「とりあえず折句を」

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、縦読み
クジラうえリクエストした水族館マダイが歌うスローバラード、クリスマス

秋舞台

2018-11-14 00:58:06 | 短歌/折句/あいうえお作文
悪人を
きつきつ詰めた
奉行所で
タクトを振った
イタリアンシェフ


アパレルが
着膨れさせた
武士の腹
たっぷたっぷと
いい音がする


あんみつの
機密事項に
触れて忖
度に走った
いい仕事人


あみじゃがや
棋譜の谷間に
歩をとめて
食べる午前は
いい日旅立ち





折句「秋舞台」短歌



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エンドレス・ハロウィン

2018-11-13 22:06:51 | 短歌/折句/あいうえお作文
天下る
ミイラになって
尺をとる
奴の背骨に
官の面影

折句「あみじゃが」短歌
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殴り込みハラスメント

2018-11-13 02:33:57 | 短歌/折句/あいうえお作文
おじさんの
猛ビブラート
手を握り
殴り込めるか
新着チャート

折句「おもてなし」短歌
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みんな容疑者(アクロスティック)

2018-11-12 23:41:19 | アクロスティック・ライフ
そんなことをするのはどこのどいつだ
心当たりのあるものは一歩前に!
隠し通せると思ったら大間違いだ
真実は必ず明らかになるであろう
ここで直にな

蒼白の人は一歩前に出た
子供は一歩前に出た
歌人は一歩前に出た
新聞屋は一歩前に出た
国家公務員は一歩前に出た

その人は一歩前に出た
子猫は一歩前に出た
カナブンは一歩前に出た
シマウマは一歩前に出た
コウノトリは一歩前に出た

走者は一歩前に出た
骨董品屋は一歩前に出た
怪人は一歩前に出た
歯科医は一歩前に出た
こそ泥は一歩前に出た

騒々しい象は一歩前に出た
神々しい蟻は一歩前に出た
カピバラは一歩前に出た
シマのない馬は一歩前に出た
恋する猿は一歩前に出た

それぞれの一歩が
この狭い大地の上に
覚悟ある足跡を刻んだことを
真実へと踏み出していく勇気に
国境も何もなかったということを

それぞれの歩幅が少しくらい
異なっていたとしても
形ある足跡と想像の上を行くそれは
シンクロナイズされて真実を歩むための
言の葉となって刻まれ

想像される限りにそれは
こじれた感情の一歩
神に誓った一歩
詩情を揺さぶる一歩
鼓動そのものでもあったことを

その辺を行く人よ
個々の一歩を見ておくがいい
かけがえのない自身からの
真実の他に語るもののない
これからへと進む一歩を

総長は一歩前に出た
工場長は一歩前に出た
課長は一歩前に出た
市長は一歩前に出た
校長先生はその場でジャンプした

その筋の人は一歩前に出た
恋する人は一歩前に出た
確信犯は一歩前に出た
真犯人は一歩前に出た
コッペパンは一歩前に出た

そばめしは一歩前に出た
焦げめしは一歩前に出た
かた焼きそばは一歩前に出た
汁そばは一歩前に出た
こそばゆい十月だった

そっくりさんは一歩前に出た
コクゾウムシは一歩前に出た
過去からの旅人は一歩前に出た
渋柿を頭に載せた男は一歩前に出た
小汚いライオンは一歩前に出た

そわそわしたネズミは一歩前に出た
言葉にならないアシカは一歩前に出た
カリカリした狼は一歩前に出た
しらばっくれたカバは一歩前に出た
ことわざから下りた猿は一歩前に出た

そうか……
心ここに大当たりってことだな
語るでない
しかと見届けさせてもらいました
校長とカバ以外、解散!


 アクロスティック「そこかしこ」
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ファンタジー・ファイター(アクロスティック)

2018-11-11 23:24:12 | 短歌/折句/あいうえお作文
雨降りの
じめじめマーク
振り切って
ラボーナパスを
イスコへ通せ

「アジフライ」


わめいても
立ち直れない
傷心の
淵に開いた
ねむの洞窟

「渡し舟」


あてどなく
死とは無縁の
文を持ち
ライターはいま
一度またたく

「アジフライ」


脇汗の
対岸にある
詩を求め
深く潜った
ねづっちの森

「渡し舟」

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幻想がいっぱい(アクロスティック)

2018-11-10 21:20:00 | アクロスティック・ライフ
あふれるほどの
幻想がいっぱい
どこにでもある
うっかりしてたら
増えていくかも

後のない幻想
元素幻想
トウモロコシ幻想
うろ覚え幻想
蓋を開ければ幻想

あふれるほどの幻想
元気がない幻想
どこか行きたい幻想
噂の人幻想
普通の暮らし幻想

飴ちゃんあげようか
獣道だけどついてきなさるかなあ
どこにでもあるような顔ですが
裏があるだけ下手な話ですから
俯瞰的に見てから運ぶことです

悪魔幻想
下馬評幻想
唐辛子幻想
ウコン幻想
不条理幻想

アンチエイジング幻想
剣と魔法幻想
ドッペルゲンガーの幻想
占いの館幻想
フルスイング幻想

あれもこれもみんな
幻想にすぎなかったとは
どこにもいなくてどこにでもいる
うそで満たしても満たされない
深く想っても浅瀬にいる

明日からやる幻想
元気でいてね幻想
どうせ駄目だから幻想
うそつきは泥棒のはじまり幻想
不運だったね幻想

揚げ足取り幻想
ゲスの極み幻想
独特のリズム幻想
旨口醤油幻想
ふかふか布団幻想

甘党幻想
ゲノム幻想
堂々巡り幻想
牛になる幻想
船囲い脆い幻想

あがいてももがいても
桂馬は戻らない
と金が向こうから迫ってくる
ウ冠は銀冠には組み替えられない
古くからある手法によれば

明後日の方から親切なスルーパス
ゲノム・キーボードが解析に走る
ドローンがクリスマスを運ぶ月夜に
鬱蒼とした恋心を抜けて割り込んでくる
不自然な数のバッタの飛翔

頭がいい
健全な魂
努力
宇宙人
普通の人

アルデンテ
計量スプーン
都会暮らし
歌が上手い
古着



どこにでもいる
旨煮
福引き

安定
芸術
とってつけたよ
鰻重
ファイン

ああなんか歌が聞こえるな
ケトルの奥からずっと韻を踏む
独特の形に身を畳んだ虫のブルース
受け流すことでしか耐えられない
不安


ケンカが強い
トラブル・メーカー
売り切れ
不可能

雨乞い
決断力
とかくこの世は
裏街道
吹っ切れた

あああなた独りだったの
結構わたしもそうですけどね
どこに行ってもぶつかります
美しく言えば幻想かな
降って湧いたような


 アクロスティック「揚げ豆腐」
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竜馬降臨

2018-11-09 01:04:03 | 短歌/折句/あいうえお作文
暴れ馬
金銀桂香
歩歩歩歩歩
食べて5五
いでよドラゴン

折句「秋舞台」短歌

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のみ友達(折句)

2018-11-08 04:10:07 | 短歌/折句/あいうえお作文
疎ましい
他人野郎の
言い分を
ひらりかわして
糖分をとれ


疎ましい
他人野郎は
一切を
引っ張り出して
咎める小物


疎ましい
他人野郎に
言わせれば
酷い駄文だ
ということだ「ふん!」


疎ましい
他人野郎と
一本の
酷いワインを
ともにあけよう


折句「うたいびと」短歌




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ミュージック・ビデオ(折句)

2018-11-07 20:32:18 | 短歌/折句/あいうえお作文
逢い引きの
Gメンとなり
降り出した
ラブ状の詩を
岩となりみる

「アジフライ」


映像は
ドラマに引かれ
白いタン
クローリー関
西の街を行く

「江戸仕草」


AIが
ドローンをまわし
渋谷から
クリエイティブな
佐賀へリターン

「江戸仕草」


悪童と
警官乱れ
とけあった
馬がバイクを
ふかすハロウィン

「揚げ豆腐」

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ワンプレートの奇跡(アクロスティック)

2018-11-06 06:53:45 | アクロスティック・ライフ
ワンプレートの上にある
たまごに魚にハムに焼売
白いごはんを盛ったら
ふりかけふりかける
ネットにのせる

ワンダフルなプレートの上
多彩な彩りが競演している
しあわせにしあわせがとけあって
不満を吐くものはどこにもいない
根こそぎ取ってもまた次がやってくる

渡り鳥がやってくる
他国からも大勢が訪れる
四季がワンプレートの上を通り過ぎる
フライが飛んでくる
猫が物欲しげに足を止める

わけがありそうだ
大変な橋を渡ってきたようだ
四六時中飢えているようだ
無精ひげのようだ
寝返りを打ったようだ

わいはなあ
高いところがメッチャ好きなんやで
四五メートルくらい何やねん
不死身やわなそれくらいは
猫やからな

忘れもしませんあれは
他人の家でごちそうになった折
シチューゆうもんでっか
ふーふーしても冷めまへんねん
猫やでわしら

ワンプレートの横を通り過ぎる
多国籍猫軍団
四十をまわった弁護士団
双子の棋士
年金を手にした人

和洋折衷大混乱
食べられないものはございません
汁物もあります
古いレタスは捨てています
ネットにのせられます

わあわあ言うてますけども
楽しいことばかりじゃありません
しんどいこともやっぱり
普通にあります
眠れないとかね

ワンプレートの上に
多大な期待がある
しあわせのハムがある
不揃いな魚がある
練り込んだ総菜がある

若鶏の唐揚げが
頼りないレタスが
しょんぼりしただし巻きが
不安げな総菜が
根っからの大根が

悪くない食パンが
タンバリンのような賑わいが
四季に寄り添ったお野菜が
ふーふー熱い焼きそばが
ネイルになつくクロワッサンが

わびさびのある酢の物が
大層美味いハンバーグが
新進気鋭の塊が
不眠不休のもてなしが
狙い澄ました小粒納豆が

分け隔てない思いやりが
炊けたばかりの白飯が
沈む夕日の切なさが
ふんぞり返ったウインナーが
年がら年中の総菜が

笑いの絶えぬ広がりが
他人にみえぬ親しみが
神出鬼没の焼き鳥が
振り返る日の思い出が
寝相の悪い総菜が

ワンプレートの上に
楽しさあふれる朝がある
7時になったら集まって
ふりかけふりふりご飯にかけて
ネットにのせる


 アクロスティック「渡し舟」

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悪魔の否定

2018-11-05 17:09:03 | 夢追い
じゃあ夢の話を


 ファスト・フードで悪魔の歌を聞いたせいか、テレビで悪魔を見たせいか。夢の中では僕が悪魔になっていて、トイレから出るところを待ちかまえていた村人に襲撃を受けてしまう。原作は海外の小説でそれをこの度は映画化したのだが、その解釈と表現の方法について一部のコアな層から不満が噴出していた。その映画の中の出演者の一人になっていたこともあり、結果として僕が悪魔になったとか。夢の中の理屈はよくわからない。おじいさんはバナナや卵を投げつけ、ほうきを持って襲いかかってきた。「この悪魔め!」古新聞やキャベツやスリッパなども容赦なく投げてきた。違うといくら否定しても怒りを爆発させたおじいさんに対しては無意味だ。とにかく逃げるしかない。逃げる途中では悪魔を狙う銃弾が飛び交ってる。銃社会だ。当たらないように必死で逃げる。もう地上に安全な場所はない。飛び上がって屋根の上に避難した。(夢の中の跳躍力)屋根の上には他にも大勢の悪魔仲間が飛び上がって逃げてきていた。僕は独りではなかった。それでも僕らは次第に追いつめられていった。飛び上がることは簡単でも、自由に空を飛び回れるというのとは違う。子猫が無理して高い木に登った形に似ている。大勢の反悪魔共に取り囲まれ屋根の上でディスカッション。非悪魔の証明は難しい。何よりも村人は頭から決めつけすぎている。「悪魔という悪魔は出て行け!」悪魔ではないと悪魔の仲間が反論した。「だいたいどういうことなんだよ」それはどちら側の主張かはわからなかった。だいたいという言葉を巡って溝は深まるばかりだ。僕は本線に戻すべく口を開いた。叫ぼうとするけど不思議と声にならない。「大食い大会に出なさい」長老に近い老人が提案した。どうして出るの。それが証明になるのなら。悪魔たちの声は割れていた。鴉が徐々に屋根の上に集まってくる。


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木の葉のパレード

2018-11-05 15:54:54 | 短歌/折句/あいうえお作文


明るみに
ミイラや宇宙
人となり
ヤーヤー言わす
かぼちゃパーティー

折句「あみじゃが」短歌
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折句の作り方 クリスマス編

2018-11-05 14:21:06 | 短歌/折句/あいうえお作文
クジラうえ
リクエストした
水族館
マダイがうたう
スローバラード

折句「クリスマス」短歌




クジラがうえから降ってくる
何かリクエストしたみたいですよ
どうやらここは水族館
クジラはクジラ置いといて
マダイが歌っているみたい
マダイがスローバラードをうたっている

クリスマスの折句ができたよ

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あなたに

2018-11-05 13:21:35 | 短歌/折句/あいうえお作文
赤だしを
女将に通し
カバーニへ
蹴って届ける
寿司の一皿

折句「アオカケス」短歌
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アクロスティック・ムービー(折句)

2018-11-04 16:29:49 | 短歌/折句/あいうえお作文
創作の
根幹にある
風をあび
詩歌へ続く
この道を行く

「そこかしこ」


縁のある
5文字を持って
迷い子は
2駅越えて
旅人になる

「エゴマ豚」


風説の
翼をつけて
飛んでいく
メニューにはない
鮫を追いかけ

「フットメザ」


永遠の
折句にふれて
守りたい
今消えそうで
愛すべきもの

「エオマイア」

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