折句ラッシュ・クリスマス

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、縦読み
クジラうえリクエストした水族館マダイが歌うスローバラード、クリスマス

【短歌】生まれつつあるカテゴリ

2021-01-25 02:14:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
カテゴリーガイダンスには見つからぬ
インドアと博士のひまつぶし
(折句「鏡石」短歌)


勝ち残るものは雁木か振り飛車か波瀾万丈(将棋)カテゴリ

手短にまとめてあげたコミカルをクローズアップ(日記)カテゴリ

強引に見つけ出された真実を私に添えて(エッセイ)カテゴリ

流星が願いを聞いて飛び込んだ note に光る(詩歌)カテゴリ

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【短歌】いつかロイヤルホスト

2021-01-24 10:42:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
朗読のあなたが消えて現れる物語こそ僕の御守り

刺青の男にみせる難色が硝子に映りカルチャーショック

宿のない真冬を歩く暗がりに零れて溶けるシャンパンの泡

ルックアットミー切れたあの子は一瞬も母のよそ見を看過できない

ほくそ笑む奴らの乗った高級車なんてもったいない乗り物だ

雀の涙で急場を凌いでも誰も約束くれない明日

常しえに届かぬ君を圏外に追い出し歩くこの街がすき

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【短歌】小説ごっこ

2021-01-23 10:43:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
カテゴリのガイダンスにはみつからぬ
一行からの詩歌クラスタ
(折句「鏡石」短歌)


加湿器の噴き出す白と競るように生まれつつある小説ボディ

手持ち無沙汰にさよならをしてはねるポメラの上の小説ドール

強情な台詞を並べ暗黒の時間を消した小説ごっこ

リア充が王者のネットサービスにいらない僕の小説なんて

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【短歌】先生の仮定世界

2021-01-21 18:06:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
明らかな死を携えて踏み出した
ライブ僕らは一行の歌
(折句「アジフライ」短歌)


看板に小説ありと偽って招いた夜の政府会見

定番と話題の向こう埋もれても輝いている君の小説

答えなどみえなくていい投げかけて小説はただ仮定に終わる

リモートで原稿を書く先生の現実はある架空の国だ

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【短歌】カトキチ無双

2021-01-20 17:21:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
カトキチのうどんが家にないなんて考えられぬ仮定の話

カトキチのうどんをとかすレンチンの3分間がマイ・クッキング

カトキチのうどんを探す朝7時イオンモールは搬入ラッシュ

カトキチのストック尽きてレシピなき君の頼りはチキンラーメン

めんつゆとカトキチあれば温まるうどんづくりはもう目の前だ

かけうどん煮込みうどんに焼きうどん何でもござれカトキチうどん

名店のうどんが何だここにあるレンチン・カトキチ・イズ・マイ・ベスト

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【短歌】なんぼのもんじゃ

2021-01-19 12:08:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
空耳は恋しい人よカテゴリに
詩歌を探しコーヒータイム
(折句「そこかしこ」短歌)


書き急ぐショートショートに起こされて今日も成し得ぬ夢の熟成

定番がなんぼのもんじゃあれなんかお安いですね150円

コントでもマンガでもない詩のこころ言葉をごっちゃまとめ小説

リスト下にぶら下がりたい言葉系日記エッセイ作文詩歌

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【短歌】うらめしや

2021-01-18 15:38:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
寒ぶりや感無量なり身に余る
いい店なれど七時閉店
(折句「鏡石」短歌)


会食に使命を燃やす先生の頭に遠いリモートワーク

手のひらを返したことをかえりみず原稿だけに忠実な君

小人数小声も哀れ万全の対策ステイホームに消され

リピーター客も戻らぬ横丁の暖簾小さな風にさよなら

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【短歌】小説乗りのカテゴリー

2021-01-14 18:46:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
はじまりへ行き着くような終わりへと
招いた虹のストーリー・テラー
(折句「バイオマス」短歌)


書き出せば無敵になれる小説の命は才で言い表せぬ

手に余るモチーフだけで飽和したポメラは黒い小説母船

湖池屋のポテトを食べて待っている深夜0時のカテゴリー・バス

理由なく小説である自意識を読み飛ばすカテゴリーの矜持

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【短歌】弾かれた詩歌

2021-01-12 10:58:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
創造と孤独の果てに加速する
詩歌が落ちた恋のカテゴリ
(折句「そこかしこ」短歌)


神々に選抜されたカテゴリに飛び込め僕の詩歌小説

手を尽くし入り込みたいカテゴリの前には自動判別の壁

恋すれば背中が痛い今さらに振り返っても消えぬカテゴリ

理由なく見過ごしている小説のカテゴリは愛よりも気まぐれ

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【短歌】カテゴリ・ナンセンス

2021-01-11 05:29:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
拾われぬ夜の向こうで小説が歌い続けた夢見る自由

君だけにわかってほしい小説はカテゴリの手をもれても平気

小説の風をなしても小説と軽く認めぬカテゴリ・センス

目に光るしずくに打たれカテゴリがごっそり拾う君のロマンス

夜に錯乱の兆しがのぞくとき小説だけがまともにみえる

うそであれ輝いている異世界はカテゴリにない僕の逃げ場所
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【短歌】タイムライン

2021-01-06 06:37:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
張りつめた弦は2月の空白で語る言葉を失って鳴く


、の打ち場を問うて隙間なき字間をたどる心は読者


頬に雪ひとひら落ちて水になる3月の風まだ僕はここ


科学的根拠をまめに添加した色鮮やかな日替わりランチ


2ヶ月の無料期間にポイントもくれるあなたの望みは何だ


縁の切れ目に咲く花に足を止め蝶はひととき春風を読む


一目も会いたくないけど8時間共に働く社会生活


五右衛門風呂で茹でられた11分アルデンテまであと30秒


小説のタイトルばかり浮かべては12の月が過ぎ去って今


言の葉はモスの窓辺で尽き果ててため息ついたノンステップバス

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【短歌】小説になれない(ひきしめよう)

2021-01-04 06:12:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
ひっそりと小説あげたこの夜にカテゴリはまだ目を閉じたまま

君だけを拾い続けたカテゴリーどうか僕にもコツを教えて

小説のカテゴリ・バスを待ちながら整えているあと15分

目の赤いうさぎが投げた小説に食いつく亀の遅れたディナー

横丁に浮かれて入る旅人の呼吸にそって弾む小説

うっとりと読まれてみたい小説を書き出すまでの100億光年

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【短歌】先生の別腹(ひきしめよう)

2020-12-30 01:40:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
人よりも高いところに立っている我々のノーマスク会食

気をつけて暮らすがよいぞ皆の衆 用心こそが最後の砦

下々に徹底させる決め事も我ら大先生には無用

飯を食うのみにはあらず会食は密に欠かせぬ根回しの場

世の中を牛耳っている我々はルールをつくる側の人間

うそという定義を握りつぶしたら我が手に残る権力が善

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【短歌】私のためのゴールデン・タイム(ひきしめよう)

2020-12-28 08:04:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
秘書はもう一人の私いつだって自分の中のうそは許そう

聞かれてもない事柄に答えつつ文脈に得る私の誠

質問を多くもらえば何となく答えながらに忘れて行こう

明細を明かそうとするリソースは私のための歴史の時間

世に知れた名前であれば招きたい闇も密なる金の運び手

うそをつきうそをつかせて生き延びる私の陰に滅んだ真

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【短歌】大先生とコンパニオン

2020-12-25 07:32:00 | 短歌/折句/あいうえお作文
脈のある捜査機関に晒されて
さよならをする一介の秘書
(折句「ミソサザイ」短歌)


反映となぜの間を見つめても
透き通らない君のカテゴリ
(折句「ハナミズキ」短歌)


優待と期待が躍る表層で
世を欺いた打ち消し表示
(折句「ユキヒョウ」短歌)


宴会はコンパニオンを間に置いて
深める仲間たちの友情
(折句「エゴマ豚」短歌)


演じ合う年越しそばのしきたりを
繰り返し千歳の新年
(折句「江戸仕草」短歌)


語り出す仮定のはなし未来形
いつか私が死ぬまでのこと
(折句「鏡石」短歌)


欺きは権力の常どこまでも
うそを通して不起訴相当
(折句「揚げ豆腐」短歌)

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