暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

夫婦ふたりきりの最期は

2012-09-22 11:11:59 | 日記
この数か月ほどのあいだに、こどものいない私たち夫婦の最期はどのように、
締めくくろうかと話しています。

まず、直面するのが、一方の葬儀でしょう。

シンプルな葬儀を調べてみました。

今は、家族葬どころか、直葬というのがあって、火葬の可能な日まで、安置し
わずかな身内だけで、斎場で火葬するだけの葬儀も行われているようです。

私も、夫も、死後にお墓を守っていく人間がいるわけでなし、夫婦の残ったほうが
私の姉だけを呼び、病院から自宅へ遺体を連れ帰り、次の日には葬儀社の
安置場所に移し、直葬しようと話し合いました。

お墓も、公営の墓苑の合葬式の墓に納骨すればよいと、思っています。

戒名もいりません。

合葬墓なら、市が永代供養をしてくれますし、だれかが、一周忌だ、三回忌だと
悩まなくてもよいのです。

死後まで、お金をかける必要はない、誰も呼ばなくていい、と 夫は前から
言っていました。

確かに、私もそれでいいと思うようになりました。

エンディングノートも書き始めています。

あと数年後のことなのか、20年以上も先のことなのか、いつ突然その時が
訪れるのか、それまで、なんの準備もしないというわけにはいきません。



一人残されたら、さびしいでしょうね。
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なんのために・・・

2012-09-19 19:45:38 | 日記
1年以上夢中になっていたオンラインゲームのアメーバピグ 

一日の大半をピグで遊び、ピグの合間に家事をして過ごしていた。

この10日間くらいは、ほどほどにするように、自分で切り替えた。

実生活の充実のためでもあるし、しなければいけないことも、棚上げにしていたので、
夫の通院の付き添いや、映画館でいま人気の映画を見たり、夫の誕生祝の食事を
したり。。。

夫とふたりのどちらかが倒れてもわかるようにしておくノートを作成し始めて
みるなど。。。


ところが、数日前から、朝、目覚めると、
「なんのために、生きているんだったろう???」
と、まず思うようになってきた。

パソコンを触っていない時間は、テレビを見ている。

今年の4月から、日本史の勉強をしていた●会の添削を7月で止めて、自分で
学習していたが、大河ドラマの「平清盛」の時代を終えたら、今、特に勉強して
ドラマの背景を知る必要もなくなってきたので、また、次の必要なときがきたら
●会の資料を開いて、重点的に勉強をしようかと、思うようになって、
今では、日本史の勉強もそこそこになってしまった。


夫の腎臓病食を作っているが、最近では、夫が食べたいと言ってきた料理中心に
していたら、あまり、たんぱく質や塩分の調整がいいかげんじゃないか、と
思うようになり、また、私が厳密に制限していくことに戻した。


はぁ~、旅行も外食も夫の腎臓病のために、ふたりの老後の楽しみはどこかへ
行ってしまった。

夫が、からだじゅう、不安に思っている個所を、総合病院の中で、次々と診療科を
紹介していただいて、まわっている。

病院通いがひとつの仕事で、業務という感じだ。

しかし、それがなければ、まったくイベントが存在しない。


「なんのために生きているんだっけ???」
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