★ 中学校の期末テストが終わった。今回のテスト対策期間は長かった。苦労もしたがその分手ごたえも感じた。週明けから結果が返ってくる。
★ 中学校の期末テストが終われば、次は高校の期末テスト。そして冬期講座と続いていく。チラシを作り、「年末年始の予定」を渡し、受験生には12月31日から1月2日までの自習室の案内を渡す。足早に1年が過ぎる。
★ 伊集院静さんの訃報を聞き、伊集院さんのエッセイ「ねむりねこ」(講談社文庫)を手に取る。題名通り表紙の熊谷守一作「ねむりねこ」が印象的だ。
★ 「のほん」は「ねむりねこ」のあとがき。不安になったり、悩んだりするとき、「ねむりねこ」の絵をゆっくり見ていると、「何をそんな小事に悩む。生きている、それで充分、あと何がいるというのだ」と画家の声が聞こえると気がするという。
★ 素人とプロの違いの言及も参考になった。「プロは何が違うのか。それは人間そのものの違いにつきるのでは」という。
★ 金額などと言った「秤」に載らないものに本源的な価値があると言っているように感じた。
★ エッセイの中では「過ぎてしまえば・・・」が印象に残った。
☆ 有限の命もまた方便。締め切りのない論文は結局完成しない。日々、生きることそのことを楽しんでいきたいと思った。
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