眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

緑の電話

2011-10-05 00:59:33 | ショートピース
夜の中に光り輝く緑を手に取って1つだけ確かめたいことがあった。もしもし、「秋は、どこに行ったのですか」。けれども、見えない壁が行く手を遮ってそれ以上近づくことはできず、問いかけることも答えを聞くこともできないのだった。「見えてるんだけどな……」小さな声で、鳴いた。#twnovel

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