、お話にしたかったのだろう



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【創作note】クライマックス(ただの人)

2020-11-13 02:33:00 | 【創作note】
勿体ぶって
寝かせている
pomera

ライダーが変身するのは最後の方
気持ちを高め
本質を見極め
テーマが最大化した瞬間に
変身し手早く片づけてしまう

ヒーローに憧れて
pomeraを遠くに置いたまま

熟考の素振り
ペンをまわし
ストローをくわえ
スマホに浮気
天井を見上げるも……

テーマは正体を現さず

僕は最後の最後まで
ただの人だった

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ウォーキング

2020-11-12 00:47:00 | 【創作note】
 久しぶりに2キロほど歩いてみた。昔は3キロ4キロと週に何度も歩いたものだった。長い距離を歩くとなると寒くても暑すぎても好ましくない。歩いた後で入る屋内との温度差も問題の1つだ。今くらいの季節はちょうどいい。歩くことは面白い。歩くにつれて景色が変わり、風をあび、人や犬とすれ違う。

(何かから逃げられる) 

 そんな感じがするところもよい。夕暮れともなると徐々に街の色も変わって行く。それはまた面白い。
 スーパーの3階に着いた。コーヒーカップが大きい。天井からジャズ。

(こんなだったか……)

 大音量。見覚えのある壁画、見覚えのない店員。流石にそうか。
 いつもの癖でイヤホンをして好きなプレイリストを再生するが、違和感がある。人の話し声は消えても、天井からのジャズを消し切れない。その内に頭が割れそうになってきた。
 ドアの向こう側の広い世界にも行ってみたいが、煙たいだろうか。

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A6/17時のワンオペレーション

2020-11-11 20:44:00 | 【創作note】
背中に相棒のPomeraを積んで歩く
11月の風
首筋だけ冷たい

公園でボールを追いかける子供たち
あの仲間に僕はなれない

たこ焼き屋の赤い暖簾が風になびく
歩行者信号のない交差点
車と競って駆け込んで行く

歩く間は楽なもの
すぐ先に変わる風景だけを
思っていればいい
到着前に足取りは重くなる
止まれば主体が脳になるから

魂をかすめ取りながら
猛スピードの自転車が
僕を追い抜いて行く

スーパーの入り口では
カートが鉢合わせ渋滞している
エスカレーターを上がり
老夫婦のあとをゆっくり歩く
15センチの鍋でおでんを作るのか

今日四隅は占められていて
丸テーブルはよそよそしい
風通しの穴から漏れてくる煙

食器が擦れ合う音がする
17時のワンオペは
未だ息つくひまもない
ホットホットホットアイス
水ください

Pomera iPhone トレイ ボールペン メモ帳
過密テーブル創作タイム
下書きのA6がすぐにいっぱいになる
なんでこんな狭いんだ

気怠いJazz 
時に弾むピアノ
天井からの風が痛くて
僕は隣の椅子に座り直す
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【創作note】物忘れバリエーション

2020-11-06 05:04:00 | 【創作note】
 pomeraを開いたが、目覚めない。

(あっ!)

 その瞬間すべてを悟った。SDカードだけ入れて電池を入れてくるのを忘れてしまったのだ。リュックのポケットに予備の電池がある。一瞬湧いた希望もすぐに萎んだ。電池の蓋も家に置いてきたのだ。蓋が閉まらなければpomeraは起動しなかったはず。蓋の予備までは用意がなかった。むしろpomeraの予備が必要だ。
 珍しい忘れ方をした。
 鍵がなくて入れない部屋の前に立っているようだった。

(前にもこんな時があった)

 弾丸シュートを手に受けて骨折した時だ。(シュートなんかで骨が折れるわけない! 当人を前に酷い物言いができる奴もいたな)
 その時も、pomeraに触れることはできなかった。

 昔のことを思い出しながら、キングジムのA4ファイルを開いた。オレンジの未解決ファイルには、あまたのモチーフがくすぶっている。
「できなければできることをやるまでだ。」
 ただカチカチとキーを叩いているだけで、お話ができるものか。それなら何も苦労はしない。
 時にはじっと見つめ続ける時間も必要だろう。
 今日は目覚めないpomeraがそうささやいていた。



 
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ウインク・ポメラ

2020-10-30 08:26:00 | 【創作note】
 ポメラが開くとまぶしい光に見つめられて、僕は空っぽになってしまう。
 ぱたんと閉じるとフラットになった板の上。 
 チェスをする。お茶をする。花見をする。猫と遊ぶ。ダイスを転がす。その内に何か閃くものがある。飢えた何かを感じられる。
 そうしてポメラを開く。
 ポメラ中心の白さに、僕のちっぽけな断片は呑まれてしまう。

(いつだって身構えた時には失われるのだ)

遊び、気晴らし、閃き、喪失を繰り返し、
15万回のテストにも耐えた
ポメラは強い

僕はまだまだ

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黄金のゴールを求めて

2020-10-20 14:58:00 | 【創作note】
共感を求めるな
反応を求めるな
称賛を求めるな
脚光を求めるな
教訓を求めるな
感動を求めるな

これが終わったらチャーハンを食べよう
チャーハン、チャーハン、チャーハン

ただ純粋にチャーハンを求めて
言葉と向き合うことができれば

六角形の器の中に
黄金のゴールがみえる

さあ 行こう!

ショートショートを
落とせなくても

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