暮らしの差し色

慢性腎臓病の夫と二人、静かな生活です

おしん

2013-05-12 19:41:18 | 日記

今日、たまたまBSで放送している「おしん」を見た。

出演している俳優さんたちが若い!

あれは、私が20代の頃、放送していた。

小林綾子ちゃんの子役の頃の「おしん」は、何度もテレビで放送して、観る機会が
あったが、田中裕子さんの「おしん」は久しぶりだ。

昔放送していた頃は、おしんが成長して、田中裕子さんが演ずるようになってからの回は、
あまり詳しく見ていなかったので新鮮だ。

おしんに長男が生まれ、夫と洋服の仕立ての店を拡大し、事業がこれからというときに
関東大震災に見舞われる。


「おしん」が最初に放送されていた頃、ちょうど私は、病んでいて、家にいた。

働けなかった。

母は、綾子ちゃんのおしんを私に見させて、

「みてごらん、こんな子もいたんだよ」

と、ひきこもっている私に、喝を入れたいようだった。


日本も数十年前は、こんないたいけな少女が働かなければ、家族が暮らしていけない時代
であった。

いや、放送されていた頃は、数十年前だったが、いまでは、100年以上前か。

私が小学校の頃、「明治100年」と言っていた。

今は、「昭和88年」くらいか。


夫は、中学校を卒業すると、地方都市からではないが、金の卵の一人として、就職した。

高度経済成長を支えた働き手だった。

もう、引退して、年金生活である。


今の世の中は、子供を上の学校に入れてあげられる家庭ばかりになった。


夫は、高校に行くつもりでいたが、父親に、

「金がないから就職してくれ」

と、言われたので、就職したらしい。

でも、働きだして、暇だったので、夜間の工業高校に通った。


私は、結婚するとき、夫は工業高校を卒業して、電機メーカーに就職したのだとばかり
思っていた。

結婚してから、しばらくして、どうも話で、年代がちぐはぐになると、思ったら、
中学校を卒業して就職し、それから、夜間高校に入ったと知った。

ま、結婚生活をしていくうえで、結局それは、どうでもよいことだったが、
得をしたことがある。

厚生年金に、「長期加入者の特例」というのがあって、厚生年金に44年間加入した人は、
65歳にならなくても、退職して厚生年金の加入者でなくなっていれば、翌月からすぐに
満額を受給することができるのだ。

それで、私のうちは、助かっている。



下のバナーのクリックお願いいたします
  ↓

人気ブログランキングへ

こちらのバナーもクリックお願いいたします
  ↓
にほんブログ村 主婦日記ブログ アラ還主婦へ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする