暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

香嵐渓は紅葉の名所だと聞いてますが

2020-11-19 18:21:06 | 旅行

30代、40代半ばまで、会計事務所で働いていた。

就職した年の秋、1993年10月、職員旅行で東北地方に1泊で連れて行ってくれた。

事務所持ちで、私たちの出費はなしだった。

まだバブルがはじけてなかったのだろうか。

所長は、まちがえて別の用事を入れてしまったので、職員だけで行ってくれ、ということになった。

げいび渓の舟下り、中尊寺などを男性職員が計画してくれて、初めての東北新幹線にも乗った。


翌年の夏、男性職員に、なにげなく

「香嵐渓は紅葉の名所できれいだと聞いていますよ。もし旅行に行くなら今年どうですか」
と、ただの思い付きで話した。


写真はお借りものです


秋が近づいたころ、事務所の関与先の会社は、経営が苦しくなってきたところが増えた。

会計事務所は、関与先の会社の業績が悪化すると、顧問料を下げてさしあげたり、関与先の売り上げが激減したら事務所に来る仕事も少なくなり、事務所の経営も厳しくなってくる。

それで、この年、職員への福利厚生も削減になってきた。

さきほどの男性職員から、

「この前、香嵐渓って話題出ていたけど、今年は職員旅行は行わないことになったんだ。申し訳ない。」

というようなことを言ってきた。

私としては、思い付きで言っただけで、連れて行ってほしい、というつもりではなかったが、「そうですか」と答えておいた。

紅葉の季節が来ると、この一件を思い出す。


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ペンションに泊まってみたい♪

2016-06-11 15:00:56 | 旅行
ペンションというものに泊まったことがない。


ペンション シャーロットさん


ペンションには、一度、泊まってみたいと思っていた。

神奈川でランキングに箱根の「ペンション シャーロット」さんがよく入ってくる。

まだ夫がなんでも食べられたころ、「ペンションに行こう?」と言っても、「洋食がちょっと」とか、「泊まるなら和食が食べたい」とか、だいたいそんな理由でボツになった。

でも、私は、一人でも行ってみたいのだ。

足腰丈夫で、食事の制限もなく、オシャレなペンションに似つかわしくないと思われない年齢のうちに、泊まりたい。



旅行から帰ったばかりで、また旅行のことに思いを馳せているのは、夫が病気のことで悩んでいるからだろう。

近隣の病院の医療講座に行く日を4日間も計画した。

病気のひとりが塞いでいると、家族は寄り添うだけでは、つぶれてしまう。

こころがもたないのだ。


こんなところに行ってみたいなあ、と思ってみるだけで、なんとか心の平安を保とうと、脳が勝手にしているらしい。

実際には、病気の夫を置いて、ひとりで泊まりにいっても、楽しくないにちがいない。

いつか・・・という話だけだ。

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日本の原風景はこれでしょ

2016-06-08 20:15:44 | 旅行




東北道を高速バスで走っていたとき、往きも帰りも、車窓から見える田んぼの美しい姿が目に飛び込んでくる。

日本の原風景だと思った。

なかなか、良いシャッターチャンスがなくて、いい写真は撮れなかった。

田植えの済んだまだ低い稲の青さが目に優しい。

梅雨前のいい時期に行ってこられて良かった。


そのとき、留守番の夫は家で朝の高血圧が下がらず、動脈硬化から、足を切るのではないかと、ドラマを観て、自分の将来を悲観していた。

今日は、脳神経外科に夕方二人で行って、MRIと血圧脈波検査を受け、先生には、朝の血圧が高くても変動しているし、薬は飲んでいるので心配はない、と説明された。

心配すると血圧が上がるよ、と言われた。

夫はガラスの心臓なのだ。




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福島へ

2016-06-07 22:09:02 | 旅行

姪の進学した福島の様子探検に姉と行ってきた。

往復は高速バスに乗ってバスタ新宿から福島へ。

福島はまだつつじが咲き乱れていた。

3泊のうち、2泊は姪のアパートに泊まらせてもらった。

ワンルームの洋間だが、キッチンも普通のガステーブルが置けるし、冷蔵庫、洗濯機も置ける広さ。

トイレは風呂とは別。

居室は、7畳以上の広さで、明るいし、姪は几帳面にきれいに住んでいた。

2日目に大学も見学して、学食で昼食を摂ってきた。


福島駅


写真は、福島駅の入口に大きな看板を出していたので撮影してきた。


2日間、福島の街で買い物したが、街にはなんでもあった。

これなら、姪は不自由なく楽しい学生生活を送れそうだと思った。


写真の波来湯(はこゆ)というのは、3日目に行った飯坂温泉の共同浴場で、300円で誰でも入れる。

飯坂温泉 波来湯 (共同浴場)


そのような共同浴場が飯坂温泉にはいくつもある。

飯坂温泉のお湯は熱いとは聞いていたが、本当に熱い。

子どもさんは、水でうめないと、入れないかもしれない。


飯坂温泉には片岡鶴太郎さんの美術館がある。



片岡鶴太郎美術庭園


鶴太郎さんは、絵を誰にも習ったことがないということだ。

江ノ島にも以前、鶴太郎さんの美術館があったが、飯坂温泉の美術館のほうが風格もあり、立派だ。

温かい絵を描かれる。


「旧堀切邸」は江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家で、無料で主屋、蔵など多数の建築物を解放している。

昔は、お金持ちの篤志家がおられたのだなと思った。



旧堀切邸 (豪農の家)




飯坂温泉の旅館に1泊した。

二人で10畳の和室に泊まれ、部屋は角部屋だったので、2方向に窓があり、どちらにも応接セットがあった。

下の沢の音が聞こえる。

写真は朝食。


旅館の朝食


帰りは、一人で福島からバスタ新宿へ高速バスで帰った。

路線バスなので、停車の度に、乗客を乗せて、福島を抜けるのに、2時間かかった。

自宅の最寄駅からの循環バスの最終便に間に合ったので、福島はそんなに遠くないなと思った。


夫へのお土産は、食品の包装に成分が印刷されているもので、塩分が低い製品をよく選んで買った。

エネルギー、たんぱく質、塩分が大事なのだ。

表示がないものは買えない。

私へのお土産は、初日に自分用のいちじくの甘露煮を買ってきたのが当たりだった。

ちょっと瓶詰が重かったが。


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小江戸 川越

2016-01-21 23:21:51 | 旅行
前日、東武東上線の高坂(たかさか)にある埼玉ピースミュージアムに、行きました。

数日前までの雪が山にはたくさん残っていて、バスを降りてミュージアムまでは、ザクザクと雪の中登ってたどり着きました。


今回は、2月21日まで、平成26年度の寄贈資料展があるので、夫と見学に行きました。

父の遺品が展示されているからです。


学芸員の方ともお話ができ、定時に講堂で上映されるアニメも、2本観ました。

夕方まで、資料映像も観て、またバスで山を下り、川越に移動。名物の鰻を食べて、ホテルに泊まりました。



今日は、小江戸 川越に行ってきました。


川越駅からバスで行き、一番街の停留所で降りると、空に電線の無い町並みが出現し、江戸時代にタイムスリップです。


        時の鐘(ときのかね)

         


江戸初期の建築時から現在まで、時を告げる鐘の音が今も響いている、とのことです。


陶路子(とろっこ)で「さつまいもミニ懐石」を食べたくて、お店を探して行ってみると、お食事は予約制。

訪ねていったとき、10時半をまわっていましたが、予約は11時45分となり、それまで街を見学することに。



          川越市蔵造り資料館 明治26年建造

    


一番街に数々の蔵造り家屋が並びます。




          埼玉りそな銀行 川越支店 大正7年建造

       

ルネッサンス様式を基調にした青銅色のドーム屋根の建物。
第八十五銀行本店として建てられた、とのこと。


菓子屋横丁の 菓匠かとう で、川越名物のさつまいものお菓子を買ってきました。


      

蒸したてのお饅頭も勧められたので、1個90円、購入。

中がさつまいもあんのお饅頭をお店の中のテーブルで頂いていると、お茶を入れてくださいました。



          陶路子のさつまいもミニ懐石

     


お料理の写真はうまく撮れませんでした。

とてもおいしかったです。

1人前 1,900円(税込)です。


バスで川越駅に行き、帰途へ。

次回、川越に泊まるときは、今回のホテルではなくて、川越東武ホテルにしたいなと思いました。

茶和々 で 買った おみやげの「抹茶わらび」を 自宅で食べました。

なかなかの2日間でした。





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