暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

守れるか個人情報

2013-05-23 19:18:36 | 日記

きのうの夜、ドラマ「雲の階段」が終わったあとに、私も、ネットで、医師の検索を試みた。

番組の終了時間の直後のせいだろう、検索画面が開くのに時間がかかった。

アクセスが集中したとしか思えない。

日本中、みんな同じことを考えたのだ。


私も、5年前にアキレス腱の縫合手術をしてくれた若かった医師の検索をしてみた。

同姓同名の人がいたが、登録年からしてもその先生と分かる方が出てきた。


医師は、厚労省の医師検索でなくても、ネットで検索すると、だいたいヒットする。

私の主治医だったその先生も、当時研修医だった。

出身大学にもたどりついた。

そして今は、当時の病院にはおられず、群馬県の病院の整形外科に移られていた。

このように個人がネットでたやすく特定されると、何か怖い気もする。


たとえば、こうしてブログを書いていて、本人が特定されないからという安心感で(?)
赤裸々に書いていると、なにかのきっかけで、個人情報が詳細にわかってしまうことも
あるかもしれない。

いや、もうすでに私がブログのURLをお知らせしている知人以外にも、何かわたし個人の
特定に及んでいる人も中にはおられるかもしれないのだ。


もうずいぶん前になるが、私は行政書士の受験勉強をしていたときがある。

当時試験科目にあった小論文のテーマが「インターネット」だった。

17年くらいは前なので、インターネットが注目され始めたころで、まだ個人で誰でも家に
パソコンを持っている時代ではなかった。

インターネットのメリット、デメリットに触れながら、800字にまとめるというような
課題だった。

私はネット環境にない職場にいたので、実感がなく、当然、小論文が及第点に達することは
なかった。

だが、今なら、ネットの危険性はメディアで取り上げられるばかりでなく、先ほど書いた
個人情報のことでも、自分自身ネットの脅威を感じることがあり、なにか書ける気がする。

といっても、今は、行政書士の試験に小論文はなくなったようだが。


行政書士も、税理士、弁護士なども、厚労省の医師のサイトのように、連合会で検索が
できるようになっていた。

学校の同窓会をすると、昔なら懐かしい人をたどる名簿を配布してくれたが、今は、
個人情報の保護で、名簿は配らないようにしているところもあるようだ。

大学の名簿は販売しているが、購入して何年も経過したころ、名簿の廃棄はどうしようと
思ったことがある。

名簿が売られる、ということも耳にするからだ。


うちでも、ダイレクトメールの住所、氏名が印刷されている部分の処理には気を付けている。

細かく破るか、シュレッダーにかける。


人を見たら泥棒と思え、とは考えたくないが、個人情報は自分で守るしかないのだ。





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