暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

かかりつけ医の体調不良

2023-04-08 17:12:22 | 健康
何十年も神経科にかかっていて、クリニックが遠方過ぎて、クリニックを変えたこともあったし、医師が高齢を理由に後輩に引き継いだこともあった。
現在の神経科のかかりつけ医は、昨年の夏にコロナに罹患された後、体調がよろしくない状態が続き、新患を取らないことで調整されていた。

3月の予約日を前に、そのクリニックの受付から電話がかかってきた。

「先生が体調不良で、3月いっぱいクリニックを閉めます。
 内科のかかりつけ医がある方は、そちらで薬を出して頂けるか聞いてください。
 それができない場合は、2か所神経科のクリニックをご紹介するので、
 そこの患者さんの間を縫って、1~2分の問診で、今、処方している薬を
 処方してもらってください。」

ということだった。

先生の体調不良に備えて、薬は少し多めに頂いていたので、様子を見ることにした。

内科は2軒当たってみたが、薬は出せない、という回答だった。

本来の予約日から7日ほどして、いつものクリニックに電話をしてみた。

「3月末まで閉めるのは変わらないが、4月から代わりの先生が月水金で来てくれることになった」
ということだった。

待った甲斐があった。

4月7日に予約が取れた。

薬が途切れる心配はなくなった。


診察日、朝から行くと、その日からの代診なので、当日一人目の患者が私だった。

スピーカーからの呼び出しで、ドアを開けて診察室に入ると、髭の先生だった。



「このクリニックのR先生も、その前のG先生も良く知った仲です」
とおっしゃった。

いくつかの質問に答えて、慣れないパソコンを扱うため、受付の人を呼んで教わりながら、問診の入力と処方箋の出力をして、次の予約を取れた。

夫の慢性腎臓病の内科は、だいたいどこの内科のクリニックでも問題なく、薬の処方を全部してくれるが、神経科の薬となると、普通の内科では出せない。

3月末まで閉めると言われたときは、どうしたものかと思った。

というのも、私は、自治体の公費負担を受けて、診察料、薬剤料の窓口支払いは、1割でよいことになっている。上限額が決まっていて、同一月内に上限額に行くと、それ以上は支払わなくてよい。

だが、それには、医療機関と薬局を指定して登録しているので、他のクリニックでの診察、処方、薬局での薬剤の購入は、公費負担から外れているため、通常の3割負担をしなければならなくなる。

それで、困っていた。

でも、きのう、登録しているいつものクリニックで診ていただいたので、1割負担で受けてくることができた。
薬剤も同様で、他のクリニックの処方箋では、いつもの薬局で購入しても、公費負担が使えない。

結局、多めに頂いていた薬のギリギリのところで、間に合った。

医師も自営でやっていれば、体が資本の、かなり過酷な仕事だといえる。

一応、復帰はする、という予定だということだった。



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