じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ラッセル「幸福論」

2017-12-09 22:49:04 | Weblog
☆ 録りだめしてあったNHK100分で名著「ラッセル『幸福論』」を観た。面白かった。

☆ 不幸の原因の分析から、最後はどうすれば幸福になれるのかを、大きな視点から論じていた。

☆ 不幸の原因は、結局は「自己没頭」。「なるほどなぁ」と思った。不幸は自分自身がつくっていたのだ。外に向かって行動することによって、幸福への道が開けるってことだね。

☆ 哲学者らしい小難しさはあるけれど、最後の宇宙市民的視点は面白かった。なんか仏教の、中でも法華経の妙法の視点に近いような気がした。

☆ そこまで、そもそも「幸福」とはどのどのようなものかわかりにくかったけれど、ここまで来て初めて分かったような気がした。

☆ 自己の内部での統一、自己と社会との統一。宇宙的視点に立ってありのままに生きるってことが幸福なんだね。没頭できる何かをもつこと。そして社会との関りを大切にすること。言われてみれば当たり前のことだけれど、言われないとわからない。いいきっかけになった。

コメント    この記事についてブログを書く
« 二束三文 | トップ | 「ミッドナイト・エクスプレ... »

コメントを投稿